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かつて「幻の酒」と言われた「越乃寒梅」。
大ブームは1960年代にさかのぼります。
雑誌「酒」の編集長だった佐々木久子さんという方が「越乃寒梅」に目をつけて紹介したのが大ブームのきっかけと言われています。
当時の新潟では酒造好適米の「五百万石」が開発され、蔵元と県が協力して「端麗辛口」は新潟の酒と称されるまでになりました。この代表作が石本酒造の「越乃寒梅」!
日本酒界は、「越乃寒梅」によって「端麗辛口ブーム」が巻き起こりました。
それはそれは大ブームだったそうで、偽物も横行し、1本2000円の酒が2、3万円というありえない高値で売られていたこともあったそうです。
日本酒業界を変える程の大ブームになった裏側では、ネガティブな話題も飛び交う「越乃寒梅」。
いったい美味しいのか、イマイチなのか、気になりますよね。
この記事では、口コミを通して実際飲んだ人の様々な視点から「越乃寒梅」を紹介しますので楽しんでいってください。
\最も売れているのはコレ!/
Table of Contents
「越乃寒梅」って美味しいの?
1960年代は、驚くほど不味いお酒が多かった時代だそうです。
そんな中、「越乃寒梅」の雑味のないスッキリとした端麗な味わいは、大ブームを巻き起こすにふさわしいお酒だったのでしょうね。
しかし、多種多様な美味しいお酒がたくさんある今の時代ではどうなのでしょうか。
「越乃寒梅」の紹介と口コミを参考にしながら、実際どうなのかご紹介していきます。
今回は、特に人気で良く飲まれているこれらの4種に厳選してみました。
- 「越乃寒梅」普通酒 白ラベル
- 「越乃寒梅」吟醸 別撰
- 「越乃寒梅」純米吟醸 灑(さい)
- 「越乃寒梅」純米大吟醸 無垢
「越乃寒梅」普通酒 白ラベル
原料米 | 精米歩合 | アルコール度数 |
五百万石(新潟産)、他 | 58% | 15度 |
普通酒と言っても、丁寧に仕込まれた「白ラベル」は吟醸に負けない程の飲みごたえ。造り手の思い通り「越乃寒梅」の中でも晩酌のお供に一番身近に置けるお酒ではないでしょうか。
何よりも抜群の力強いキレ味から、押味がキュッと跳ね上がる「尻ピンのお酒」と呼ばれファンから親しまれています。
では、口コミを見てみましょう。
- 口当たりが軽やかで、サラリと飲める端麗辛口
- 雑味のない、クセのない、キレイな味
- 飲みの中盤から後半にかけても美味しくいただけた
- 香りと甘さが優しいので、料理と合わせると抜群に楽しめる
- 昔懐かしいタイプの日本酒
- お正月に飲むと最高に旨い
- 味・香りともに弱い
- 水っぽい
- 驚くほど旨いかと聞かれれば、「まあまあ」
味や香りが弱くて水っぽいなんて、口コミは気になりますね。でもやっぱり良い口コミの方が多くて、こんな声もありましたよ。
「どんなお酒でも中盤から後半にかけて不味く感じるのに、最後までずっと美味しく飲めた」
「絶対的に冷やが好みだけど、常温でもぬる燗でも美味しく飲めた」
いかがですか。料理と一緒に楽しめるように、あえて香りと甘さを控えめに造られている「白ラベル」。
飲んだことがない人は一度スッキリサラリを体験してみるのも面白いんじゃないでしょうか!
「越乃寒梅」吟醸 別撰
原料米 | 精米歩合 | アルコール度数 |
五百万石(新潟産) 山田錦(兵庫県産) | 55% | 16度 |
この「別撰」はあの「幻の酒」と呼ばれた越乃寒梅の代表銘柄です。
当時は入手困難でプレミアがつき価格も跳ね上がっていましたが、今では定価で購入できるので安心してください。
また以前の名前は「越乃寒梅 別撰 特別本醸造酒」でしたが、近年「越乃寒梅 吟醸 別撰」に変更されました。造りは変わらず、高品質で味わい深いお酒です。
口コミはどうでしょうか。
- クセがなく飲みやすい酒だった
- まろやか系な酒なので、ゆっくり飲める正月休みにピッタリ
- 繊細な料理との相性がバツグン
- キレイな味で、甘味の後に適度な辛味がくるのでスッキリ飲める
- この美味しさは、コスパ的に優れている
- アルコール感が目立って香りが控えめ
- 米の香りも少なく、旨味も控えめ
- 値段に合った味わいではなかった
お値段以下の味わいだなんて、残念な口コミは引っ掛かりますね。
でも、こんな人もいるんですよ。
「幻の名酒なんだから、美味しくないわけがない。考えるのに疲れたら越乃寒梅でいこう!」
「生のびんちょうを肴に、ぬる燗でいただく別撰のコラボは冷えた体を温める何よりのご馳走」
「冷やして飲んだら、ふんわりとした綿菓子のような甘味を感じます。サラサラした飲み口で、ほんの少しピリッとした刺激もあります」
口コミはいかがでしたか。爽やかに飲みたい時は、常温や冷やで。味の広がりを感じたい時はぬる燗でいただいたり。
端麗辛口特有の楽しみ方が尽きない「別撰」。
「幻の名酒」、あなたも是非トライしてみては!
