鹿児島観光の穴場を紹介!未来、過去、今、島人を感じよう!

「銀色に輝くキビナゴが食べたい!!!」

と、思うのは私だけでしょうか。刺身から唐揚げ、なんとピザまでといった様々な料理で愛される夏の魚。
九州最南端にある鹿児島県は、国内では数少ないキビナゴの流通地域なんですね。

キビナゴは置いといて、今回は鹿児島県の穴場。
「島」についてのご紹介をさせて頂ければ思います。

鹿児島県は大小約600ある島があり、その数は全国で第2位となります。
1位は本州という括りなので、実質第1位ですね。

鹿児島県の島々と言えば。
湾曲した素晴らしい海岸、長寿の島「徳之島」、世界自然遺産の「種子島」「奄美大島」。
国内級の旅行とは思えない素晴らしさがたくさんありますね。

ちなみに鹿児島中央駅でお降りの喫煙者様。
西口を出てすぐ右に行くと、屋外喫煙所がありますので是非ご利用ください。

種子島

引用:種子島

面積445平方メートルと小さい島。
種子島と聞いてピンとくるのは、歴史の授業で「ポルトガルから鉄砲が伝えられた」ということくらい。
今ではロケット発射場がありますが、発射時しかニュースにならないのでピンとは来ない。

鉄砲=火縄銃の製作が始められた土地で、生産された火縄銃の名前が「種子島」です。
鉄砲間という施設があり、国産第一号銃や国内外の銃100丁を展示。
鉄砲の他、民族、文化、島の歴史を網羅することができます。

鉄砲もそうですが、歴史を感じられる種子島。
遺跡として残っているもっとも古い建物は、約3万5千年も前のこと。
縄文時代とか石器時代とか、日常生活では触れることの出来ない時代を目の当たりにします。

そして世界一美しいロケット発射場と呼ばれている、最先端科学の種子島宇宙センターもあります。
ロケットのことはもちろん、人工衛星についても学ぶことが出来るので、宇宙をより身近に感じられそうですね。

引用:種子島

何万年も前の歴史と近未来が融合と共存している種子島は、縄文時代の暮らしと現在の暮らし、宇宙と行き来をする暮らしが詰まった素晴らしい歴史を作るんでしょうね。
とてもロマン溢れた素晴らしさがあります。

種子島は北から南まで、新旧色々なスポットを巡ることが出来ます。
白い砂浜とエメラルドグリーンの海、このコントラストは絶景です。
ビーチは遠浅で、カヤックやダイビングなどのマリンスポーツが一年中楽しめますよ。

お土産には

安納芋やトビウオなど、食べ物もたくさん楽しめそうです。
お酒好きの方は、是非ご自分へのお土産として種子島焼をオススメします。

引用:鹿児島しま旅

一時期は姿を消してしまった種子島焼。
想像を絶する苦悩の末、再び私達の前に姿を現してくれたようです。

湯呑茶碗や花瓶、お皿や食器など生活に密着した物も多く、陶芸教室も予定しているのだとか。
素朴な感じですが、味があって特産品として認められる伝統もあります。

見た目はもちろんのこと、料理を盛り付けた見た目もこだわって作っているそうですよ。
訪れた際は是非、種子島DNAを購入してみてはいかがでしょうか。

種子島からは屋久島という島を見ることが出来ます。
近いのに遠くに感じる眺望は、とても幻想的で目を奪われることでしょう。
種子島自体が過去と未来を行き来する宇宙船のようですね。

屋久島

引用:鹿児島しま旅

面積が541平方メートルある屋久島。
541平方メートルというと山手線内面積の7倍あります(わかりずらい)。

日本初の世界自然遺産として約20年前くらいに正式登録されました。
植物や虫などの生態系についてかなり重要な変異があるらしく、それが決めとなっているようです。

自然大好きー!!って方にとって見れば宝島かもしれません。
動物学者さん達からは「類を見ない島」「人類の至宝」と呼ばれているみたいですよ。

そんな屋久島には「自然体験型施設」が数多くあり、屋久杉自然館や屋久島フルーツガーデンなど、なんと10施設超えとなります!!

その他、種子島と同じく学べるビジターセンターや資料館も豊富。
浜辺はもちろんのこと、滝や谷、温泉もたくさんあるので、長期滞在をオススメいたします!!

