菊姫の最高峰「菊理媛」幻の酒とよばれる実力を感想を交えて紹介!

日本酒の変態 KAZU

唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。

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あなたが出会えている日本酒は「めちゃくちゃ少ない」という現実
実は、私たちがスーパーなどで身近に出会える日本酒は、日本酒全体からみればほんの少しなんです。いろんな日本酒が飲んでみたい、そう思いながらネットで検索する日々は今日で終わりにしましょう!

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美味しい地酒がたくさんあることで有名な石川県。その石川県の三大銘柄とよばれる「天狗舞」・「常きげん」・「菊姫」は全国的にも広く知られていますよね。そのなかの「菊姫」から販売されている、「菊理媛(くくりひめ)」という日本酒をみなさんは知っていますか?

極めて希少価値が高く、値段も1升瓶5万円以上する高級な日本酒ですが、この記事を読めばきっとあなたも納得の値段だと思うはずですよ。

ここでは日本酒好きなら知っておきたい、幻の酒「菊姫 菊理媛」とはどんな日本酒なのか、実際に飲んだ人の感想を紹介しながら説明していきます。なかなか手に入れることは難しいかもしれませんが、一緒に飲んだ気分になって楽しみましょう!!

KAZU

菊姫はあの有名な漫画「美味しんぼ」にも登場した酒蔵なんだよ。

菊姫の菊理媛、一度でいいから飲んでみたいな~

ゆはな

漫画に登場するなんてすごいわね!!そんなにすごい酒蔵なの?

くくりひめ?すごく可愛らしい名前ね!!値段は可愛くないけど(笑)

KAZU

菊姫はとにかく酒造りにかける熱量が凄まじいんだ。

日本酒好きにはたまらないよ!!

菊姫の歴史

引用:Wikipedia

菊理媛を手がける、菊姫合資会社は石川県白山市にあります。

創業は安土桃山時代にさかのぼると言われ、屋号「小柳屋(おやなぎや⁾」として歴史に幕を開けました。

昭和34年から純米酒醸造の研究が開始されました。しかし戦中・戦後は原料米不足により、製造は休止に追い込まれ、製造技術は継承されないまま衰退の一途を辿りました。

その後復活を試み、昭和58年に日本酒業界で初めて「山廃仕込」と表示された、純米酒を販売したことで菊姫は一躍有名になりました。

そしてこれまでに全国清酒鑑評会では通算23回の金賞と、8回の銀賞受賞という輝かしい成績を収めています。

一度は衰退の一途を辿りながらも見事に復活を遂げ、ここまで有名になった菊姫のお酒。そこには職人さんの酒造りに対する、熱い思いがあったに違いありませんね‼︎

山廃仕込については下記の記事で詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。

菊姫の酒造りにかける情熱

菊姫は酒造りを子育てと同じように考えています。愛情を注ぎ、慈しみ育ててこそ、納得がいく酒が造れると考えています。

引用:菊姫

この短い文章で菊姫の酒造りにかける熱い思いが伝わってきますよね!

菊姫では昭和60年代からスペシャリスト・酒マイスターの募集をしています。この募集開始時には、すでに20年後の未来を予測し、21世紀の新たなタイプの杜氏を育成することが目的だったといいます。

そして20年が経った現在、多くの蔵元が杜氏の後継者問題に頭を抱える中、菊姫は過去を伝承した上で次世代の酒造りをスタートさせています。

未来をいち早く予測し、行動する行動力。本物の酒造りへの追及。時代とともに成長を続ける菊姫。ますます菊姫の手がけるお酒から目が離せませんね。

これだけこだわったお酒、みなさんも飲んでみたくなりませんか?

菊姫のCMを紹介します。軽快な楽器の音色で、熱い思いの伝ってくるカッコいいCMですよ!!

YouTube:Hirotake Kitakata

菊姫 最上質の原料

日本酒造りで重要な役割を担うのが「水」です。

菊姫では、昔から霊峰白山の伏流水を利用しています。日本酒の80%は水からできているので、美味しい日本酒造りには質の高い水が欠かせません。

菊水のお酒が生み出されている場所は、酒造りに非常に恵まれている土地ということですね。

原料米 山田錦

こだわりぬいた最高の原料米「山田錦」なしで菊姫の日本酒は語れません。

山田錦は、「酒米の王」と呼ばれるほど酒造りに適しているお米で、良質なお米の特性をすべて持っているといわれています。

  • 米粒、心白が大きい。(心白とは米の中心の白濁した部分)
  • 割れにくい。
  • たんぱく質や脂質の量が少ない。
  • 千粒重が大きい。(千粒重とは千粒の重さ)

これだけの良質な特性を持っている山田錦は、「酒米の王」と呼ばれているのも納得ですよね。

山田錦 特A地区とは?

