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春はぽかぽか陽気で花見、夏は海で全力で遊ぶ、秋はゆっくりと紅葉を見て、冬は雪やあつあつの肉まんを外で食べる。そんな当たり前の季節を感じる行動が現在はコロナの影響もありなかなか難しいと思います。
そこで今回は、家にいながら日本酒とおつまみで季節感を味わえればなと思い、旬の食材を使った簡単おつまみを紹介します。
Table of Contents
季節別 美味しい日本酒
私は日本酒って銘柄によって味が違うだけ、いつ飲んでも同じものだと思っていました。しかし、日本酒にも四季があるんです。
季節別に春酒・夏酒・秋酒・冬酒と4種類に分けられています。季節ごとに合う日本酒をまとめてみました。
花見酒とも呼ばれ、少し甘く上品で飲みやすい日本酒。酒蔵によっては春純米や春和酒とも呼ばれる。
おすすめ春酒
兵庫県の本田商店「龍力 姫路城さくらこうぼのお酒」 姫路城の桜から抽出した酵母を使用。桜柄の瓶やラベルがとても可愛くてなんだかウキウキしますね。
夏にピッタリの爽やかでフレッシュな味が多い。
おすすめ夏酒
秋田県の秋田醸造「ゆきの美人 夏しぼりたて生酒」とても珍しい夏仕込みの純米吟醸。爽やかな味わいで夏にピッタリですね。
ひやおろしと秋上がりがある。冬に絞ったものを熟成させているため、夏酒よりも濃厚。
おすすめ秋酒
新潟県の頚城酒造の「秋刀魚と呑む 越路乃紅梅」秋刀魚と呑むと名前にも入っている通り、秋刀魚との合うように考えてつくられた日本酒。ネーミングにとても惹かれます。
しぼりたて新酒といわれる。火入れを行わない為、酵母が生きている状態なので冷蔵庫で保管するとまろやかになる。立春限定の立春朝絞りもある。
おすすめの冬酒
福井県の黒龍酒造「黒龍 垂れ口」甘口の味わいから徐々に辛みがでてくる。黒龍酒造は伝統ある酒蔵で日本酒ファンに愛されています。
火入れとは品質を保つための加熱処理のことです。日本酒の保存期間を長くする目的と、美味しさをキープするために必要な工程です。
ひやおろしの魅力がたくさん詰まっています。気になるかたは是非関連記事をチェックして下さい。
日本酒の温度
日本酒は四季でも楽しめますが、飲む温度でも楽しむことができます。同じ1瓶の日本酒でも温度により味わいが変わってきます。日本酒の飲む温度は、冷酒・冷や・ぬる燗・熱燗の4つに分けられます。
0℃~15℃に冷やしたもの。5℃刻みで呼び名がついている。
温度 | 0℃ | 5℃ | 10℃ | 15℃ |
呼び名 | みぞれ酒 | 雪冷え(ゆきびえ) | 花冷え(はなびえ) | 涼冷え(すずびえ) |
冷やすことにより日本酒を爽やかに飲むことができる。
20℃~25℃の日本酒。日本酒を冷やす方法が無かった時代に、最も冷えていたのが常温なため、その名残で常温の日本酒を冷やという。日本酒本来の味をしっかりと味わえる。
30℃~40℃の日本酒。人肌程度に温めたもの。ぬる燗も5℃刻みで呼び名がある。
温度 | 30℃ | 35℃ | 40℃ |
呼び名 | 日向燗(ひなたかん) | 人肌燗(ひとはだかん) | ぬる燗 |
30℃~40℃になることで甘みが強調され、コクが増しまろやかになる。
45℃~55℃までの日本酒。熱燗にも5℃刻みで呼び名がある。
温度 | 45℃ | 50℃ | 55℃ |
呼び名 | 上燗(じょうかん) | 熱燗(あつかん) | 飛切燗(とびきりかん) |
辛みが増すためきりっとした味わいになる。
温度について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
季節別 旬の食材
日本には1年を通してたくさんの食材があります。季節ごとの旬の食材をまとめてみました。
菜の花・春キャベツ・たけのこ・イチゴ・あさり・はっさく・いよかん
きゅうり・トマト・ナス・かぼちゃ・ししとう ・アジ・うなぎ ・スイカ・ぶどう ・もも
さつまいも・きのこ・さんま・りんご・柿 ・栗
白菜・大根・ほうれん草・山芋・牡蠣・ブリ・アンコウ・みかん・キウイ
皆さん知ってました?栗って果物なんですよ!そしてイチゴは野菜に分類されるんです!樹木になるものが果物、草花は野菜なんですって。
簡単おつまみ
料理は、食材を切って炒めたり煮たり、そして美味しく食べた後には洗い物が待っています。正直めんどくさいと思うことありますよね。
そこで今回は出来る限り簡単に作りたいので、旬の食材の缶詰めを使った簡単おつまみを紹介します。
- あさりの水煮缶
- ニラ
- ごま油
- 酒・みりん・醤油 各おおさじ1杯
- ニラを食べやすい大きさに切る
- ごま油でニラを炒める
- あさりの水に缶を入れ水分が少なくなるまで炒める
- 酒・みりん・醤油を入れる
- 白桃の缶詰
- 生ハム
- 黒コショウ
- 白桃を食べやすい大きさに切る
- 生ハムで白桃を巻く
- お好みで黒コショウをかける
チーズを一緒に巻いても美味しいですよ。
- さんまの缶詰
- 卵
- 油
- 熱したフライパンに油をひく
- 溶き卵を入れる
- さんまをのせるクルクル巻く
- 溶き卵を入れて巻いていく
- 牡蠣のオイル漬け
- トマト缶
- クリームチーズ
- フランスパン
- カットしたフランスパンにお好みの量の牡蠣・トマト・クリームチーズをのせる
- トースターで焼く
フランスパンはカット済みのものを購入するとよりお手軽にできます。
まとめ
- 日本酒には四季があり、春酒・夏酒・秋酒・冬酒がある。
- 日本酒は冷酒・冷や・ぬる燗・熱燗と4つの温度で楽しめる。
- 旬の食材で簡単おつまみができる。春はあさりのニラ炒め、夏は白桃と生ハムのサラダ、秋はさんまの卵焼き、冬は牡蠣のブルスケッタ。
日本酒に四季があるなんて、とても風情があります。温度の違いで味わいもかわるので1瓶を飽きずに飲めそうですね。日本酒とおつまみで日本の四季を楽しんでみてはいかかでしょうか。
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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