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ねぇKAZU。
今熊本の日本酒を探してるんだけど、何かオススメなのはある?
それなら、千代の園酒造の「純米吟醸 熊本神力」がオススメだよ!
いかにも「熊本の日本酒!」という名前の「純米吟醸 熊本神力」。
実は、かつて姿を消した幻のお米が使用されているんです!
幻のお米!?
一体どんな日本酒なのか気になるわ!
もしかしたら、もうピンときている日本酒通の人もいるかもしれないね。
「幻のお米を使用した日本酒」、ちょっと気になりませんか?
この記事では、「純米吟醸 熊本神力」はどんな日本酒なのか、どんな味なのかを解説していきます。
「こんな日本酒あったんだ!」という新しい発見が必ずあるので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
Table of Contents
製造元は千代の園酒造
「純米吟醸 熊本神力」を造っているのは熊本県にある千代の園酒造。
温泉や灯篭など、かつての宿場町としての面影が残る山鹿市で酒造りを行っています。そびえ立つ煙突がシンボルマークですね。
そしてこの千代の園酒造には、他の酒造にはない「強み」があるんです!
お米に特化した酒造
千代の園酒造の強みは何といっても、「お米の専門家」だということ。
お米の専門家ってどういうこと?
この千代の園酒造は、もともとお米の問屋さんだったんだ。
かつてお米を専門に扱っていたのですから、酒造りにおいてもお米へのこだわりは段違いです。
全国から厳選したお米を使用するだけでなく、自分たちで新たなお米の開発を行うほど。
大正~昭和ごろに栽培されていた「神力」というお米を復活させ、現代風にグレードアップさせていった話は有名です。
「神力」?
もしかして、「熊本神力」の名前と関係あったりする?
その通り!
「神力」については後で詳しく解説するね。
お米は100%自家精米
千代の園酒造のお米へのこだわりは他にもあります。
なんと千代の園酒造は日本酒に使用する全てのお米を自家精米しているんだ!
え?
精米を酒造がやるのは当たり前なんじゃないの?
このようなイメージをもっている方、多いのではありませんか?
かく言う私も、その一人でした。
実は、精米とは私たちが思っている以上に大変な作業。
今回の「熊本神力 純米吟醸」で言えば、その精米歩合は55%、つまりはお米のおよそ半分を削っているということになります。
削る量が多いほど扱いが困難になるのは、なんとなく想像できるわね。
他にも、仕込み配合のバランスや仕込み水の温度管理など、注意するポイントが非常に多いんだ。
現在は生産の合理化を優先し、精米の一部もしくは全部を外部に頼んでいる酒造の方が多数派。
100%自家精米の酒造となると、全国でも数えるほどしか残っていないんです。
酒造がこれほどまでお米にこだわっていることを知ると、日本酒を飲む楽しさが膨れ上がりますね!
「純米吟醸 熊本神力」はどんな日本酒?
お米へのこだわりが自慢な千代の園酒造が生み出した「純米吟醸 熊本神力」、はたしてどんな日本酒なのでしょうか。
皆さんが気になっているであろう「神力」というお米についても合わせて解説していきます。
幻の酒造好適米「神力」を使用!
「純米吟醸 熊本神力」の名前にもある「神力」というお米には、こんな言い伝えがあるんです。
1877年、丸尾重次郎という米農家が、水田にひと際大きく成長した稲があることに気が付きました。
その穂を種にして改良を重ねた結果、大粒のお米が大量に収穫できる品種が生まれたんです。
まさに神からの贈り物だということで、そのお米は「神力」と名付けられました。
酒米としてのポテンシャルもバツグン。
雑味のないクリアな味わいの日本酒を実現したことで一気に注目を集めるんだ!
すごいじゃない!
まさに次世代のエースってかんじね。
ところが、「神力」は一度その姿を消してしまうんだ。
昭和初期の世はまさにお米の大品種改良時代。
さすがの「神力」も、その激しい競争の波にのまれてしまったんですね。
しかし、時は流れて19世紀の終わり頃、「神力」は復活を遂げます。
それは良かったわ!
