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今回は熊本県の自然豊かな環境に囲まれた酒造、亀萬酒造と、亀萬酒造が製造する玄米酒の魅力を是非知って頂きたいと思い記事を書きました。
日本酒には様々な種類がありますが、みなさんは玄米酒って聞いたことはありますか?
一般的には日本酒を製造する際は精米した米を使うことが多いです。精米することでお米の雑味を減らす効果があるのでより雑味が無い日本酒ができると言われています。
それをあえて精米せず玄米のまま製造する玄米酒ってどんな味わいがするのか気になりますよね。実は玄米には精米には出せない魅力がたくさんあります。
味覚で楽しむ、目で楽しむ、玄米酒を知ることで新しいお酒の楽しみ方を発見できること間違いなしです!
精米した日本酒だけではなくて玄米から造られた玄米酒を知ることで、日本酒のイメージが変わると思います。あなたのお気に入りの一本になるかもしれません!
- 亀萬酒造の魅力とは何か
- 亀萬酒造のこだわりと見えない努力
- 亀萬酒造の「玄米酒」とはどんなお酒か
- 「玄米酒」の味わいについて
- 「玄米酒」に合うつまみは?
- 「玄米酒」に隠れる栄養素について
- 「玄米酒」が購入できるおすすめのネットショップ
それでは自然豊かな亀萬酒造と黄金色に輝く見た目も美しい玄米酒の紹介をして行きたいと思います!
Table of Contents
亀萬酒造こだわりの玄米酒
亀萬酒造では様々な日本酒を製造していますが、その中であえて精米せず玄米のまま製造した「玄米酒」には精米した日本酒には出せない魅力がたくさんあります。
これから亀萬酒造の玄米酒をより一層美味しく、楽しんで頂けるよう以下のことを紹介して行きたいと思います。
- 「全国燗酒コンテスト」金賞受賞
- どんな味わい?
- 相性が良いつまみは?
- 玄米酒には栄養が豊富
黄金色の酒は金賞も受賞
亀萬酒造の玄米酒はとてもキレイな黄金色で輝いています。玄米酒にしか出せないこの黄金色はなんとも言えない魅力があります。是非その姿を見ていただきたいので、まずはこちらをご覧ください!
いかがでしょうこのインパクト!とても美しい黄金色に輝いていますね。見た目だけでもう美味しそうです!水飴のような甘い香りがただよってきそうな色をしてますね、本当にキレイです。
玄米の色がそのまま生かされている感じで、玄米酒にしか出せない輝きだと思います。どこか高級感もただよっていますよね。
黄金色に輝いているので、縁起もよさそうなイメージもあります、日本酒が好きな方などにプレゼントで贈ってあげたらとても喜ばれるんではないでしょうか。玄米酒を頂く機会もあまりないですからね。
亀萬酒造の玄米酒は「全国燗酒(ぜんこくかんさけ)コンテスト2017」で金賞を受賞しています!「全国燗酒コンテスト」は世界で唯一の温めて美味しく頂ける日本酒を選ぶコンテストなんです。
世界には様々なお酒がありますよね、代表的なのがビール、ワイン、ウイスキー、ウォッカなどがありますが、お酒の温度によって味や香りに変化の幅広さがあるのが日本酒と言えます。
日本酒ならではの「温めることで美味しいお酒に変化する」ということを様々な人に知ってもらうこと。
日本酒の「燗」ならではの魅力をアピールすることを目的として活動をしているんです。とてもすばらしいコンテストですよね。
「全国燗酒コンテスト」では各部門ごとに審査内容が違い、このような部門ごとに審査をしています。
①「お値打ちぬる燗部門」
審査温度:40℃~45℃
部門規定:720ml 1,100円以下(税別)
②「お値打ち熱燗部門」
審査温度:50℃~55℃
部門規定: 720ml 1,100円以下(税別)
③「プレミアム燗酒部門」
審査温度:40℃~45℃
部門規定:価格制限なし
④「特殊ぬる燗部門」
審査温度:40℃~45℃
部門規定:にごり酒・古酒・極甘酒・樽酒など
こう見ると色んな部門に分かれているんですね、日本酒選びに迷った時はこういった情報を見て選んでみるのもおもしろいかもしれませんね。
亀萬酒造の玄米酒は④の「特殊ぬる燗部門」で金賞を受賞しました!玄米酒を実際に飲むときは迷わず40℃~45℃のぬる燗で頂くのが一番美味しく味わえると思いますよ。
でも私は色んな温度で味わってみたい!という方はこちらの記事が参考になりますので、是非ご覧ください。
- 特定名称:純米酒
- 原材料:米、米麹
- 使用米:無農薬華錦
- アルコール度:15度
- 酸度:2
- 日本酒度:-20
- 内容量:500ml
黄金色の中に隠れる味わい
私が実際に飲んでみた感想を紹介して行きます。玄米酒を飲んだことが無い方の参考になれば幸いです。
味わいとしては口に含む瞬間に水飴のようなどこか懐かしい香りと濃厚なコクがあり、玄米の香ばしさや芳醇な旨味があります。
旨味の中には、黒糖を思わせるような甘味が上品に広がります。甘口で独特の酸味がありますが、嫌な酸味ではないです。
米を磨くことなく造った玄米酒はどこか癖のあるイメージがありましたが、そんなことはなく、甘みと香ばしさがあるので女性でも挑戦しやすいお酒ではないかと思いました。
玄米酒は精米した日本酒では出せない旨味と香りがあるので、皆さんそれぞれ新しい発見があると思います。宜しければ是非お試しください!
