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「宮崎県って焼酎しかないと思ってたけど日本酒?聞いたことないなぁ。」と首をかしげそうになりますよね。今回紹介する日本酒は宮崎市に本社がある”雲海酒造”から販売されている宮崎限定の初御代(はつみよ)です。
私、地酒が好きなんです。旅行に行った時の大きな楽しみの一つで必ずチェックしますが、あなたはどうですか?その土地のお酒をその土地の料理で味わう。もう考えただけで修学旅行の一週間前のようなワクワク感で頭がいっぱいになってしまいます。
その土地でしか造られていない地酒というだけでレアな感じがありますが、初御代に限ってはそれだけではありません。なんと宮崎限定販売という超レアなお酒なんです。そんなプレミア感のあるお酒を見逃す訳にはいかないですよね。
「でも宮崎県限定って事はやっぱり簡単に手に入らないよね?遠いし気軽に行けない。」と思ったあなた。大丈夫です。手に入れる方法がちゃんとあります。しかもこの記事を読み進めていけば、しっかり歴史があって自由に楽しめるお酒だという事もゆるやかに分かってきます。
- 雲海酒造の紹介
- 初御代の紹介
- 手に入れる方法
- 一緒に食べたい料理
をご紹介していきます。
- 初御代の事を知りたい。
- 雲海酒造の事を知りたい。
- 限定という言葉に敏感。
- お酒をサイトやSNSでレビューしたい。
- 宮崎旅行でご当地のお酒が飲みたい。
雲海の下に隠れていた宮崎の宝を発見できるかもしれません。
Table of Contents
雲海酒造
そば焼酎や芋焼酎のイメージが先行していてただの酒造メーカーと思われがちですが、ひとことで言えば“商社”です。麦、米焼酎や梅酒、清酒、ワイン、ビール、ブランデーとかなり幅広いラインナップが揃っていて輸出も手掛けているんです。
その他にもメディアやイベントへの協賛、地元の蔵では様々なお祭りを開催し、森林づくりに加えてリサイクル事業にも取り組んでいたりと、数えればキリがありません。
地元宮崎を様々な方向から盛り上げ、そして古き良きものを維持していく。地域に密着していてフレンドリーな印象があります。
お酒の味を大きく左右する水に対してはこだわりがあります。
自然豊かな複数の場所に蔵を持っていて、そこからお酒に合う水を選んでおいしさを追求しているんです。綾蔵のある綾町は自然の豊かさが評価されて“ユネスコエコパーク”に登録されました。(2021年9月現在で国内10地域の1つ 文部科学省調べ)
また五ヶ瀬蔵のある五ヶ瀬町は、先人から受け継いできた技術や自然を守りながら地域を発展させている事が認められ、“世界農業遺産”に認定されています。(2021年5月現在で国内11地域の1つ 農林水産省調べ)
その他にも鹿児島県の北薩地域で一番高い紫尾山(しびざん)で磨かれた湧き水を使っていたりと、日本の中でも選ばれた特別な水を原料として活用しています。
初御代
「はつみよ」と読み、”最初の(初)天皇が存在していた時期(御代)”という意味があります。日本初の天皇と言われている神武(じんむ)天皇がまつられている宮崎神宮に奉る特別なお酒なんです。
奉るは”たてまつる”と読み、差し上げるという意味です。
初御代には常温保存が可能な本醸造(720ml、1800ml)と冷蔵保存が必要な本醸造 生酒(300ml)の2種類あります。
本醸造 初御代
香り控えめでスッキリしているので、料理との相性もバッチリです。しっかりしたコクや旨みもあり、キレがいいので飲み飽きない味です。
- 原材料:国産の米、国産の米麹、醸造アルコール
- 精米歩合: 65%
- アルコール分: 15〜16度
- 常温保存が可能
第一印象は大事なんて言われますが、このいで立ちを見てどんな印象を持ちましたか?レトロな雰囲気がじわじわと伝わってきませんか?最近はおしゃれなラベルを着飾った日本酒が多く販売されていますが、初御代を見ると“The・日本酒”という雰囲気を感じてしまいます。
宮崎県民の間でも焼酎が人気なので「えっ?ハツミヨ?何それ?」と、この存在を知らない人も多いんです。伝統あるお酒なのにもったいないですよね。冷酒でスッキリ、熱燗で旨みを楽しむ、その楽しみ方は自由です。
昭和初期に庶民の間で親しまれていたお酒で、生活の中に初御代がひっそりと存在していたようです。大ヒット映画の”ALWAYS 三丁目の夕日”は昭和33年の1958年が舞台なのでそれよりもさらに前の時代を指します。
「なんか古臭くて昭和な感じ。」という印象は正解だったかもしれませんね。私があなたに初御代をレビューするとしたらこんな感じになります。
このお酒からは、「流行りや時代に流されず、自分を曲げずに信念をつらぬく!」という声が聞こえてきそう!
これは私の主観になりますが、約100年前に親しまれて昭和の雰囲気ただようラベル。加えて宮崎限定です。
「私は宮崎の庶民から親しまれればいいんです。ラベルが変わればお年寄りの方が私を見つけられなくなるかもしれない。流行りの味やラベルは必要ないんです。」という声が聞こえてきそうでしたがどう思いましたか?
宮崎旅行に来たときはぜひ味わってほしいお酒です!