どうして復活できたのかしら?
その酒米としての高い品質が現代になって再び評価されたんだ!
「神力」が秘めた実力は、現代においても十分に通用するものだったということですね。
「純米吟醸 熊本神力」はその名にあるとおり、復活した「神力」をふんだんに使った日本酒。これは期待するなという方が無理な話ですよね!
「純米吟醸 熊本神力」には実績もある!
復活した「神力」を使用した「純米吟醸 熊本神力」。
その美味しさは高く評価されていて、全国爛酒(かんざけ)コンテストで金賞をとった実績があるんです!
と言っても、「そもそも爛酒って何?」という方もいるのでは?
簡単に言えば、温めることで最も美味しさが引き立つ日本酒のことです。
私も普段日本酒にお湯を加えて温めたりしているけど、それのことかしら?
いや、「お湯を加えて加熱することは「お湯割り」と言って、また別の話なんだ。
ここでいう「温める」っていうのは、ガスコンロなどで直接加熱することだね。
そんな燗酒のナンバーワンを決めるのが、この「全国燗酒コンテスト」。
その2016年大会と2019年大会にて、「純米吟醸 熊本神力」は金賞を受賞しています。
燗酒としての実力はお墨付きというわけですね! 気になるそのお味については、この後紹介していきます。
「純米吟醸 熊本神力」はどんな味?
ここまで「純米吟醸 熊本神力」の誕生や実績を紹介してきましたが、肝心なのはやっぱり味ですよね?
ここでは、実際に味わってみた方たちの声を紹介していきます!
千代の国酒造の純米吟醸 幻の酒米神力 熊本神力
— 荻川さつき (@ogisatu) November 12, 2018
すっきりした中にも米の旨味が柔らかく広がる。 pic.twitter.com/Mgw1rO5isX
千代の園酒造
— ぽん (@takepon1302) March 30, 2017
「千代の園 純米吟醸 熊本神力」
熊本県山鹿市の蔵。
明治~戦前の酒米「神力」を復活。
ほのかな香りとしっかりとした米の
濃醇な味わいでキレもいい。#日本酒 pic.twitter.com/KXrbpbcGaY
皆さん大満足のようですね! たくさんの好評を見ていると、「神力」は華々しい復活を遂げたのだと確信させられます。
キレのいい味わいが自慢の日本酒ということなので、個人的にはたっぷり脂がのった魚料理と合わせて楽しんでみたいです!
「純米吟醸 熊本神力」を手に入れよう
入手方法を紹介する前に、「純米吟醸 熊本神力」は3種類の大きさから選べるという話をさせてください!
それがこちら。
300ml:700円(税込)
720ml:1,760円(税込)
1800ml:3,520円(税込)
大きさが3種類ある日本酒ってかなり珍しいですよね!
「とりあえずちょっと味見してみたいな」という方は、一番小さい300mlから手を出してみてはいかがですか?
肝心の入手方法ですが、Amazonや楽天市場などの大手通販では取り扱いが見受けられません。そのため、公式オンラインショップでの購入がオススメです!
ギフト包装にも対応しているし、12個までまとめて注文することもできるんだ!
たくさんストックしておきたい人にとってはありがたいわね!
まとめ
- 製造元の千代の園酒造は、100%自家精米というお米に対する並々ならぬこだわりをもつ
- 幻のお米「神力」は、酒米としての高い品質が再評価され復活を遂げた
- 復活した「神力」を使用した「純米吟醸 熊本神力」は、全国燗酒コンテストで金賞を受賞した実績をもつ
- 「純米吟醸 熊本神力」は、濃厚な旨味と爽やかさを兼ね備えた日本酒
- 「純米吟醸 熊本神力」を手に入れるなら公式オンラインショップがオススメ
いかがでしたか?
千代の園酒造のお米へのこだわりが詰まった「純米吟醸 熊本神力」。
ぜひ一度、復活した「神力」の実力を体感してみてくださいね!
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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