日本酒ライフ、満喫していますかー?
私は毎晩、めちゃくちゃ美味しい日本酒を飲めています!
美味しい料理に美味しい日本酒、最高です!
今ではさまざまな日本酒についての情報をお伝えしていますが、昔はそうじゃなかった。日本酒の飲み方も知らなければ、選び方もわからない、そんなただの酒好きだったんです。
そんな私がどうやって日本酒と出会い、その魅力に気付き、日本酒の変態になるまでのストーリーを紹介します。
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KAZUのプロフィール:初めてのお酒との出会い
改めまして、私のプロフィールに興味を持っていただきありがとうございます。
生まれてから現在までのお酒との出会いを詳しく紹介していきます。
私が生まれたのは滋賀県の琵琶湖近辺。
お酒好きの父と全くお酒が飲めない母の元に生まれました。
小学生時代は休みの日になると友だちと近くの池に魚釣りに行くことが多かったです。
釣った魚をシートの上に並べて、どれだけ釣れたか競い合っていました。
ブラックバスを約40匹釣った時は嬉しかったですね~。
18歳で就職して家を出るまで滋賀県で育ちました。
お酒の味を知った日
実は、初めてお酒の味を知ったのは小学校高学年の頃なんだ!きっとあなたも同じような経験してるはず!
私の父は毎晩晩酌をする人でした。母は、ほんの少しお酒を口に入れただけで顔が赤くなって酔っぱらってしまうほどお酒が飲めません。
父は仕事から帰ってくると、毎晩必ずお酒を飲んでいました。疲れた~と言いながらめちゃくちゃ美味しそうに飲むビール。毎晩その光景を見て育ちました。
子供ながらに、その美味しそうなビールはどんな味がするんだろう?といつも気になって、父がビールをゴクゴク飲む姿をジッと見ている毎日。
ある日、父の目を盗んで、ビールの泡をほんのちょこっと指にとって舐めてみたんです。
にっがー!何が美味しいのコレ⁉
めちゃくちゃ苦い!そしてマズイ!
こんな苦くてマズイもんをなんであんなに美味しそうに飲んでいるのか、小学生の私には全く理解できませんでした。
あ~マズ!こんなんよりコーラの方が100万倍美味しいわ!
本気でそう思っていました。そんな私とお酒の初めての出会いでした。
そこからはしばらくお酒に全く興味を持たなかった私。小学生なんで当たり前ですがね(笑)
時は過ぎて、私が中学生の頃。私はここでも新たなお酒の味を知ることになります。それが私がのちに変態的に好きになる日本酒!
私の父は、ビールのあとには必ず日本酒を飲んでいました。
中学生頃になると、今度は父が美味しそうに飲む日本酒が気になって仕方なかったんです。
小学生の頃に経験したビールの苦さが強烈に記憶に残っていたんですが、日本酒はパッと見た感じは水みたいだし、もしかしてビールとは違って美味しいんじゃないか?そう思うと、確かめたくて仕方ない!
ビールと同じように、つまみ食いならぬつまみ飲みをこっそりしたら、今度は口の中がカーッと熱くなった!
指についたほんのちょこっとの量なのに、お酒感がめちゃくちゃ強い、舌がなんか熱くなってるような感じする!
よくこんな強いお酒を毎日飲めるな~
そんな風に思っていた子供時代。このころはまだ、将来自分がお酒を楽しんでいる姿なんて全く想像していませんでした。
お酒を好きになったきっかけ
高校卒業と同時に就職して社会人になり、歓迎会や送別会、忘年会などお酒を飲む機会は多くありました。勤めている会社は飲み会が多く、上司にも飲みニケーションが大事だと思っている人も多くいたので、必然的に飲む機会が多くなった。
私自身も子供の頃のつまみ飲みの時代からは大人の味覚に成長し、ビールや日本酒もそれなりに飲めるようになっていた。でもまだお酒が好きだという感覚は無かった。飲み会に行けばお酒を飲むという程度。
20代の頃、当時の勤務地は北陸。
寒い冬の夜、同僚と帰宅中に「熱燗飲んでいかねえ?」と二人で居酒屋へ行くことに。
まだ当時は若かったのでお金もなく、手っ取り早く酔えて体も温まる熱燗を頼むことに。
その時飲んだ熱燗がめちゃくちゃ旨かった!