玄米酒に合うつまみ
亀萬酒造の玄米酒は甘口で濃厚なコクがあるため、肉料理や中華、揚げ物など味が濃い料理などにも合います。
私は中華料理と肉料理が大好物なので、めちゃくちゃ相性が良いお酒で嬉しいです!
中華料理だったら、王道のチャーハンと餃子だったり、麻婆豆腐やエビチリなんかも良いです!
肉料理だったらスペアリブなんかも良いですし、チャーシューをつまみに頂くのも良いですね!
なんか私の好みばかりですいません!食べ過ぎるとすぐ太りそうなメニューばっかりですよね。でも美味しいことは実証済みなんで間違いないです!
甘党でもある私がもう一つ是非試して頂きたいのが、バニラアイスに玄米酒をかけて食べること!「えっアイスにお酒をかけるの?」と思った方もいるかもしれません。
これが抜群に美味しいんですよね!特に玄米酒は香ばしい香りと濃厚なコクがあるのでバニラアイスに驚くほどマッチします!
黒糖のような甘みがあるのも特徴なので、チョコレートなんかも意外に合うそうですよ。是非皆様もお試しください!
先ほど紹介したバニラアイスですが、日本酒にはアイスと合わせる意外な方法がたくさんありますのでこちらの記事もご覧になってみてください。新しい日本酒の楽しみ方ができると思いますよ!
玄米酒ならではの栄養素
みなさん玄米って聞いたら体に良さそうな健康食をイメージしませんか?玄米酒には精米した日本酒には出せない栄養素がたくさん含まれているのはご存じでしょうか。
玄米は白米とは違い、表面の薄皮である糠(ぬか)を取り除かずに精白されていない状態のお米のことを指します。
この糠の部分にはたくさんの栄養素が含まれているんですよ!玄米にはビタミンB1、B2、E、それに加えてミネラルや食物繊維などが豊富に含まれています。
玄米を食べると、人が健康を維持するために必要な栄養素をほとんど摂取できるので、完全栄養食と言われているそうです。
玄米には白米の約6倍もの食物繊維が含まれていて、食物繊維は便秘の解消や、体内の余分なコレステロールや糖分を排出してくれる手助けをしてくれると言われています。
またカリウムや鉄分、亜鉛などのミネラル類や必須アミノ酸が含まれてます。
昔の人が「一汁一菜」でも健康を維持できたのは、玄米を主食に食べていたからなんですって。玄米はスーパーフードなんですね!
私は普段白米しか食べてないので、健康のために明日から早速玄米を食べてみようと思いました。健康は大事ですからね!
いつまでも美味しくお酒を飲むためにも、健康でいなければなりません!玄米酒は50ml~100mlを目安に飲みすぎない程度の量で調整すると健康に良いらしいですよ!
飲みすぎはなんでも良くないですからね。お酒はほどほどに!健康に良い玄米を使っていますので、「ちょっと飲んでみようかな」「どんな味がするんだろう?」と思った方は是非お試しください!
玄米酒とうまく付き合えば健康になるかもしれませんよ~!
天然醸造蔵元、亀萬酒造合資会社
亀萬酒造がある葦北郡津奈木町(あしきたぐんつなぎまち)は、熊本県の南端と鹿児島県との県境にあります。
日本の地中海と呼ばれているほど温暖な日差しがさしていることや、山と海もある自然豊かな環境なので、酒造りには最適な土地と言えます。
亀萬酒造は豊かな環境を生かし自然を取り入れ酒造りをする天然醸造蔵元と言われています。天然醸造蔵元は日本酒製造を、天然醸造で行う蔵元のことです。
天然醸造蔵元である亀萬酒造の酒造りに対するこだわりや、独自の製法など様々な魅力を紹介していきたいと思います!
