※プロモーションを含みます
- スッキリ飲める日本酒が好き
- クセのない日本酒が好み
- 精米歩合の低い日本酒を好んで飲む
お月見と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
うさぎ、真っ白なお団子、ススキ、夜風、静寂、月明かり、虫の音…色んな想像や言葉が連想されますよね。
特に秋の風景が浮かんできませんか?それは秋は最も月が美しく見える季節だからなんです!日本のお月見文化「中秋の名月」もあります。
なるほど!秋のお月見が重宝されるのも納得だね!
お団子がメインになりがちですが、実は秋のお月見用に用意された日本酒が存在しているのをご存じですか?なんと30年以上支持されているロングセラー商品です。
ご紹介するのは全国指折りの銘酒「久保田」「朝日山」で有名な蔵元、朝日酒造が造る季節限定商品の純米大吟醸「得月(とくげつ)」です。
涼しい風に吹かれながら盃にお月さまを映して味わうように、秋のお月見を楽しんでもらえたらと願いを込められた、秋だけの粋な日本酒です。知らないのはもったいないですよ!
新潟県産米「ゆきの精」を28%まで磨き、淡麗かつ旨味と甘味が特徴の純米大吟醸酒です。これを読めば、得月の口コミ、購入方法、蔵元についても知ることができますよ!
年で一番鮮やかに輝く秋のお月さまを感じながら味わえるお酒として人気のため、入手困難なお酒でもあります。さっそくチェックしてみましょう。
そんな素敵なお酒があるの?!ぜひ知りたいわ♪
Table of Contents
純米大吟醸「 得月 」はどんな日本酒?
さっそく純米大吟醸「得月(とくげつ)」を詳しく見ていきましょう。
種 類 | 純米大吟醸 |
原料米 | ゆきの精 |
精米歩合 | 28% |
度 数 | 15度 |
容量/価格 | 720ml 4,370円 (税込4,807円) |
「ゆきの精」を原料米に、精米歩合28%まで磨き上げました。
スッキリ淡麗で上品な香りと旨味のある純米大吟醸酒。クリアで優しい味わいです。
毎年9月だけ出荷される季節限定商品です。中秋の名月を見上げながら、軽く冷やして味わうのが蔵元オススメの楽しみ方です。
精米歩合28%?!ってすごいね、思わず二度見しちゃったよ!得月をもっと知りたいな!
こだわりの酒米
「得月」の酒米は、1989年命名され翌年登録された新潟県産米「ゆきの精」という品種が使われています。寿司飯や酒米に向いている品種です。
『得月』は、母方に越路早生、父方にコシヒカリの血を受け継ぐ、新潟県産米「ゆきの精」を28%まで磨いて醸しました。
引用:朝日酒造株式会社
三昼夜時間をかけて、米が砕けないように精米歩合28%まで磨かれています。
右の写真でみると、まん丸のお月様のようですね。(商品を購入すると、かわいらしい精米見本が付属品として付いてきます。)
これを一カ月ほど低温でじっくり発酵させて造られます。
「 得月 」の由来は?
「得月(とくげつ)」の名前は、日本ではあまり聞きなれない言葉ですよね。実は、中国の蘇鱗(そりん)という人が詠んだ詩からきています。
中国の蘇鱗が詠んだ「近水樓台先得月」(水に近き楼台は先ず月を得る)に由来します。得月には、水面に映った月を見るという意味を含んでいますが、広く“お月見”においてお楽しみいただけたらという想いを込め引用しました。
引用:朝日酒造株式会社
お月見の起源は中国の唐時代、旧暦8月15日に月を鑑賞する「中秋節」といわれています。旧暦8月(新暦で8月下旬~10月上旬ごろ)は、空気が乾燥するため月が鮮やかに見え、心地よく月見ができます。
平安時代にこの祭事が伝わり貴族の間で流行。舟で歌を詠み、宴や月見酒を楽しみました。そんなふうに盃に注いで映る月やお月見を楽しんでもらいたいという願いが「得月」に込められています。
江戸時代から庶民にもお月見文化が広まって収穫の感謝を伝える行事になり、祭壇にススキを飾って団子やお酒を供える習慣は今に至ります。
1年で最も明るく美しい月が見られる旧暦8月15日は「中秋の名月」と呼ばれ、お月見に絶好の機会です。お月見と「得月」、一緒に楽しんでみたくなりますね。
ラベルとパッケージにも注目!
