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仕事帰りの電車やお買い物帰りの車の中で、日常を離れ、どこか遠くへ旅したいと思ったことありませんか?
あの角を曲がるとどこへ行くのかな。夕焼け空に沈む方向にはどんな景色が見えるんだろう。ふと、私の脳裏に浮かんだのは、どこか懐かしい日本の風景。旅が大好きな私は、いつも想像しています。山と谷、そして大海原の素晴らしい景色を。
江戸時代に活躍した浮世絵師が、3年かけて日本の六十余州の景色を描きました。現在、「六十余州名所図会」という名で残されています。私は、最近になって、この名画に由来したお酒があることを知り、どんなお酒なのか気になってしまいました。
六十余州が何なのか知りたがりの私はすぐにリサーチ開始。六十余州を知らないと、後悔しますよ!六十余州のこと詳しく紹介しますね。
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六十余州とは
六十余州(ろくじゅうよしゅう)とは、「60余りの国。畿内・七道の66国と壱岐・対馬を合わせた日本全国の称」と書いてありました。
江戸時代に活躍した浮世絵師 歌川広重が3年かかって制作した連作「六十余州名所図会」は、本屋や図書館にも置いてあるので、図会を開き、未知なる世界に足を踏み入れてみるのもおすすめですよ。
「六十余州名所図会」には、私が生まれ育った江戸時代の滋賀が描かれているのも大変興味深いです。行ったことのある名所、行ったことのない名所を探すのって、わくわくしませんか?
皆さんも、自分が生まれ育った江戸時代の町がどういう風だったのか、「六十余州名所図会」から、探し出すのもいいかもしれませんね。
六十四州 金撰
江戸末期、長崎県で創業した今里酒造株式会社。
230年という歴史ある蔵元から誕生した「六十余州 金撰」。
「日本全国の人々に飲んでもらいたい。」という蔵元の熱い思いが由来となり、六十余州という酒名を刻みました。
私は、蔵元の思いが込められたお酒「六十余州 金撰」のことをもっと知りたくなりました。その前に「金撰」という言葉は何でしょう。お酒好きな方なら知っているかもしれませんね。
商品を選ぶ際の、参考としてメーカーにより、「特選・上撰・佳撰」と使い分けされています。知りたい方のために、調べてみました!
・特選 → 旧ランク1級酒
・上撰 → 旧ランク1級酒
・佳撰(金印、金撰・精撰)→ 旧ランク2級酒
本醸造酒、純米酒と名乗るには、基準があります。しかし、特撰、上撰、佳撰といったランクには明確な基準がありません。ランクを決めるのは、各蔵元がそれぞれに決めた方法で行うので、特撰でも普通酒であったり、本造酒だったりします。
金撰は、特撰ではなく、佳撰に入りますね。気になるのは、その味ですが、どうなんでしょう。特撰と上撰は佳撰より、味も良いといわれていますが、上級だから、値段が高そうだし・・。飲むのに遠慮してしまいますよね。
金撰はお値段1,000円前後と手に入りやすいし、甘口で口当たりが良いから飲みやすいですよ。
お酒初心者の方は、金撰から飲んでみるのがおすすめです。
- 産地:長崎県
- 蔵元:今里酒造㈱
- ブランド名:六十四州 金撰
- アルコール度数:15度以上16度未満
- 味:甘口
- 商品価格:
720ml 840円(税込)
900ml 1,000円(税込)
1800ml 1,900円(税込)
1800mlパック 1,730円(税込)
※商品価格は、各店舗にて、異なる場合があります。
六十余州 金撰に合う長崎郷土料理
六十余州 金撰の歴史と特徴が分かったところで、一緒にいただきたいお料理も知りたいですよね。そこで、長崎県民に愛されてきた長崎郷土料理をご紹介します。