「火と水」そして人の力
熊本はカルデラを誇る阿蘇山があるので「火の国」と呼ばれていて、阿蘇山の噴火によって生まれた地層の賜物(たまもの)である湧水がとても有名です。
亀萬酒造がある津奈木町(つなぎまち)も中尾水源・古中尾水源という水源があり、多くの人がわざわざ水汲みに行くほど美味しいという銘水の名所でもあります。
水に恵まれている熊本は「水の国」でもあります。豊かな土地と水、気候によって作られた熊本のお米は絶品です。
亀萬酒造は米にもこだわりがあり、すべて自社で栽培した津奈木産の「山田錦」を使用しています。
お米の栽培をする際にもアイガモ農法を使用するこだわり。アイガモ農法で栽培することでアイガモ農法無農薬米になります。
アイガモ農法無農薬米とは水田にアイガモのヒナを泳がせて、アイガモが泳ぐ時雑草を浮き上がらせて行います。
除草や虫を食べて駆虫することにより、農薬を散布する必要がないので無農薬で米を育てることが出来る農法です。
ここまで天然にこだわることは相当な手間がかかっていると思います。特別な美味しい自然酒が出来るのは変わらず努力を惜しまない人の力があるからなんですね。
お酒を造るための環境・土地・水・米にこだわり、自然と人の力で一から丹精込められて作られていることが伝わってきます。
こんなこだわりをもった酒造の日本酒を是非飲んでみたくなりませんか?亀萬酒造はそれだけに留まらず、お酒を造る過程でも自然を使った方法を取り入れています。
天然にこだわった独自製法
みなさんお酒を造る際に使用する醪(もろみ)って聞いたことありますか?醪(もろみ)は酒母(しゅぼ)に蒸米、麹、水を混合したもので、温度管理がとても重要になります。
醪は発酵をする際に、発酵によって起こる発熱で温度が20℃以上に上がってしまうこともあります。基本的に日本酒は5℃から15℃の低い温度で仕込むことで雑味が少ない美味しいお酒が出来ます。
発酵をしていく過程で、醪の温度が上がりすぎないように調整する必要があるので、全国各地の酒造ではそれぞれの手法で温度管理をしています。
寒い地域の酒造では、機械で管理することが主な方法で寒い地域ならではの気候を利用した手法などもあります。
温暖な地域の酒造ではサーマルタンクなど、主に機械を利用して温度管理をすることが多いです。
温暖な地域ではより醪の発酵温度が上がりやすいので機械に頼ることが多いですが、亀萬酒造は天然にこだわることで機械製造にはできないこだわりと強みがあるんだと思います。
その天然醸造蔵元ならではの手法が「南端氷仕込み」という独自の方法を用いていることです。
「南端氷仕込み」は醪の温度を多量の氷を加えて調整する方法で、日本の地中海と呼ばれている南端の亀萬酒造ならではの手法なんですね。
醪の温度を下げるために氷が大量に必要になるため、酒造の蔵子さんたちは列を作って大きな氷柱を手運びしているそうです。とても大変な作業ですよね。
醪の温度調整は味が決まる大切な工程です。苦労を惜しまず作業をしている蔵子さんたちのこだわりとピリッとした緊張感が伝わってきそうですね!
亀萬酒造の日本酒を頂くときは蔵子さんたちの苦労もかみしめて味わうとより美味しく感じる事でしょう!
どこで購入ができるのか
現地熊本県で購入するのは難しい方が多いと思いますので、今回はネットで購入できるサイトを2つご紹介したいと思います。
気になる方は気軽に購入ができるネットショッピングで試しに購入してみるのもいかがでしょうか!
亀萬酒造合資会社
玄米酒製造蔵元である亀萬酒造でもホームページにて販売をしていました。製造元で販売しているならそちらで購入するのが一番信頼できると思います。
到着までの納期や送料などは都道府県ごとに違うのでよく確認した方が良いですね。購入ページと送料などが確認できるページを載せておきますので是非ご覧ください。
- 玄米酒購入ページ
- 各都道府県の送料確認ページ
- 内容量:500ml
- 販売価格:1210円(税込)+送料
楽天市場
私もよく利用する楽天市場ですが、確認したところ2種類の商品が販売していましたがどちらも熊本県水俣市、ふるさと納税返礼品での販売になっていました。
一つは玄米酒2本セット販売(一本500ml)で、もう一つは亀萬酒造の純米吟醸酒「亀萬萬坊(まんぼう)」720mlが 2本と「玄米酒」500ml1本合計3本セットになって販売していました。
純米吟醸酒「亀萬萬坊」も試してみたい方にはピッタリではないでしょうか。
結構お酒などはふるさと納税で購入できることが多いので、まだふるさと納税を試していない方や、飲んだことが無いお酒に挑戦するなら是非おすすめですよ!
商品の購入金額は高いですが、限度額の範囲内であれば一律2000円で済んじゃいますからね!やらなきゃ損です。
ふるさと納税に詳しくない方のために分かりやすい解説動画を載せておきます、要点を抑えれば意外と簡単に始められるので、是非ご覧ください!
まとめ
亀萬酒造の玄米酒にはたくさんの魅力があることがお分かり頂けましたでしょうか。
天然醸造蔵元、亀萬酒造さんの日本酒を造るための環境やこだわり、私たちが分からない所でどれだけ努力してるかということが分かったと思います。
貫き通すこだわりがあるからこそ極上の日本酒が完成するのだと思います。そんな素晴らしい日本酒を気軽に頂ける私たちは幸せ者ですね!
亀萬酒造の玄米酒にもまだまだ未発掘の魅力がたくさん隠れていると思います。皆さんそれぞれの味わい方、楽しみ方を発掘してみてはいかがでしょうか!
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
有名銘柄はなかなか手に入らない!
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首元がキュッと細くなった特徴的な形をしている徳利。スポンジも入らないし、水と洗剤を入れてシャカシャカして終わり!…えっ、ホントにそれで大丈夫⁉
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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