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日本酒を飲んでいるときって気持ちがリラックスするので考え事をしてしまう時ありますよね。考えているうちに様々なアイデアが浮かぶことってありませんか?今回、私は日本酒を飲みながら日本酒って海外でどんな反応をされているんだろうと疑問が浮かび上がりました。
実は日本酒は海外でとても好評で、日本酒のために来日する外国人の方がたくさんいるんです。
今回、日本酒と海外の反応について調べてみたら、海外の人が日本酒についてどう感じているのか、日本酒を初めて飲んだ時のリアクションがより近い視点で感じる事ができてとても新鮮でした。日本でも海外の方に向けた日本酒を使用した地域活性の取り組みもあるようなので、そこにも触れていきたいと思います。
この記事を読むことで、普段、日本酒を飲む人であれば新しい角度から見る日本酒のリアクションにとても楽しむことができると思います。更に日本酒に対する海外の反応や海外での日本酒がどういった評価などがわかるようになって海外の友人に日本酒の良さを伝えやすくなるかもしれません。
是非見ていってくださいね。
Table of Contents
海外と日本酒の関係性
日本酒は海外で「SAKE」と言われて親しまれていますよね。2013年に和食が無形文化遺産に登録されてから和食ブームが起きて、日本酒の評価がどんどん上がっています。それと同時に輸出量もどんどん増えていて、世界で日本酒は大きく盛り上がっています。
日本酒の美味しさに驚いて、酒蔵の見学や日本酒を飲むことを目的として海外から日本へ旅行にくる人もたくさんいます。
2014年にアメリカのオバマ大統領が来日した際に、安倍晋三元首相が日本酒をプレゼントした事も有名でかなりインパクトがありました。日本に住んでいる私も飲んでみたいと思うのですから、海外の人だって絶対に飲んでみたいハズですよね。
海外から来た人の日本酒を飲んだ時のリアクション
日本酒が海外で親しまれている所までわかりましたが、実際のところ、どのような反応をするのか興味がわいてくると思います。実際に動画をご覧になって日本酒を飲んだ海外の人がどのようなリアクションをするのか見ていきましょう。
3:45~から日本酒を飲んだ時のリアクションが流れます。
後半はこちら(1:50~から日本酒を飲み始めます)
動画からの考察
動画を見て頂ければわかるように、表情やコメントからとても気に入って頂けているのがわかりますね。この動画では獺祭と新政の飲み比べといった内容ですが、どちらを飲んでもとても美味しそうに飲んでいます。
この動画をみて私が感じた感想は大きく3つあります。
- 味の感想がそれぞれとても豊かで明確。
- 日本酒はすべての国で普及している訳ではない(あまり飲んだことがないといったスペインの人と、よく飲むといったシンガポールの人がいる)
- ほとんどの人が日本酒に興味を持ち話を聞いている。
動画に出ているほとんどの人がソムリエの様に風味や特徴を喋っています。これによって、人に味わいを伝わりやすくなるので海外での日本酒は美味しさが広がりやすいのかなと思いました。
また、日本酒が海外で飲まれているかという質問に飲むと答えた人やあまり飲まないと答えた人がいることから、これからもっともっと市場規模が大きくなることが予想できます。なにより、真剣に日本酒の説明を聞いている人がほとんどで多くの海外の人が興味関心を持っていることもわかります。
マサイ族が日本酒を飲んだ場合
次に見て頂くのはマサイ族が日本酒を飲んだときのリアクションがわかる動画です。飲んでもらうのは日光一文字という日本酒です。お酒を地面に垂らしてから飲む習慣なんてビックリですよね。
何よりも素晴らしいのは飲んだ時のリアクション、とても素晴らしくて見ていてこちらも楽しく笑顔になってしまいますよね。
海外にも酒蔵ができて日本酒(SAKE)を作っている
海外の方にもとても好評な日本酒ですが、海外に酒蔵ができて日本酒を造っている所もあります。ちなみに、海外では日本酒はSAKEと言われています。その形は様々で、お米や水をすべて自国で賄うところもあれば、お米だけを輸入して酒造りをする所まで様々です。
海外から日本へ酒造りを学びに来る人や、日本の酒蔵と共同で酒造りを行う会社、日本から海外で酒蔵を作るところもあり日本酒のブームはこれからもどんどん伸びていきそうですね。海外では水の硬度やお米も違うので、新しい味わいのSAKEが生まれそうで楽しみです。
少しだけ、海外にある酒蔵をご紹介します。
海外にある酒蔵(酒造所)
ワカゼ(パリ)
日本のベンチャー企業が日本酒を世界酒にするためにパリで立ち上げた酒造所です。フランスのお米カマルグ産のジャポニカ米を使用し、ミネラルの多く含まれた地元の硬水を使用して作り上げています。また、酒造所にはテイスティングスペースを設けて出来たての日本酒を味わうことができます。
