【初心者必見!】近所のスーパーで買えるおすすめの日本酒3選!!

日本酒の変態 KAZU

唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。

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皆さんはじめて飲んだお酒は何ですか?大学の飲み会で先輩に注がれたビール?甘いチューハイカクテル?二十歳を迎えるとほとんどの方が飲酒デビューをされると思います。

人のかず分のデビューが存在しますが、数多くあるお酒の中から「日本酒」はお試しになられましたか?

ないという方や飲み会終盤のテキーラ、イエーガーに次ぐ罰ゲーム的要素で飲んだことしかない方…正直、もったいないです

アルコール度数が高いなどの理由で敬遠されがちですが、日本酒には様々な味わいがあり、鼻から抜けるフルーティな香りお米本来の甘味など一度で多くのことが楽しめるお酒となっています。

純粋に日本酒を知ろうとしている方はもちろん、今まで日本酒を味わって飲んだことないという方にも是非知っていただきたい日本酒の魅力を発信し、それを知ったうえで、近所のスーパーでも買えるおすすめの日本酒をご紹介したいと思います。

日本酒の味わいって?

一般的に日本酒を飲んだ時に舌を伝って感じる「」だけでなく、飲みごたえなどの要素を「味わい」と考え、「辛口・甘口」などで表記し私たちに教えてくれています。

日本酒を飲んでみたいけど、よくわからない文字ばっかで何を買えばいいか…となっている方がほとんどだと思います。では、「精米歩合」「辛口・甘口」について簡単にご紹介しますね。

日本酒の大吟醸?精米歩合って?

日本酒を全く知らない状態で、一番最初に躓くのが「精米歩合」、いわゆる吟醸大吟醸と様々な書体でラベルに書かれた文字だと思います。

そもそも精米歩合とは、日本酒の原料となるお米をどれだけ磨いたかの数値で単位はです。

稲から玄米がとれ、表皮を除き、お米の中心に近づけば近づくほど外側に含まれるタンパク質脂質などの雑味がとれて、日本酒にしたときに中心部分のでんぷんがお米本来の味わいを出してくれる訳なのですが、精米歩合で表記すると60%や50%と表記されます。

一見、60%の方が50%より中心に近いお米を使ってるように感じますが、実はその逆で、50%の方中心部分のお米を使用していることになります。

なぜなら、精米歩合の考え方として、玄米の一つの重さに対して外側を削っていき何パーセント余ったかで表記するため、外側を削って「60%残った」より「50%残った」の方が中心に近いお米であると言えます。

そしてこの精米歩合を元に大吟醸吟醸酒など日本酒の中でグレード分けがされています。ちなみに日本酒初心者の方には精米歩合60%以下のものがおすすめです。50%以下のものは大吟醸や純米大吟醸というグレードに位置付けられ、高級品だと言っても過言ではありません。日本酒の格付けについて深堀りした記事もありますので、そちらも併せてご覧ください。

余談ですが、お米だけでなく小麦にも強力粉・中力粉・薄力粉の分類の中に等級があり、日本酒と同じく中心に近いものが良いされており、特等粉・一等粉・二等粉・三等粉の順に高値で取引されています。

日本酒は辛いの?甘いの?

カレールーのように甘口辛口という分類が日本酒にもあり、辛口はスパイシーで唐辛子的な辛さの「辛い」ではなく、飲んだ感じがキリッと淡麗な後味が楽しめるお酒ということで「辛口」と表記し甘口柔らかく口当たりが優しいイメージのお酒を表します。

ではどのように甘口・辛口に分けられるというと、日本酒のなかにどれだけ糖分が含まれているかを数値化した、「日本酒度」で区別され、+6以上大辛口-6以上大甘口と区別します。

しかし、日本酒度だけでなくアルコール度数などでも変わってくるため、一概に日本酒度が“+”だからこの日本酒は辛口というわけではありません。

また酒蔵さんによっては数値で判断してほしくないというメーカーさんもいらっしゃるようで、ラベルの一つ一つにも職人のこだわり粋(いき)を感じることができます。

日本酒魅力まだまだ他にも

日本人にとって日本酒は遺伝子レベルで美味しいと感じるお酒であると私は思います。はるか昔から私たちの生活を支えてきた「」を使ったお酒で、ビールやウィスキーがまだ日本にない時代から親しまれていた歴史の深い日本酒は日本全国に多数あり自分に合った日本酒を探すことも一興です。

このように日本酒の数だけ、魅力がありこの記事だけでは書ききれない為以下の記事もご参考に日本酒の魅力を感じていただけたらなと思います。

スーパーで買えるおすすめ日本酒3選!

さて日本酒の魅力を感じていただいた今、「日本酒、買いに行かなきゃ!」とお思いの方もいらっしゃることでしょう。そんな皆様にご近所のスーパーでも買えるおすすめの日本酒をご紹介したいと思います。

※なおお住まいの地域やそのお店の仕入状況によって購入できる確証はございません。ご了承ください。

剣菱(けんびし) 剣菱酒造

引用:剣菱酒造

兵庫県は灘にある創業は室町時代からと言われ、長年日本酒を製造する剣菱酒造さんの商品「剣菱」。品ぞろえの少ないスーパーでも日本酒コーナーに必ず居るイメージがあります。冷酒や熱燗、様々な飲み方が楽しめる、バランスタイプ

一説では、京都の伏見兵庫の灘で製造した日本酒は「日本酒」と名乗ることができ、それ以外は「地酒」と称されるようです。この他にも黒松剣菱や極上黒松剣菱などあり予算に合わせてご購入されると良いでしょう。

酔鯨(すいげい) 酔鯨酒造

引用:酔鯨酒造

酒好きの多いと言われる高知県の地酒(日本酒)になります。淡麗で辛口な逸品となっており、初心者のかたにおすすめな、冷やして飲む飲み方が美味しいお酒です。クセが無くスッキリと飲めるので食中酒として料理と一緒に楽しめます!

ラベルのクジラが印象的で、他にもクジラの尾ひれをイメージしたラベルの商品もあり、かっこよくどこか可愛いラベルが初めて日本酒を買うかたでも買いやすいのではないでしょうか。

澪(みお) 宝酒造

引用:宝酒造

スーパーの缶チューハイなど陳列されている冷蔵庫の中に冷やされているどこか惹かれるシルエットをしたこちらの商品、「澪」。つい最近販売されはじめたと思ったら、販売してから10年経っており新感覚なスパークリング清酒と一世を風靡しました。甘めのお酒でアルコール度数も5%とチューハイほどの設定ですので、お酒があまり得意でないかたにも大変おすすめです。

炭酸入りなので、よく冷やして飲むと大変美味しく楽しめる商品となっております。

まとめ

  • 日本酒には精米歩合日本酒度によって味わいが変わる
  • 辛口淡麗でキリっとした味わい、甘口口当たり柔らかい味わい。
  • 「剣菱」辛味とうま味の調和のとれたバランスタイプ長年愛されているお酒
  • 「酔鯨」淡麗でドライな味わい。冷酒がおすすめ。
  • 「澪」炭酸入りで甘めな味わい。お酒を初めて飲む方にもおすすめ。

ウイスキーなどの洋酒も美味しいですが、日本酒には味わいもさることながら、身近な地域の日本文化歴史を楽しめるものは日本酒だけです。

この記事を投稿していながらになりますが、日本酒は十分な下調べより何気ない出会いが大切です。気難しく考える必要はなく、いつものスーパーで素敵な出会いがきっとあることでしょう。

サイト管理人プロフィール
  • 名前:KAZU
  • 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
  • 保有資格:唎酒師
  • 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
  • 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
  • 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男

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