冬の冷たい空気が体を芯まで冷やしていたので、一口飲んだ瞬間に口の中、喉、胃、そして体の中から指先、足先までジワジワと温まっていく感覚がたまらなく気持ちよかったのを強烈に覚えています。
あぁ~、美味しい~。あったかい~。
この時はじめて「日本酒って美味しい」と心の底から思った。
このきっかけが、私を日本酒好きにさせました。
酔えたらOKだった時代
日本酒の美味しさに気付いてからは、夕食には必ず日本酒を飲むようになった。
週末には近所のスーパーで、晩酌用の日本酒を選ぶのが楽しみだった。
日本酒を好んで飲む人が多い北陸という土地柄、近所のスーパーでもたくさんの日本酒が取り扱われていて、どれを飲もうか迷うほどだった。
日本酒を選んでいて驚いたのは、種類によって値段の差がかなりあるということ。
高そうな日本酒はラベルにも風格があるな~と感じていた。
当時まだ20代だったこともありあまりお金もなく、とりあえず安い日本酒をメインに買って飲んでいた。
仕事も忙しく、朝早くから夜遅くまで仕事していた。会社の中でも中堅と呼ばれるような歳になり、朝早くから夜遅くまで働く。家に帰ってからは、いつも楽しみだったはずの日本酒も酔えればいいだけの飲み物になってしまっていた。
しかも、「冷やして飲む」か「温めて飲む」かしか飲み方を知らなかったので、どんな日本酒でも夏は冷酒で、冬は熱燗で飲むことしか頭になかった。
そう、私は日本酒の美味しい飲み方をしらなかった。
ただただ毎日の疲れを癒すために、酔えればいい存在になってしまっていたんです。
めちゃくちゃ美味しい日本酒との出会い
酔うためだけに日本酒を飲んでいた頃、当時の彼女(今の妻)と一緒に行ったお寿司屋さんで衝撃的な出会いをした。
彼女の名前はゆはな。
はじめまして!妻のゆはなです!
私とゆはなは共にお酒が大好き。デートもいつも居酒屋だった。
この日は、久しぶりに美味しいお魚が食べたいということで、ちょっと奮発してお寿司屋さんを選んだ。
二人でカウンターに並んで座り、お刺身の盛り合わせと寿司を適当ににぎってくださいと注文。
ゆはなは無類のビール好きで、この日も美味しそうにジョッキをグビグビと飲んでは「美味しい~!」とご満悦。
私もゆはなにあわせてビールを飲む。
ジョッキ1杯を空けたところで、
せっかく刺身にお寿司があるから、日本酒飲まない?
普段は日本酒はほとんど飲まないゆはなに提案してみた。
頭痛くなるからあんまり飲まないんだけど・・・ちょっとならいいよ!
と、日本酒を頼むことに。
私たちのやり取りをみて、板前さんがおすすめの日本酒を選んでくれた。
日本酒を飲み慣れていないならこれがおすすめですよ!お刺身にもとても良く合います。冷やしてあるので、とても飲みやすいはずです。
この日本酒がめちゃくちゃ美味しかった!残念ながら銘柄は覚えていないんだけど。
一口飲んでみたら、日本酒のカーッとくる感じはあるのに、すごく飲みやすい。お酒なんだけど、水みたいだなと感じた。
匂いも日本酒っぽさがなくて、なんとなく洋ナシみたいな香りがしたのが強烈に印象に残っています。
あ、これ美味しい!
ゆはなにも日本酒の美味しさが分かった瞬間だったようだ。
刺身と寿司を食べ終わり、次はブリの照り焼きを注文。
せっかくなら他の日本酒も飲んでみますか?
と板前さんから提案され、お願いすることに。
ブリの照り焼きと一緒に出されたのは、徳利に入った日本酒。お猪口は2個。
ブリの照り焼きにはこの日本酒が合うと思いますよ。
ブリを口に入れ、お猪口の日本酒をちょっと飲む。
ん?いつも飲んでる熱燗よりもぬるい?・・・でも、美味しいな。
いつも私が飲んでいたのは、レンジでチンして温めたアツアツの熱燗だった。
でも、この徳利に入った日本酒はほんのりあったかい程度。
ぬる燗にしてみました!
ぬる燗⁉何それ⁉はじめて聞いたけど!アツアツのしか飲んだことない!
衝撃でしたね、ぬる燗。
冷やした日本酒とアツアツの日本酒以外の飲み方があったなんて!
そして、板前さんから日本酒はいろんな温度で楽しめるということを教えてもらった。
しかも、一緒に口にする食べ物にも合う日本酒・合わない日本酒があることを教えてもらった。
この話を聞いて、心がワクワクしてきた。もっともっと日本酒のことを知りたいと思った瞬間です。
日本酒に対する価値観が変わったのが、この寿司屋での日本酒との出会いです。
自分では美味しいお酒を選べない
それからは、いろんな種類の日本酒を飲むようになった。
ラベルで選んでみたり、 直感で選んでみたり。日本酒の種類のことはよく分かっていなかったので、 そういう風に選ぶしかなかったんです。
ただ、日本酒は当たり外れが多くて、美味しい日本酒に出会えることもあればそうでないこともあったんだ。
できればいつも美味しい日本酒を飲みたいと思っていたけど、同じものばかり飲むのは嫌だし。
そうなると、いろんな日本酒に挑戦するんだけど、残念ながらマズイ日本酒に当たることもある。
はずれだったらどうしようという迷いがいつもありました。
そう私はおいしい日本酒の選び方を知らなかったんです。
いつも、一か八か、美味しくあってくれと神頼みするような感じで選んでいました。
そんな時、プロが美味しい日本酒を選んでくれるっていう、まさに私のためにあるようなサービスを見つけました!もう、これはプロに頼むしかない!そう思い、日本酒の宅配をお願いすることに。
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美味しいお酒の基準がわかってきた
日本酒選びをプロに頼んだことで、毎日美味しい日本酒を飲めるようになった。
毎日の晩酌時間がすごく楽しみになったし、お酒についての知識も格段に増えた。
サケタクは日本酒が届くだけじゃなく、日本酒に関するめちゃめちゃ細かい情報も一緒に届く。それを見ながら飲んでいるうちに、どういう日本酒が美味しいのかっていうのも分かってきた。
お店で日本酒を選ぶ時の自分の中での基準もできてきた。そして、届く日本酒に合わせたおつまみが付いてくるのも、私にとってはめちゃくちゃありがたかった。
日本酒の種類によって合うおつまみ・合わないおつまみがあるんだよね。そんな中、日本酒選びに加えておつまみも自分で選ぶっていうのは、結構難しいしめんどくさい・・・。
どうやって合わせればいいのかとかを考えるのはとても面倒くさいことだった。
だけど、美味しい日本酒をより美味しく飲むためには、おつまみも選ばないといけない。
サケタクでは日本酒に合わせたおつまみが付いてくるのでめちゃめちゃ楽!