「幻のお酒」って手に入りにくいから、「幻」なんですよね。そんな「幻のお酒」がもし手に入るとしたら、飲んでみたくてウズウズしてしまいますよね。
「越乃寒梅」純米吟醸 灑(さい)
原料米 | 精米歩合 | アルコール度数 |
五百万石(新潟産) 山田錦(兵庫県産) | 55% | 15度 |
30年ぶりの新商品!2019年に発売された「灑(さい)」。見た目もスッキリキレイです。
「灑(さい)」 って難しい漢字ですよね。「さっぱりとしているさま」「さらさらとしているさま」という意味を持っています。
その名の通り、ライトテイストの純米酒で海外でも人気の銘柄。特にワインなどの軽い飲み口のお酒を好むフランスで大人気です。
また、日本酒が苦手な人や、日本酒を初めて飲む人も楽しめるようにライトで飲みやすくなっています。
これは良い口コミに期待できそうです。
- フルーティーだったり旨味だったり、たくさん味が楽しめた
- 日本酒初心者でも、美味しく飲めた
- 甘すぎず辛すぎず、スッキリしていて飲みやすかった
- 後味のスッキリ感が変わらないので、最後まで美味しく飲めた
- ご贈答品として喜ばれた
- 美味しさがあまりわからなかった
- 味が薄いと感じた
- まずくもおいしくもなかった
- 価格がけっこう高い
「美味しくない」と感じる方もいらっしゃるんですね。
精米歩合が55%なので普通よりもお米の雑味は減らしてありますが、大吟醸大好き派の方は味が薄いと感じてしまうかもしれません。
越乃寒梅と言えば、ドライで「スッキリ辛口」「キリッとした味わい」が醍醐味ですよね!
しかし「灑(さい)」は従来とは一味違って、辛口だけど旨味も感じられるお酒なんです。
果実香を感じるフルーティーな味わいと、スッキリなのに柔らかな飲み口が特徴。
山田錦の旨味とほのかな甘味も味わえて、冷やからぬる燗とオールラウンダーなお酒です。
やはり、越乃寒梅は日本酒好きの方を喜ばせる名酒です。しかも 「灑(さい)」は30年ぶりの新作なので、まだ召し上がってない方も多いのではないでしょうか。
ご贈答用としても喜ばれること間違いなしですよ。お寿司やお蕎麦などと一緒に楽しんでみてはいかがですか!
日本酒初心者さんに、オススメ日本酒の記事です。
「越乃寒梅」純米大吟醸 無垢
原料米 | 精米歩合 | アルコール度数 |
山田錦(兵庫県産) | 48% | 16度 |
兵庫県産の山田錦を精米歩合48%に磨いた、純米大吟醸「無垢」です。
甘味のある米の香りと、滑らかな口当たりが特徴。ふんわりとした見た目同様に、ふくよかな味わいとキレの良さは、さすが越乃寒梅です。
特別な日にゆっくりと味わいたい一本ではないでしょうか。
口コミが楽しみですね。
- 美味しい!そのまま飲むのが一番好きでした
- 純米大吟醸と言われないとわからないくらい非常にしっかりとした造りのお酒
- これぞ日本酒って感じ
- 美味しくて、すぐに飲み干してしまいました
- 誕生日祝いで贈ったら最高に喜んでもらえた
- もっと甘味があると思いました
- 別撰よりもスッキリとしていて少し期待外れだった
「無垢」は、とにかく美味しいって口コミが目立ちます。
ほかの銘柄はどんな感じで美味しいなど詳しく話しているのに比べて、無垢に関しては「美味しい」の一言!きっと美味しいに違いないでしょう。
米の持つ旨味も強く味わえるので冷やで飲むのもオススメですが、冷酒から燗酒まで幅広く楽しめますよ。
口コミを読んだあなたも飲んでみたくなったのでは。
私も父親の誕生祝いに越乃寒梅の「無垢」を贈ってみようと思いました。今から父の喜ぶ顔が目に浮かびます!
あなたも是非大切な方に贈られてはいかがでしょうか。
まとめ
越乃寒梅の人気商品4銘柄の口コミ情報は楽しんでいただけましたか 。
- 「越乃寒梅」普通酒 白ラベル
- 「越乃寒梅」吟醸 別撰
- 「越乃寒梅」純米吟醸 灑(さい)
- 「越乃寒梅」純米大吟醸 無垢
良い口コミを見ると「じゃあ一回飲んでみましょうか」ってなりますよね。
でも、悪い口コミも「本当にまずいのかな?一体どんな味わいなの?」って試してみたくなっちゃうんですよね。
つまりは、自分で飲んでみるのが一番ですね!
是非この記事を参考にしていただいて、越乃寒梅のシリーズを楽しんでもらえたら嬉しいです。
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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しかし、ちょっとしたコツを知ることで入手できるようになるかもしれません。
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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