菊姫のお酒には全て山田錦の特A地区産のものが使用されています。特A地区と聞くと、単純にすごくいいイメージを持つと思いますが、一体どこで生産されているのでしょうか。

山田錦は、日本酒生産量全国1位の兵庫県で生産されています。特A地区は、六甲山西部の三木市(吉川・口吉川)や加東市(東条町・社町東部)などにあります。

菊姫には兵庫県三木市吉川産の山田錦が使用されています。特A地区でも最高ランクに指定されている「特AAA」を使用しているそうです。

ここまでのこだわりとは、私も驚きが隠せません。

菊姫「菊理媛」

引用:菊姫

菊姫が手がける商品の中で最高峰といわれる「菊理媛」は、その年の極上の吟醸酒だけを選りすぐり、10年以上も熟成させた究極の日本酒です。年に2回、数量限定の出荷なので、幻の酒とも呼ばれています。

お酒の熟成と聞くと、ワインやウイスキーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?10年も熟成された日本酒、一体どんな味がするのか非常に気になりますね!

ラベルやパッケージの気品溢れるデザインも、目を惹きますよね。

菊理媛 名前の由来

菊姫の「菊理媛」の名前の由来は、白山信仰の御祭神からきています。つまり神様の名前からつけられているということですね。では、 菊理媛はどのような神様なのか確認していきましょう。

菊理媛尊は、日本最古の歴史書「日本書紀」の中で、日本の国土を生み出した男女の神「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」と「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」の夫婦二柱(めおとふたはしら)の神様の「いさかい」の仲裁役として登場します。

そこには、対峙するおふたりの前に現れた菊理媛尊が何事かおっしゃると、伊弉諾尊が「菊理媛尊のおっしゃることはもっともだ」と申されて仲直りをしたと記されています。

このように、男女の仲をとりもつ神話の神さまであること、また、「くくりひめ」の「くくり」とは、「紐でくくる」や「荷をくくる」というように物事をまとめる・結ぶという意味にも通じ、菊理媛尊は古来より「縁結びの神」として御神徳を仰がれております。

引用:白山比咩神社

菊理媛の商品名は、縁結びの女神様の名前からきてるのね!!

上品な商品のイメージにぴったりね。

菊理媛 商品紹介

原料米山田錦 (100%)
種別大吟醸酒
精米歩合50%
アルコール度数17度
容量720ml・1800ml
熟成年数10年以上
味の特徴

味わい:濃醇甘口 甘辛:やや辛口 香り:カラメル香 

美味しい飲み方

冷や(5~10度)・常温(15~20度)・ぬる燗(40~45度)で飲むのがおすすめ。

実際に飲んだ人の感想
  • 10年熟成されたお酒とは思えないほど老香(ひねか)を全く感じない。
  • 穏やかな甘味と繊細でクリアな味わい。
  • 口当たりが柔らかく、とても優しいお酒。
  • キリっとした品のある味わい。
  • 一度は飲みたいと思い、飲んでみてびっくり、美味しいの一言。口当たりがよく、のど越しもよくたまらない。
  • 奥ゆかしさを感じる。
  • クセはないが特別な個性もない。でもとにかく美味しい。

(老香:日本酒の劣化臭のこと 古酒:長期熟成酒)

やはり10年以上の歳月をかけて熟成させていることから、味に深みがあり、品を感じるという意見が多くありました。また毎年販売を心待ちにしているファンも多くいるようです。

ただ日本酒には好みがあるので、自分には合わなかったと感じる人もいました。

やはり高価なだけあって、贈答用で購入する人も多く見受けられました。特に多かったのが、お父さんへのプレゼントでした。親孝行な人多いなぁと商品レビューを読みながら、感心するばかりでした(笑)日本酒好きにはたまらない贈り物ですよね!