おつまみ選びが難しい!面倒くさい!と思っている私のような人にはサケタクがピッタリだよ!
日本酒のことをもっと知りたくて唎酒師になる
サケタクのおかげで毎日美味しい日本酒を楽しめるようになった私は、さらに日本酒について詳しく知りたいと思い資格を取得することにしました
その資格が唎酒師。
ワインで言うソムリエみたいなものですね。日本酒のソムリエって感じです!
美味しい日本酒の選び方や料理に合わせた日本酒の提供、それぞれの好みに合わせて日本酒選んだりどういう飲み方があるのかなど、日本酒に関する幅広い知識を得る事ができました。
唎酒師を取得したおかげで、毎日飲む日本酒も美味しいものを選べるようになったんだ!何より嬉しかったのは、妻のゆはなが好むような味の日本酒を選べるようになったことかな。
ホント、いつも私好みのドンピシャな日本酒選んでくるよね!
好きな料理に合わせて日本酒を選んだり、二人で一緒に日本酒を楽しむことができるようになった。
もう人生最高です!
毎日の晩酌が楽しみで楽しみで仕方ありません!
今夜はどんな日本酒を飲もうか、ゆはなの作ってくれる晩御飯にどんな日本酒を合わせようか、そんなことを考えながら毎日仕事をしています。
このサイトのコンセプト
このサイトを通して一人でも多くの方に日本酒の良さを知ってもらいたい、 それが私の想いです。
日本酒はなかなか飲みづらいと思っている人も多いんじゃないかな?
日本酒好きの人でも、美味しい日本酒にまだ出会えていないという人もいるはず!
理由の一つとして、日本酒がまだ身近な存在じゃないことがあるかもしれません。
そんな方に、このサイトを通して日本酒の良さ、おいしさ、楽しみ方を知ってもらい、普段の晩酌の 飲み物の一つとして日本酒が加わってもらえればいいなと思っています。
他にも、このサイトでは九州・沖縄の日本酒について詳しく紹介しています。
実は妻のゆはなの出身が九州ということもあり、宮崎県にマイホームを建てたんだ。
私にとっては九州は、縁もゆかりもない土地だったんですが、住めば都!人の優しさ溢れる素敵なところです!
そんな私の住む宮崎、そして九州・沖縄の日本酒をぜひ皆さんに知ってもらいたいと、九州・沖縄の日本酒についてどこよりも詳しく紹介されているサイトを目指しています!
皆さん、九州・沖縄といえば焼酎や泡盛が真っ先に頭に浮かぶのではないでしょうか?
確かに焼酎や泡盛が人気がありますし、よく飲まれているのも事実です。
ですが、あまり知られてはいないかもしれませんが日本酒もあるんですよ。
九州や沖縄の日本酒なんて美味しいの?そんな暖かいところの日本酒なんて美味しいの?
と思うかもしれませんが、実はめちゃくちゃ美味しい日本酒がたくさんあるんです!
まだ出会ったことのない九州・沖縄の日本酒に興味を持って頂けたら嬉しいです!
- 有名銘柄はなかなか手に入らない!
日本酒好きじゃなくとも一度は耳にしたことがある「獺祭」や「十四代」といった有名銘柄。飲んでみたいと思っても、手に入れること自体かなり大変です。
しかし、ちょっとしたコツを知ることで入手できるようになるかもしれません。
⇒【唎酒師厳選】市場に出回らない幻の日本酒11選と入手方法を見る
- 使ったあとの徳利、ちゃんと洗えてる?
首元がキュッと細くなった特徴的な形をしている徳利。
スポンジも入らないし、水と洗剤を入れてシャカシャカして終わり!…えっ、ホントにそれで大丈夫⁉
中の汚れを目で確認することもできないし、何より乾きづらい徳利は、ちゃんと洗えていないとカビが生えてしまうことも。そんな徳利で日本酒を飲んでいるとしたら…?
今では日本酒を心の底から愛する日本酒の変態ですが、そうなるまでにはたくさんのお酒との出会いがありました。