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白嶽のにごり酒は離島で唯一の酒造で造られている冬の風物詩です。白嶽のにごり酒生きた酵母が飲めるお酒で、瓶の中でも発酵が続いています。この記事では甘い飲み口が特徴でとても飲みやすいお酒であり期間限定、数量限定の入手困難な白嶽のにごり酒をご紹介します。
ねえKAZU、白嶽のにごり酒知ってる?
冬の風物詩、白嶽のにごり酒は対馬の島民に親しまれているお酒なんだよ。
離島で造られているお酒ってなんだかロマンティックね。対馬にいってみたいなぁ。
対馬の島民に親しまれている「白嶽のにごり酒」についてご紹介していきます。
Table of Contents
白嶽(しらたけ)のにごり酒が作られている酒造は?
甘くて飲みやすくて人気の白嶽のにごり酒は、どこで造られているのでしょうか。離島で唯一の酒造、とても気になりますね。ここでは白嶽のにごり酒が作られている酒造をご紹介します。
離島で唯一の酒造 河内酒造
白嶽のにごり酒は長崎県対馬市にある河内酒造で造られています。河内酒造は離島である対馬市にある唯一の酒造で大正8年に創業、島民に親しまれている酒造です。「白嶽」は対馬の霊峰から名付けられた河内酒造の代表銘柄です。
年に一度行われる蔵開きでは酒造の中を見学したり、100円で酒粕詰め放題なども楽しめます。試飲もでき限定品や新酒の販売なども行われ朝からとても賑わいます。
河内酒造で年に一度蔵開きが行われます。そこで目玉としておこなわれるのが100円で酒粕詰め放題!!大きなたらいにいっぱいの酒粕があっという間になくなります。100円で詰め放題はお得ですね!私参加してみたいです。
国境の島と呼ばれる長崎県対馬市
白嶽のにごり酒は長崎県の対馬市で造られています。対馬市は長崎県の離島で九州と韓国の間の対馬海峡にあり、国境の島と呼ばれています。対馬市は歴史も古く古代より九州本土や朝鮮半島を結ぶ重要な島とされていました。
対馬市は江戸時代に朝鮮外交の拠点だった歴史もあるんだよな。そんな土地で造られるお酒…味わって飲まないといけないな。
長崎県美味しいお酒の記事はこちらもチェックしてください。
白嶽のにごり酒はどんなお酒?
長崎県対馬市で造られる白嶽のにごり酒は甘くて飲みやすく女性にも人気があるお酒です。どのような特徴があるおさけなのかご紹介します。
白嶽のにごり酒は酵母が生きている
1.800㎖ 2.487円(税込み)
720㎖ 1.473円(税込み)
白嶽のにごり酒は活性清酒です。活性清酒とは瓶の中で酵母菌が生きているために酵素が活性化している状態のお酒です。白く濁っているお酒で、炭酸ガスを含んでおりパチパチとした口当たりが特徴のです。
振ったりなど刺激を与えると開けたときに吹きこぼれてしまう可能性があるので注意が必要です。振るのではなく一度ゆっくりひっくり返してから開栓するのがおすすめです。また冷やして酵母を落ち着けてから開栓すると吹きこぼれることなく開けることができます。
瓶の中でも生きている酵母を飲めるんだなぁ。醗酵中だからパチパチした口当たりで、吹きこぼれ注意なんだな~気をつけよう!!
期間限定、数量限定で販売される冬の風物詩
白嶽のにごり酒は期間限定、数量限定のお酒で「対馬の冬の風物詩」と呼ばれる人気商品です。対馬島民に古くから広く親しまれており、1月中旬ごろから販売されます。とても人気があり発売されるのを心待ちにしている人も多く、個人でケースで購入する人もいるほどです。
甘く、パチパチとした口当たりは女性に非常に人気があり、お土産にも喜ばれるお酒です。「対馬の冬の風物詩」一度試してみてはいかがでしょうか?
【対馬の冬の風物詩】飲んでみたいわ。KAZUお土産で買ってきてくれないかしら。
にごり酒と日本酒の違い
にごり酒と日本酒の違いは色や飲み口などがあります。またにごり酒とほとんど見た目が変わらないどぶろくとの違いは?合わせてご紹介します。
見た目と飲み口
にごり酒と日本酒は飲み口が違います。日本酒は透明感がある色合いで全体的にスッキリとした飲み口です。一方にごり酒は白く濁った色合いで濃厚でとろりとした飲み口が特徴です。澱(おり)を多く含むので米本来の味わいと香りを楽しむことができます。
「火入れ」を行うかどうか
一般的な日本酒は保存期間を長くする目的で「火入れ」と呼ばれる加熱処理を行い酵母の動きを止めます。一方白嶽のにごり酒は「火入れ」を行わず酵母が生きたままの状態で瓶詰めを行います。
瓶の中でも酵母が発酵し続けているのでその発酵によるパチパチとした発泡感を楽しめるのがにごり酒の特徴となります。開封後は味が変わってしまうので冷蔵保存、早めに飲んでしまうのがおすすめです。
にごり酒とどぶろくの違いとは?
にごり酒とどぶろくは似ているため、同じものと思われがちですが、全く違うものです。にごり酒は酒袋から液体を絞り出す際あえて液体の中に澱(おり)を残すため目の粗いフィルターを使用します。澱が残るため白濁したにごり酒が出来上がります。
一方どぶろくはこさずに造るお酒です。にごり酒は「清酒」どぶろくは「その他醸造酒」に分類され酒税法上の扱いも違います。
にごり酒とどぶろく、見た目は似てても全然違うものなのね。このYouTubeで詳しく説明してくれてるので見てね。
にごり酒の美味しい飲み方
せっかくの白嶽のにごり酒を美味しく味わうために、ここではおすすめの美味しい飲み方をご紹介します。白嶽のにごり酒は活性清酒で発泡性があるので冷酒でお飲みくださいね。
上澄みだけ飲んでみる
白嶽のにごり酒をしっかり冷やしたら、まずは振らずに上澄みだけを飲んでみてください。にごり酒はもろみが下に沈殿し2層に分かれます。米の旨味が集まった上澄みをまずは楽しんでみてください。
上澄みともろみを混ぜ合わせて飲む
米の旨味が集まった上澄みを楽しんだ後は、瓶に栓をしてゆっくりひっくり返して上澄みともろみを混ぜて飲んでみてください。甘くとろっとしたにごり酒の美味しさを楽しめます。ここで注意したいのがそっと混ぜ合わせることです。
振ってしまったら活性清酒で発泡性があるお酒なので、サイダーのように吹きこぼれてしまいます。吹きこぼれないように優しく扱ってくださいね。
まとめ
この記事では対馬の島民に親しまれている白嶽のにごり酒についてご紹介しました。
- 白嶽のにごり酒は長崎県の対馬市の河内酒造で造られている。
- 河内酒造は離島で唯一の酒造。
- 白嶽のにごり酒は酵母が生きており瓶の中で発酵が続いている。
- 白嶽のにごり酒は甘くてパチパチとした口当たりでお土産にもおすすめ。
- 日本酒とにごり酒は色も口当たりも違う。
- にごり酒とどぶろくは全くちがうもの。
- 白嶽のにごり酒の美味しい飲み方は冷酒で上澄みだけを楽しんだ後にもろみと混ぜ合わせるのがおすすめ。
白嶽のにごり酒は対馬島民に古くから愛されている期間限定、数量限定のお酒です。甘くパチパチとした口当たりは瓶の中で生きている酵母の発酵が続いているからです。対馬の冬の風物詩「白嶽のにごり酒」をぜひ一度飲んでみてくださいね。
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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