ラベルは新潟市の書家、坂爪叟玄(そうげん)氏によって書かれています。流れるような書体は幻想的で、秋の夜を照らす存在感ある月のようです。
パッケージは鳥獣戯画をもとにうさぎが月見をして宴を楽しむ様子が描かれ、ここにも月見酒を楽しんでもらいたいという思いが表現されています。箱の側面4つをつなげてみると、一枚の美しい絵になって面白いです。
いつから登場?
「得月」が登場したのは1990年(平成2年)の9月からです。精米歩合28%という高度精白(米を磨いて白くすること)は当時珍しく、「得月」純米大吟醸はその先駆けとなり日本酒業界に影響を与えました。
以来、30年間以上も人気商品となり、秋限定の楽しみの一つとして心待ちにされているファンも多くおられます!
純米大吟醸「 得月 」の口コミ
「得月」の口コミをさっそくチェックしましょう!評価はプラスとマイナス、どちらも調べてみましたのでぜひ参考にしてください。
コンセプトも素敵だけど、味わいはもっと気になるわ♪
高評価の口コミ
絶賛されている方は多く、秋恒例の楽しみになりそうだという方もいました。売り切れを心配するリピーターの方もいるくらい人気です。
- 何度飲んでも旨い
- スッキリと飲みやすい
- ふんわりフルーティーな香り、優しい甘味
- 酸味、苦みが心地よい
- 色々な料理に合う
- 家族へプレゼントしたらとても喜んでくれた
- 季節限定商品で毎年楽しみ
朝日酒造9月限定出荷 純米大吟醸『得月』
— da-naka (@da_naka0803) September 30, 2019
新潟県産ゆきの精 精米歩合28%
澄んだ呑み口から、アルコールと吟醸香、決して強すぎない酸が調和して喉元を過ぎていく。精米歩合が低いだけあって澄みきった印象。最近何かが濃いのばっかし飲んでたけど、この淡麗は実に美味い!
週始めに頑張れるお酒(^q^) pic.twitter.com/Jl0CHKyBa7
今日は寒いね。
— 辻野芳輝/辻野寅次郎 (@TuzinoYositeru) December 7, 2019
そんな夜はおでんに日本酒。
頂き物の「得月」新潟長岡の朝日酒造の純米大吟醸。
精米歩合28%まん丸な月の様に磨き上げられた米。
スッキリ、そして後から旨みが追いかけてくる。 pic.twitter.com/FG0bWXO5cB
淡麗でスッキリとしているのに、果実のような香りと旨味と甘味がしっかりと感じられるのが特徴ですね!精米歩合28%の実力は気になります!雑味の少ないまろやかさで、どんどん飲めてしまうという感想もありました。
マイナスの口コミ
期待と少し違ったという、正直な感想も調べてみました!
- 最近入手困難
- 山田錦の方が好みと感じた
- アルコール感は強めだった
- クセの少なさが物足りない
辛口で淡麗という印象が強かったという方もいました。味わいに大きな変化を求める方にとっては、ドライ寄りのお酒のようです。
また、ネットで購入する場合は事前に製造年月を確認して、古すぎるものでないかチェックした方がいいのではという意見もありました。気になる方にとっては確かに気を付けたいポイントです。
”クセの少なさが物足りない”のも、日本酒に精通した方ならではのご意見として一理ありなのかもしれませんね。日本酒の奥深さを感じるようなご感想です!
”最近入手困難”という本音が出るのは、人気の裏返しでもありますね!
有名になるって、悩ましいこともあるのね~♪
純米大吟醸「 得月 」購入方法
続いては購入方法について、大きく2種類ご紹介します!
通販
大手通販サイト3社(Amazon、楽天、Yahoo!)で、「得月」を調べてみたところ、各社出品がありました。各々サイトのリンクがあるので、気になった方はチェックしてみて下さい。
公式オンラインショップ
- 公式オンラインショップ
朝日酒造株式会社公式ホームページには、「公式オンラインショップ」のページがあります。(オンラインショップ「得月」のページはこちらから)朝日酒造公式オンラインショップ では、会員登録をして商品を購入する流れになっています。蔵元直送ですから安心感がありますね。
ホームページには販売店検索ページ(販売店一覧のページはこちらから)もあります。
ただ「得月」は季節限定商品に該当します。季節限定商品のお問い合わせはお客様相談室まで、という案内がありましたので、商品詳細や在庫などは下記まで問い合わせてみてはいかがでしょうか。
※「朝日山」「季節限定商品」の販売店については、お客様相談室(0258-41-3777)までお問い合わせください。
引用:朝日酒造株式会社
すぐ入手できるのは通販だし、安心の蔵元直送もいいね!
「 得月 」はどんな蔵元で造られている?