宮崎と言えば、チキン南蛮。鶏肉柔らかーい(o≧▽゜)o
— 相模守 銀尾 (@kumokili) July 20, 2019
お伴は、竹筒に日本酒をいれた「かっぽ酒」。本来は炙って燗にするそうですが、竹筒を凍らせた冷酒仕様です。
銘柄は初御代をいただきます。香り高くてうまーい(o≧▽゜)o#旅狐特命調査 #日向編 pic.twitter.com/gQQy72XYyr
宮崎を代表するこの組み合わせ!もう最高のひとことしかありません。
宮崎県民でも知らない人がいるお酒ですが、味わいはしっかりしていて料理との相性もいいです。どんな料理とマッチングさせるか自由に考えてみてくださいね。
昭和初期という冷蔵庫が冷蔵庫ではなかった時代に親しまれていたお酒なので、”常温保存が可能”という点はうなずけると思いますが、「ちょっと心配だなぁ。」と思ったらこちらを参考にして下さい。
本醸造 初御代 生酒
風味がしつこくなく酸味も控えめですが、旨みはしっかりしています。すっきり飲みやすいお酒で生酒特有のみずみずしさがありキレのいいお酒です。
- 原材料: 国産の米、国産の米麹、醸造アルコール
- 精米歩合: 65%
- アルコール分: 13.5度
- 冷蔵保存が必要
宮崎の酒、初御代の生酒でございます
— 家族家十入@ザザプラス師匠P (@33rdtraveler) May 23, 2019
香りは仄かで、お猪口にそそぐとすぐに飛散してしまうほどです
しかし味は力強く、宮崎名物の肉や牡蠣と合わせるには最適でございます!
焼酎文化の強い九州ですが、その中で作り続けられている日本酒は間違いなく素晴らしい銘酒でこざいますな! pic.twitter.com/ciQYnpMDCh
平成29年(2017年)、7月3日から販売をスタートし、蔵で開催されるお祭りでも味わえます。
さっきの印象とは違ってみずみずしさが伝わってきます。私は”宮崎の海”を連想しました。ビンの色が海で、ラベルが白い波といった感じでしょうか。え?宮崎の海を知らない?ではあなたも確認してみましょう。
どんな料理と合わせようか、考え始めたら軽く夜が明けてしまいます。またさっき常温保存で紹介した関連記事に生酒についての注意点も書いてあるので参考にして下さいね。
宮崎限定なのに通販が可能
なんと宮崎県内の酒屋さんがネット販売してくれていました!そのおかげで通販が可能なんです!アマゾンでの取り扱いはなく、楽天とYahoo!ショッピングから通販できます。
「でも天皇にお供えするお酒だし高いんでしょ?」と思いそうですが、そこは庶民に親しまれたお酒なので手を出しやすいです。
口コミがない
「迅速な対応でした。」 「梱包がちゃんとしてました。」というお店に対する評価はありますが、お酒に対する評価が2021年10月現在一つもないんですよ。今の時代口コミって大事ですよね。そこにあなたが誰よりも早く口コミをしたらどうなると思いますか?
「こんなお酒だったよ。」というあなたのレビューしかなかったら、それがみんなの判断の基準になるという事です。あなたの意見がみんなを左右する事は十分に考えられ、まさに自由そのものです。
「知らない日本酒だけどこれおいしそう。みんなの口コミってどんな感じだろう?」と、あなたも他の人のレビューを参考にする事があると思います。きっとその情報がない商品は購入を見送っていると思いますが、どうですか?
幸運にも通販が可能な初御代。これを自宅で楽しんで、みんなが参考になる情報をアップするチャンスは今かもしれません。
どんな料理と合う?
私の提案は、何でもいいです。「は?」と思ったかもしれませんが、さっき私が初御代をレビューした内容を覚えていますか?このお酒に関しては、自分がいいと思ったものをつらぬいていいと思いました。
確かにきき酒師的な視点から提案はできます。でも実際に食べてみて「ちょっと合わないかなぁ。」と後悔する可能性があるのも事実です。なので「これがいい!」とあなたが選んだ料理が最高の組み合わせになると思うんですよね。
- 初御代を宮崎旅行で地元の料理と楽しむも良し
- 通販して自宅で好きな料理と楽しんでも良し
- SNSや口コミを投稿するも良し
天皇に奉る特別なお酒で昭和初期に庶民に親しまれたお酒という2極を持ち合わせた初御代です。お正月などの特別な日や普段の何気ない日常と、どんな時でもどんな場所でもマッチングする最高のお酒なので、楽しみ方は自由です!
「お正月は特別なお酒がいいな。」と思っていたあなたにはこちらも参考になると思いますよ。「お酒に金!?」なんて子供達も驚くかもしれません。スパークリングのほかにもおすすめアイテムも紹介しています。
まとめ
- 初御代は神武天皇に奉るお酒です。
- 昭和のはじめ庶民に親しまれたお酒です。
- 選ばれた特別な水を選んでおいしさを追求しています。
- 本醸造 初御代は香り控えめでスッキリ、しっかりしたコクや旨みもあり、キレの良いお酒です。
- 本醸造 初御代 生酒は風味、酸味が控えめで旨みはしっかり。みずみずしくキレの良いお酒です。
- 通販が可能で口コミはまだありません!合わせる料理はなんでもOK!
初御代は宮崎の宝です!
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
有名銘柄はなかなか手に入らない!
日本酒好きじゃなくとも一度は耳にしたことがある「獺祭」や「十四代」といった有名銘柄。飲んでみたいと思っても、手に入れること自体かなり大変です。
しかし、ちょっとしたコツを知ることで入手できるようになるかもしれません。
⇒【唎酒師厳選】市場に出回らない幻の日本酒11選と入手方法を見る使ったあとの徳利、ちゃんと洗えてる?
首元がキュッと細くなった特徴的な形をしている徳利。スポンジも入らないし、水と洗剤を入れてシャカシャカして終わり!…えっ、ホントにそれで大丈夫⁉
中の汚れを目で確認することもできないし、何より乾きづらい徳利は、ちゃんと洗えていないとカビが生えてしまうことも。そんな徳利で日本酒を飲んでいるとしたら…?
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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