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日本酒発祥の地として知られている奈良県。
その奈良県に数ある日本酒銘柄の中から、私が紹介するのは葛城酒造の『百楽門』です。
日本酒発祥の地から生まれる『百楽門』とはどのような特徴があり、どのように造られているのでしょうか。
今回は百楽門の中でも特におすすめしたい3つの日本酒を、実際に口にした方の評価とともにご紹介します。
Table of Contents
『百楽門』とその蔵元「葛城酒造」とは?
百楽門は「大いに楽しんで愉快な宴の幕開けとなるおいしいお酒」をモットーに造られた日本酒。
百楽門を製造する葛城酒造株式会社は、奈良県御所市の葛城国定公園のふもとに明治20年に創業しました。
葛城酒造では、金剛山と葛城山系から流れ出た地下水が山に染み込み、自然ろ過されたお水を使用した日本酒を製造しています。
今回は百楽門の中でも特に注目したい『備前雄町』を使った日本酒を紹介します。
葛城酒造では近年最も歴史ある酒米『備前雄町』にこだわり、多くの日本酒を製造しています。
幻の酒米とも言われる「備前雄町」使用
雄町は酒米の中で最も歴史が古く、山田錦など多くの酒米の祖先と言われていますが、一時期幻の酒米と言われたほど貴重なお米でした。
雄町は成長が遅く病気にもかかりやすいため、とても栽培が難しい酒米だったからです。
ですがその難しい栽培をクリアしたのが、晴れの国と言われる程気候の安定した岡山県です。
現在流通している雄町の多くは岡山県の備前地域で栽培されたお米で、栽培地域の名前から『備前雄町』と呼ばれています。
備前雄町はふくよかさとお米本来の香り、旨味や酸味など幅のある味わいが特徴の酒米です。
備前雄町のお酒は熟成することで生まれる旨味がたまらない!
他の日本酒では味わえない美味しさなんだ!
葛城酒造ではその備前雄町にこだわり抜いた日本酒を多く製造しているのです。
入手困難!?備前雄町を使用したおすすめ日本酒3選!
葛城酒造の日本酒『百楽門』の中から、備前雄町を使用したおすすめの日本酒を3つ紹介します!
それぞれの日本酒を実際に飲んだ方々の評価も紹介するのでぜひ参考にしてください!
純米吟醸 中汲生原酒 雄町
百楽門の日本酒を語る中で忘れてはいけない『純米吟醸 中汲生原酒 雄町』。
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +3前後 |
酸度 | 2.1前後 |
アミノ酸度 | 1.8前後 |
アルコール度数 | 16度 |
『純米吟醸 中汲生原酒 雄町』は毎年4月頃に数量限定で販売される貴重なお酒です。
ジューシーなリンゴやメロンのような豊潤な香りと雄町のふくよかな旨味、程よい酸味と絶妙なバランスの日本酒となっています。
実際に口にした方の評価はこちら↓
販売されるとすぐに完売してしまうほど人気なのが評価からも伝わってくるよね。見かけたらぜひ一度は口にしてもらいたい。
特別純米 冴
辛口で人気の高い『特別純米 冴』。
精米歩合 | 60% |
日本酒度数 | +10前後 |
酸度 | 1.8前後 |
アミノ酸度 | 1.4前後 |
アルコール度数 | 16度 |
『特別純米 冴』は辛さが際立つ日本酒で、熟成させることで旨味が増すと言われています。
冴を実際に口にした方の評価はこちら↓
雄町の旨味と辛さのバランスが絶妙で美味いと高評価!個人的には角が取れて飲みやすくなるのでぬる燗がおすすめ。
爽夏生原酒
『爽夏生原酒』な名前の通りさわやかな夏にぴったりの日本酒。
精米歩合 | 60% |
日本酒度数 | +13前後 |
酸度 | 1.8 |
アミノ酸度 | 1.0 |
アルコール度数 | 16度 |
青りんごのような爽やかな香りとキレのあるのど越しが自慢の辛口生原酒です。
爽夏生原酒を実際に口にした方はどのような評価はこちら↓
まさしく夏にぴったりな爽快感のあるお酒との声が多いようだな。キンキンに冷やしたワイングラスで飲むとその美味しさをより感じられるのでおすすめ。
まとめ
今回は奈良の地酒『百楽門』をご紹介しました。
百楽門は葛城酒造が幻の酒米『備前雄町』にこだわった日本酒を取り揃えています。
辛口の中にお米本来の旨味が広がる、すぐに飲んでも熟成させてから飲んでも味わい深い日本酒です。
ぜひ一度百楽門を飲んで、備前雄町の旨さに触れていただきたいですね!
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- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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