「久保田」で有名な蔵元「朝日酒造」で「得月」は毎年醸されます。どのような蔵元で得月はうまれたのか詳しくみていきましょう。
「朝日酒造」のあゆみと銘酒「久保田」
朝日酒造は、新潟県長岡市朝日にある創業1830年(江戸時代後期、天保元年)の老舗酒蔵です。最初は「久保田屋」の名で酒造りを始め”久保田の酒”と親しまれてきました。200年近く歴史があるんですね!
明治の中ごろ、地名の”朝日”と日本酒らしい”山”をあわせ、主力商品の一つ「朝日山」が誕生。その後1920年、朝日酒造株式会社を創立します。
それまでは時代的に力仕事をする人が多く、需要に添うように「朝日山」は深いコクのある旨口のお酒でした。
しかし働き方や嗜好の変化に伴い、辛口の味わいを目指すべく酒造りを一変。中国明期の古典にある言葉、真味只是淡(しんみただこれたん)から”淡麗にこそ本当の味わいがある”をテーマに、上品な香りの淡麗辛口の美味しさを追求します。1985年、創業時の屋号から名付けた「久保田」を発売し絶大な人気を得た朝日酒造は、新潟を代表する酒蔵になりました。
日本酒に詳しくなくても「久保田」はどこかで耳にした事があるのではないでしょうか。今や全国的に有名になり2020年に発売35年を迎えました。
「 得月 」誕生のきっかけ
純米大吟醸「得月」は「久保田」誕生の5年後、平成2年に登場します。きっかけは何だったのでしょうか?
「得月」が世に出る3年前、最新の精米機を導入した当時の朝日酒造。その最新機器で一体どこまでお米を削れるのか?という、蔵人の素朴な疑問がきっかけだったそうです。ヒット商品の誕生秘話には、ふとしたアイデアやひらめきがあって素晴らしいですよね。
短時間で一気に精米すると、お米が割れて酒造りに使用できなくなってしまうため、得月の場合は72時間かけてゆっくりと精米されます。
建物全体はもちろん、1本1本の貯蔵タンクは各銘柄に合わせてしっかり温度管理されています。
蔵元のこだわりが、上品なフルーティーな果実香に「ゆきの精」の米の旨味、キレのある純米大吟醸「得月」になるんですね。
地域に親しまれる朝日酒造
朝日酒造では「地元に根差したお酒造り」を続け、お米や水や蔵人を重視した日本酒造りをしています。そのため酒米は全て新潟県産米を採用し、仕込み水は創業地の地下水を使っています。
酒米の品質向上を目的とした農業法人も設立(1990年あさひ農研)。品質のいい米を育て、その作り方の研究結果を契約農家と連携して活かしています。
また蛍の生息地域の環境整備を行うなど、地元と密着した社会的な活動にも力を入れています。
さらに、お酒の知識を深めたい方のために「あさひ日本酒塾」を開講。夏には「貯蔵原酒100本のきき酒会」というイベントも始めました。
久保田で有名なだけではなく、日本酒ファンを魅了する催しを提案したり人々との直接的な繋がりを大切にしている酒蔵なんですね。
大きく成長しながらも、ずっと地元を大切にする取り組みが素晴らしいね!
まとめ
- スッキリ淡麗で飲みやすい純米大吟醸「得月(とくげつ)」は、「ゆきの精」を28%まで磨き上げた9月出荷の季節限定商品。
- 「得月」は月見酒を楽しんでほしいいう願いをこめて1990年9月から登場、30年以上の人気商品。
- 口コミでも淡麗かつ旨味、甘味、上品な香りを堪能できると評判。毎年求めるファンがいる。(辛口寄りで逆に物足りなさを感じる意見もある)
- 購入方法は、公式HPの公式オンラインショップや、通販でも購入できる。(製造年月の事前確認をオススメ)
- 「得月」を醸すのは新潟県長岡市にある「朝日酒造」(創業1830)。端麗辛口で王道の「久保田」で全国的に有名な酒蔵。
- 最新機器でどこまで米を削れるかという所から当時珍しい28%という精米歩合の「得月」はうまれた。
- 朝日酒造は地元を大切にした酒造りがモットー。(新潟県産の酒米、仕込み水は創業地の地下水)酒米の品質向上を目指した研究や、地域の環境保全活動、日本酒の塾やきき酒イベントなど地域に根差した活動は多岐に渡る。
自然豊かな日本の秋、美しい「中秋の名月」を鑑賞しながらお酒を味わえたら素敵ですよね。
朝日酒造の純米大吟醸「得月」と一緒に、ぜひお月様を眺めてみてはいかがでしょうか!
お月さまとお酒をゆっくり楽しむ時間って、ほんとうに素敵ね♪
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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