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太陽がギラギラと照りつける毎日、額の汗を拭きながら「あっつー!」と声が漏れてしまいます。そんな日には、帰宅後の晩酌が美味しいだろうな~と考えながら仕事をすることもあるのではないでしょうか。
キンキンに冷えたビール、グラスに氷を入れて焼酎水割り、オシャレにワイン・・・それぞれお好みのお酒で一日の疲れをいやしていることと思います。
そのお酒のこと、もっと知ってみたくないですか?お酒の種類を知ることで、今飲んでるお酒にさらに愛着が湧きますよ。
この記事では、お酒の3つの種類について紹介します。
Table of Contents
醸造酒
ビール・日本酒・ワインなど
酵母?発酵?なんのこっちゃ!ですよね。
わかりやすく言うと、酵母っていうのは生きている生き物です。とっても小っちゃな生き物、微生物なんです。
生き物って、ごはんを食べないと生きていけませんよね。私も、ごはんが無いと力が湧いてきません。酵母は生き物なので、エサを食べないと生きていけないんです。そのエサが、糖分なんです。
ビールの原料は麦、日本酒の原料は米、ワインの原料はブドウです。
これらに含まれている糖をエサとして酵母が食べて、エタノール(アルコールの一つ)と二酸化炭素を作り出します。こうして、お酒になります。
醸造酒は、お酒の中でもアルコール度数があまり高くありません。
- ビール・・・5%程度
- ワイン・・・7%~14%程度
- 日本酒・・・15%~18%程度
お酒が弱い人には、「いやいや、十分アルコール度数高いでしょ」と思われるかもしれませんが、お酒の中では低い方なんですよ。
蒸留酒
焼酎、ウイスキー、ブランデーなど
「蒸留」って、中学校で習ってるんですけど覚えていますか?液体を熱して発生した湯気を冷やして液体にすることです。こんな実験したのを覚えていませんか?
- 日本酒を蒸留・・・米焼酎
- 白ワインを蒸留・・・ブランデー(樽詰めして熟成させる)
- 穀物から作った醸造酒を蒸留・・・ウィスキー(樽詰めして熟成させる)
醸造酒を熱することで、水よりもアルコールの沸点が低いので、アルコールが先に蒸発していきます。その蒸発したアルコールの気体を冷やして、よりアルコール濃度の高いお酒になる。だから、蒸留酒はアルコール度数の高いお酒が多いです。
- 焼酎・・・25度前後
- ブランデー・・・40度~50度程度
- ウィスキー・・・40度前後
一番アルコール度数の高いお酒はどれくらいか知っていますか?アルコール度数96度の「スピリタス」。
いや~、もうどんな味なのか想像ができません。ポーランドのお酒なんですが、そのまま飲むとのどが焼けるように痛くなるそうですよ。火種が近くにあると燃えてしまうので、火気厳禁です!
混成酒
リキュール、梅酒など
カクテルとかって飲んだことありませんか?美味しいんですよね、甘くて飲みやすくて。いろいろな味があって、種類も豊富ですよね。
よく知られているのはカシスやカンパリ、カルアなどのリキュールだと思います。とっても美味しくて、ついついジュースのように飲んでしまいがちですが、気をつけないといけないのは、しっかりとアルコールが含まれているってことです。
美味しいからと飲み過ぎてしまうと、気付いた時には深く酔ってしまっている、なんてこともあるので注意が必要です。
まとめ
- 酵母の働きを利用して作られる「醸造酒」 ビール、日本酒、ワインなど
- 醸造酒を蒸留して作られる「蒸留酒」 焼酎、ブランデー、ウィスキーなど
- 醸造酒、蒸留酒に甘味を加えて作られる「混成酒」 リキュール、梅酒など
あなたの普段飲んでいるお酒がどのように作られているのかわかったでしょうか。それぞれのお酒の作り方がわかれば、いつもの晩酌や飲み会の場でもそのお酒に愛着が湧くものです。
楽しいお酒ライフを楽しんでいきましょう。
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- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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