実際に飲んだ人の感想を見ると、ますます自分でも飲んでみたくなりました。

古酒を味わってみよう

古酒の魅力は、熟成する歳月によってお酒の色合いが変化し、香りや味わいに深みがでてくるところです。

古酒は3つのタイプに分類することができます。

  1. 濃熟タイプ…本醸造酒、純米酒を常温熟成させたもので、色や香りなど変化が大きい。古酒が好きな方におすすめ。
  2.  中間タイプ…本醸造酒、純米酒、吟醸酒、大吟醸酒を低温熟成と常温熟成の両方を用いて熟成させたもの。幅広い料理によく合う。
  3.  淡熟タイプ…吟醸酒、大吟醸酒を低温熟成させたもので、濃醇タイプほどの変化はない。古酒初心者にもおすすめ。

最近ではさまざまな種類の熟成酒がありますが、熟成に超音波を利用した商品なんかも販売されているんですよ。

北雪 超音波熟成酒

引用:北雪

原料米
精米歩合68%
アルコール度数15度

◆飲み心地 サラサラと円やか

◆酔い心地 ホロホロと軽やか

◆覚め心地 ハラハラと爽やか

引用:北雪

酒造りの最終段階で超音波の振動を与える熟成方法を世界で初めて考案し、その技術が詰まったお酒がこの北見 超音波熟成酒です。芳醇な香りとさらりとした飲みやすい日本酒に仕上がっているようです。

どんな味か非常に気なっていたのですが、全体的に商品レビューの数が少なかったです。いくつか「辛口で美味しい」という口コミは見つけました。これは飲んでみるしかなさそうですね!

古酒 商品紹介

菊理媛にはちょっと手が出せないという人むけに、古酒の商品をいくつか紹介していきます。ぜひ飲んでみて深い味わいを堪能してみてください。

菊姫 大吟醸

引用:菊姫
原料米山田錦(100%)
精米歩合50%
アルコール度数17度
熟成年数約5年 (複数年ブレンド)

菊姫といえば大吟醸といわれるお酒です。

やや辛口で甘く芳醇な香りが感じられます。独特の老ね香、老ね味が乗った上品で柔らかな味わいに仕上がっています。

口コミ
  • 芳醇で深みがある味わいで、料理が更に際立った。
  • 味が濃くてフレッシュ。
  • 言葉では言い表せない美味しさ。

出羽桜 三年熟成大古酒 枯山水

引用:出羽桜
原料米国産米
精米歩合55%
アルコール度数15度
熟成年数低温3年

お燗で美味しい酒を目指して造られたお酒なので、ぬる燗(40~45度)、上燗(45~50度)で飲むのが非常におすすめです。

淡麗の味わいが低温3年熟成によって、まろやかに仕上がっています。

口コミ
  • とてもまろやかで、他のお酒より如実に柔らかい。
  • 口当たりは滑らかで濃厚。
  • コクがあって美味しい。

天狗舞 古古酒 純米大吟醸

原料米山田錦
精米歩合35%
アルコール度数16度
熟成年数2年以上

最高クラス(全国新酒鑑評会出品レベル)の大吟醸酒を2年以上も熟成させ、完成したお酒です。

繊細さの中に感じる力強さ、そんな味わいを楽しむことができます。

口コミ
  • とにかく力強い味。
  • コク深く芳醇な香りで気に入っている。
  • 酸化臭も控えめで、口当たりも滑らか。

男山 復古酒

引用:男山
原料米
精米歩合65%
アルコール度数16度
熟成年数

350年前の古文書に残された純米濃厚仕込みの味を再現したお酒です。

濃厚で日本酒の中でも超甘口に分類される、個性的な仕上がりになっています。

口コミ
  • 甘口で濃い味が好きな人にはにたまらない。
  • かなり甘口だけど飲みやすい。
  • 甘くて深い味わい。

最後に紹介した「男山 復古酒」は350年前の味を再現しているというので驚きですよね!日本酒の歴史をしみじみと感じました。熟成酒は数量限定での販売が多く、なかなか手に入りにくいものが多いので出会いを大切にしたいですね!

こちらの記事でも古酒について取り上げています。自宅でできる自家熟成やオンラインで販売をしている酒蔵も紹介しているので、ぜひ覗いてみてくださいね!

まとめ

  • 菊姫の酒造りには、高い技術力と美味しいお酒を造りたいという情熱がつまっている。
  • 原料は、酒造りに最適な白山の水と最上級の原料米「山田錦(特A地区産)」を使用している。
  • 菊姫の最高峰「菊理媛」は、極上の吟醸酒のみを10年以上熟成させた究極の日本酒。
  • 菊理媛の名前の由来は、白山信仰の御祭神からきている。
  • 菊姫 菊理媛を実際に飲んだ人の感想は、「味に深みがある」や「上品な味わい」というもの。
  • 古酒は、熟成する歳月によってお酒の色合いが変化し、香りや味わいに深みがでてくる。

幻の酒「菊理媛」の実力はお分かりいただけましたか?たとえ手に入らなくてもお酒好きが集まってこんな話しでも盛り上がるのも絶対楽しいですよね!!

サイト管理人プロフィール
  • 名前:KAZU
  • 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
  • 保有資格:唎酒師
  • 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
  • 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
  • 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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