鍋を使った美味しい熱燗の作り方。便利アイテムや簡単アレンジも紹介

日本酒の変態 KAZU

唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。

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秋口から冬にかけて、寒くなると恋しくなる「熱燗(あつかん)

はふはふしながら食べるおでんと一緒にお猪口でグイっと熱燗を一杯。体の芯から温まる、この最高の組み合わせは、日本酒好きにはたまらないですよね。

居酒屋では「一合熱燗で!」と言えばすぐに出てきて美味しくいただけるのですが、それが家でも飲めたらなぁ…なんて思ったことはありませんか?

この記事では、家での美味しい熱燗の作り方と、あれば便利なアイテム、さらには簡単アレンジまでご紹介します。

「熱燗」って何℃? 温度で変わる呼び名と味わい

普段日本酒を飲まない人にも聞き馴染みのある「熱燗」というワード。ご存じの通り、温めた日本酒のことを指しているのですが、「加熱した日本酒=熱燗」という訳ではないのです。

約50℃に加熱した日本酒のことを「熱燗」と呼び、日本酒の呼び方は5℃を区切りに変化していきます。

燗酒には6種類に分類され、熱い順から「飛び切り燗(とびきりかん)」「熱燗(あつかん)」「上燗(じょうかん)」「人肌燗(ひとはだかん)」「日向燗(ひなたかん)」と呼ばれています。

燗酒の種類

日本酒は、世界に数あるお酒の中でも「温度の違い」でそれぞれ楽しむことのできる珍しいお酒です。

燗酒と同じく、冷酒も温度によって呼び方が分けられていますので、詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね。


鍋があればすぐにできる、美味しい熱燗の作り方

家で美味しい熱燗を作るのは一見難しそうに思えますが、意外と簡単です。
必要なものは、鍋と徳利とラップの3つだけ。詳しく見ていきましょう。

1. 徳利の九分目までお酒を入れ、注ぎ口にラップをします。

1. 徳利の九分目までお酒を入れ、注ぎ口にラップをします。

2. 鍋を準備し、徳利の半分~3分の2が浸かる程の水量になるように調節します。

2. 鍋を準備し、徳利の半分~3分の2が浸かる程の水量になるように調節します。

3. 徳利を鍋から取り出してから、鍋に火をかけて、沸騰する直前で火を止めます。

3. 徳利を鍋から取り出してから、鍋に火をかけて、沸騰する直前で火を止めます。

4. 火を止めた鍋の中央に徳利を浸して、3分程度待ちます。

4. 火を止めた鍋の中央に徳利を浸して、3分程度待ちます。

5. 徳利の口までお酒が上がってきたら、鍋から徳利を取り出す。

5. 徳利の口までお酒が上がってきたら、鍋から徳利を取り出します。

6. 徳利の底に指で触れ、熱いと感じたら「熱燗」のできあがりです。

6. 徳利の底に指で触れ、熱いと感じたら「熱燗」のできあがりです。

ポイントは2つ

①徳利にお酒を注ぐ量は、九分目くらいに留めておくこと。お酒は温めると膨張するので、少なめの量を注いでおくと出来上がりがちょうど良くなります。

②火を止めた鍋に徳利を浸すこと。アルコールの沸点は約78℃ですので、沸騰したお湯に浸すとアルコールが飛んでしまいますし、徳利が割れる恐れがあります。


徳利以外で熱燗を作るときは

徳利以外で熱燗を作るときはマグカップで代用

徳利を湯煎して作る熱燗は雰囲気もさることながら、均一に熱が回り、まろやかで落ち着いた味わいを感じることが出来るのが嬉しいポイント。

しかし、「そもそも家に徳利なんてないよー!」という方もいるのではないでしょうか。そのときはマグカップ湯呑みでも代用できます。

徳利で湯煎するとき同様に、お酒を注いだらラップをかけて、アルコールや香りが飛ぶのを防ぎましょう。

鍋から取り出すときは、徳利と比べると持ち上げにくいので、すべらないように気を付けて取り出してくださいね。温度にムラがあるときは、マドラーやスプーンでかき混ぜると均一になりますので適宜行ってくださいね。

あると便利なアイテム「調理用温度計」

あると便利な調理用温度計

湯煎時間の目安は、徳利の底に指で触れることで飲みごろかどうかが分かりますが、より簡単に調べるのなら「調理用温度計」を使わない手はありません。

100円ショップでも手に入り、揚げ物やお菓子作りをするときなど、何かと重宝しますので是非揃えてみてはいかがでしょうか。

熱燗ちょい足し簡単アレンジ5選

せっかく家で熱燗を作るのですから、飲み方のバリエーションも増やしたいところですよね。そこで、ちょい足しで簡単に作れるアレンジを5つご紹介します。

レモン

熱燗にレモンスライスを浮かべるだけで、酸味がいい具合に混ざり合いさっぱり頂けます。

ショウガ

すりおろしたショウガに熱燗を注ぐだけ。季節の変わり目や風邪の引きはじめにぴったりです。

昆布

おやつ用の昆布でも、出汁用の昆布でも、お好きな方をパキッと割って入れるだけ。昆布のうまみ成分がじんわり染み出て美味しさが倍増します。

おでんの出汁

日本酒と出汁を1:2の割合で注ぎ、お好みで七味唐辛子をひと振りで完成。コンビニでおでんを買ったときには、是非出汁割りも楽しんでくださいね。

ヒレ酒

炙った魚のヒレを熱燗に入れるだけ。ヒレの旨味が染み出してとても美味しいです。ヒレ酒用に乾燥させたフグのヒレが売られているので、スーパーなどで探してみてくださいね。

まとめ

鍋での熱燗の作り方と、あると便利なアイテム、ちょい足しアレンジをご紹介しました。

家で熱燗を美味しく作るポイントは以下のふたつです。

  • 徳利にお酒を注ぐのは九分目くらいまでにする
  • 湯を沸かし、火を止めた鍋で3分程湯煎する

ひと手間かけるだけで家でも美味しく熱燗を作ることが出来ますので、料理や気分に合わせて、燗酒の温度やちょい足しアレンジを楽しんでくださいね。

サイト管理人プロフィール
  • 名前:KAZU
  • 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
  • 保有資格:唎酒師
  • 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
  • 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
  • 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男

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