- ヒカド:江戸時代、異国の人たちが住んでいた長崎県で、ポルトガルの人から伝わった南蛮料理「picado」。これがヒカドと言われた由来です。野菜(大根、しいたけ、にんじん等)、魚を醤油でコトコト煮込み、仕上げにすりおろしたサツマイモを加え、とろみを出した料理です。その味はサツマイモの甘味が引き立ち、やみつきになるほど美味しいとのこと。お酒にも合うし、風邪予防に効果があるといわれています。
- 長崎皿うどん:からっと油であげたパリパリの麺に、炒めた豚肉、キャベツ、にんじん、かまぼこにとろみをきかせたあんでいただくおなじみ長崎郷土料理。
- 呉どうふ:豆乳にくずを混ぜて作ったお豆腐。その食感はプリンのようだとか。
- 一口香:黒糖あんを水あめでねった小麦粉の皮で包んで、焼いた長崎のお菓子
- かんころ餅:サツマイモを混ぜたお餅で甘味が強く、「六十余州 金撰」に合わせたい。
六十余州 金撰に合うグラスを選んでみよう
長崎郷土料理を作ってみたし「六十余州 金撰」も用意できたけれど、グラスはどれにしようか悩みますよね。
熱燗、冷酒、どちらにもおすすめのグラスがあるんです。
①熱燗派のあなたには
熱燗で、「六十余州 金撰」を飲みたい方には、まず50℃で温めるのが美味しさの秘訣。熱々のお酒は、むせない程度に息を止め、少しずつ喉の奥に流し込みます。お酒が体の隅々まで、いきわたりほろ酔い気分を味わえますよ。
ほろ酔い気分を味わいたいときは、純和風 藍色の「盃」「徳利」がおすすめ。滑らかで光沢ある盃は、「六十余州 金撰」の香りを味わえます。
②冷酒派のあなたには
冷酒で「六十余州 金撰」を美味しくいただきたいときは、5℃~10℃冷蔵庫で冷やしましょう。お風呂あがりの晩酌は、体の火照りを静めてくれるほどキーンとした冷たいお酒が飲みたいですよね。そんな方には、こだわりのある冷酒グラスがおすすめ。
透明度の高いグラスで飲む「六十余州 金撰」。映画のワンシーンに出てくる俳優のような気分になって、少し贅沢な気分を味わってみてもいいですね。家庭用食洗浄機に入れても丈夫なグラスもあるから安心して使えますよ。
③熱燗、冷酒どちらも使えるグラスがほしい。陶器製もいいけれどガラス製もいいですよね。お酒は味や香りだけでなく見た目も大切です。
ガラスだと熱燗では割れてしまう。でも陶器って気分でもない。そんなあなたには、シンプルで飲みやすい「盃」「ボウル」「徳利」がセットになった酒器セットがおすすめ。
ガラス製だけれど、しっかり耐熱ガラス使われているから熱いのも、冷たいのもどちらも飲めるのが嬉しいですよね。
まとめ
- 六十余州とは、江戸時代に歌川広重によって描かれた、六十余州ある日本の各名所を描いた絵画である
- 六十余州 金撰は、江戸時代創業の歴史ある蔵元「今里酒造株式会社」が、日本全国の人に飲んでもらいたい」という思いから生まれたお酒
- 六十余州 金撰には、長崎郷土料理を合わせてみるのもおすすめ
- 六十余州 金撰を美味しく飲むために、合うグラスを見つけてみよう
創業230年、今里酒造株式会社で生まれた「六十余州 金撰」。伝統ある蔵元で作られた由緒正しいお酒が飲みたい。今から注文して届くのが待ち遠しいです!!
「六十余州 金撰」の甘味は口の中で溶けていき、体の隅々までいきわたるのと同時に不思議な力がみなぎってきます。
長崎郷土料理を酒の肴に、自分だけの時間に酔いしれてみるのもいいかもしれません。
今夜は、大好きなお酒「六十余州 金撰」で、お気に入りのグラスと一緒に毎日頑張る自分に乾杯!
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- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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