デザインもポップで可愛らしく、パリっぽさがありますよね。
YK3 SAKE(カナダバンクーバー)
ブリティッシュコロンビア州リッチモンドにある酒造所です。お酒を作る職人の杜氏(とうじ)は春日井義明さん、長野、滋賀、バンクーバーでお酒を造っている方です。
「Yu(悠)」というブランドのお酒を造っていて、カリフォルニア産カルローズ米を使用し、バンクーバーの雪解け水を水源とする水を使用して作られています。
将来的には日本への逆輸入も考えているようなので、いつか日本で見る事ができるかもしれないですね。
サン マサムネ(オーストラリア)
サンマサムネはオーストラリアに酒造所を作っていて、オーストラリアの会社と日本の企業が合同で立ち上げています。GO-SHUというお酒が有名で、アマルーという品種のお米と、自然豊かな環境で採れる軟水を使用しています。
GO-SHUは日本でも稀に飲食店で見ることができるお酒です。海外から来たと覚えておけば自然に飲みたくなるお酒ですね。見かけたら是非とも注文してみてくださいね。
日本酒の輸出量
海外で日本酒がとても人気であることがわかると思いますが、日本酒の輸出量もすごいです。なんと11年連続で輸出総額を更新しており、留まることを知りません。このコロナ過であっても売り上げを伸ばしているのには驚きますね。
それだけ海外の人たちから美味しいと評価されていて、ワインやウイスキーのように家でゆっくりと飲むお酒として海外でも認知されているのではないでしょうか。確かに、先ほどの動画でも自宅でご飯に合わせて飲んでみたいという声が上がっていましたね。今後の日本酒にも期待していきたいと思います。
日本酒ツーリズム
日本酒ツーリズムというのは、日本酒をもっともっと知ることができる酒蔵ツアーに近い物です。酒蔵ツーリズムとも言われています。酒蔵ツーリズムについて観光庁の理念を説明します。
<酒蔵ツーリズム®の基本理念>
●酒蔵ツーリズムとは、酒蔵解放や酒蔵体験、日本酒をテーマにしたイベント、スタンプラリーなどの仕組みづくり、外国人向けツアーのプロデュースなど実施規模も運営主体も異なる様々な取組や他の観光資源との連携を目指す。
●具体的な取り組みにあたっては、地域一体の取り組み、異業種連携通年型の観光続性の確保などに留意しつつ地域活性化を目指す。
引用:観光庁HP
つまり、酒蔵を見学してどのように造られているかを聞いて、その現地の町並みや雰囲気を楽しむことができる日本酒を使った地域活性の活動です。もちろん海外の方だけでなく日本の人でも参加可能です。
海外から日本酒へ来た人は多くの人が日本酒に興味があるようなので、こういったイベントは地域の活性化にもなるのでとても有効だと思います。酒蔵を周る旅とかできたら面白そうですね。機会があれば挑戦してみてはいかがでしょうか?
まとめ
- 日本酒は2013年の和食ブームにより認知され注目された
- 海外からの味の評価も好評で、飲んだことの無い人も美味しいと感じる
- マサイ族も大満足
- 海外に酒蔵を造り海外でSAKE(日本酒)が造られている
- 日本酒の輸出量は留まる事を知らない
- 日本酒ツーリズムといって酒蔵を見学するツアーで地域活性化が図られている
いかかでしたでしょうか。日本酒は海外から予想を超えて大好評でした。味ももちろん高評価ですが、そこから更に先で酒蔵を海外に作ったり酒蔵ツアーで地域活性を計ったりなど日本酒を通じた世界とのつながりにはとても驚かされました。
これからはきっと日本酒の新時代がやってくるのかもしれません。楽しみに待ちたいと思います。
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
有名銘柄はなかなか手に入らない!
日本酒好きじゃなくとも一度は耳にしたことがある「獺祭」や「十四代」といった有名銘柄。飲んでみたいと思っても、手に入れること自体かなり大変です。
しかし、ちょっとしたコツを知ることで入手できるようになるかもしれません。
⇒【唎酒師厳選】市場に出回らない幻の日本酒11選と入手方法を見る使ったあとの徳利、ちゃんと洗えてる?
首元がキュッと細くなった特徴的な形をしている徳利。スポンジも入らないし、水と洗剤を入れてシャカシャカして終わり!…えっ、ホントにそれで大丈夫⁉
中の汚れを目で確認することもできないし、何より乾きづらい徳利は、ちゃんと洗えていないとカビが生えてしまうことも。そんな徳利で日本酒を飲んでいるとしたら…?
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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