屋久杉自然館

屋久杉のすべてが分かる施設となっており、屋久杉の広辞苑って感じですね。
本当に日本なのかな?と思わせる建造物や、生き物のような杉の木があったり、私達が通常生活している中ではまずお目にかかれない物ばかり。

歴史ある島ということもあり、模型やパネル、工芸品などがたくさん見れます。
近未来の建物内で、歴史が詰まった模型などを観ると、すぐにタイムスリップした感覚になれるのではないでしょうか。

屋久島フルーツガーデン

フルーツガーデンと言うくらいなので、たくさんのフルーツがあると思いませんか?
そうなんです!!なんと1600~2000種の植物や南国果実があるんですよ!!

園内は甘いフルーツや花の香りで包まれており、入園者は案内サービス付きとなっております!
バナナやマンゴーなど、季節ごとにもぎたてのトロピカルフルーツやジャムを【試食】出来ます!!

(個人的には、もぎたてフルーツの大吟醸フルーツポンチを食べてみたいと思っています)

奄美大島

Photo by kochiyugi

鹿児島の「島」の中で一番有名なのではないでしょうか。
屋久島と同じく世界自然遺産にも登録されましたね。

空港内の喫煙所は3箇所中1箇所が閉鎖となってしまったので、喫煙者の方は到着ロビーを出たらすぐ左を目指しましょう。
レンタカーをご予約の際は、沖縄のようにレンタカーお迎えレーンがないため、5~10分くらい歩くことになります。

新型コロナウィルス感染症拡大前までは、毎年行われている「奄美まつり」が実に有名ですよね。
花火も上がるかなり大きい祭りとなっていて、名瀬付近は人で溢れかえります。

引用:奄美まつり

ダンデライオン奄美

引用:ダンデライオン奄美 You Tube

奄美と言えば海やボート、登山や洞窟探検と行ったアウトドアが観光のメインとなっています。
その中でのイチオシは「ダンデライオン奄美」です!!

本格的に泳ぎたい人、シュノーケリング初心者、ぶっちゃけ泳げない、何でも来いです!
ダンデライオン奄美には船長がいるのですが、船長は奄美育ちで、幼少期から島の海で遊んでいた奄美をとことん熟知している人物。
ツアー化されているので是非とも体験して欲しいと思います。

ただ1点、注意が必要。
観光にとって「時間」というのはかなり重要なファクターとなりますよね。

奄美空港は中心街の名瀬から少し離れた場所にあり、車で30分~40分ほど。
ダンデライオン奄美は名瀬から車で1時間くらい、バスで1時間30分弱かかるのでGooglマップを必ず確認してからスケジュール立てをしてくださいね。

黒潮の森マングローブパーク

ダンデライオン奄美への道中にある「黒潮の森マングローブパーク」。
リュウキュウアユ(何万年もの独自進化を遂げた魚)、シオマネキ(片手だけデカい蟹)、ミナミトビハゼ(ムツゴロウみたいなやつ)、ロウサギ(鳥)といった普段は見ることの出来ない生き物も生息しています。

引用:黒潮の森マングローブパーク

マングローブは、潮汐によって冠水される湿地に生育する珍しい植物となります。
黒潮の森マングローブパークは、国内で沖縄の次に規模が大きいんですよ。

なつかしゃや

大自然に囲まれた奄美ですが、やはり気になるのは食事ですよね。
観光地なだけにお食事屋さんはたくさんありますが、オススメのお店を1件ご紹介いたします。

お店??家??と思わせる外観と雰囲気、ご提供して頂ける新鮮な魚と山菜を使った郷土料理。
賑やかな商店街から少し路地に入るだけで、とても良いお店があるんです。
落ち着く空間ですが、ワクワク感はテールランプ並みに真っ赤に灯されますよ!!

Photo by kochiyugi

まとめ

  • 過去と未来を繋ぐバキューン!!と種子島
  • 歴史と自然が産んだ宝島
  • 奄美から人と自然の言伝を

国内で「島」と言えば沖縄以外は思い付かないかもしれません。

鹿児島以外にも北海道の礼文や奥尻、新潟の佐渡、長崎の壱岐など「島」だからこその魅力がたくさん詰まっているスポットがあります。

他都道府県にもたくさんの島々があるので、海を越えて常識を超えた観光をしたいですね。

小さな大陸に隠された宝石はたくさん存在すると思っています。

「島」観光する時は独特のコンセントレーションで臨むが醍醐味かもしれませんね。

是非、良き「島」観光を!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です