熊本の日本酒「蝉(せみ)」の評価は?美味しい飲み方もご紹介!

日本酒の変態 KAZU

唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。

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※プロモーションを含みます

「蝉」はこんな人にオススメ!
  • 辛口の日本酒が好きな方
  • 日本酒を「冷や」で飲むのが好きな方
  • 料理に合う日本酒を探している方
KAZU

ミーンミンミンミン

ゆはな

蝉?!

蝉という名の日本酒をご存知ですか?蔵元は熊本にあります。自然豊かな土地で、大事に育まれた日本酒「蝉」

こちらは「一年古酒」と言って、蔵の中でまるで蝉のようにゆっくりじっくり時間をかけて成長した美味しい日本酒です。

そんな美味しい日本酒と出会った時、いただく前に特別な準備をしますか?せっかくなので美味しいものをより美味しくいただきたいですよね。

飲むときの最適な温度は?合わせたいお料理は?オリジナルグッズでいただけるの?!

時間があればいつもより少し時間をかけて、時間がなければささっと準備出来るひと手間もあります。

美味しい日本酒の最適な環境を整え、特別な時間を作りましょう!

熊本「通潤酒造」が造る銘酒「蝉」の美味しい飲み方です!

冷蔵庫から出して5分後がおすすめ!

今や定番となった「日本酒を冷やす」飲み方。いわゆる冷酒は香りが落ち着いて飲みやすくなるので、日本酒を楽しみたいけど熱燗はちょっと苦手だな、って方でもキリッと冷やせばスイスイ飲める。

日本酒を楽しみ始めたばかりの方にはオススメの飲み方です。

熱燗はその名の通り温めていただく日本酒。湯煎でも、簡単に電子レンジでも、30度〜55度くらいの状態を言います。

熱燗にすると湯気で香りがより強く感じられますし、米の甘みを感じることが出来ます。

さて「蝉」をいただく時の適温は?

ズバリいただく5分前に冷蔵庫から出す!なのです。

「冷酒」でも「熱燗」でもない「冷や」という温度。これが不思議と口当たりが良くなり、味わいがより感じられるのです!

そして面白いのが季節によって「冷や」の温度が変わるということ。冬は少しひんやり、夏はぬるめでいただくことが出来ます。

「冷や」により季節を感じられるなんて粋ですね。

通潤グッズでいただく蝉

通潤酒造ではオリジナルグッズを販売しています。日本酒の時間をより楽しめるおもしろグッズをご紹介致します!

まずはこちらの蝉グラス。よーく見ると色んな蝉の鳴き声が書いてあるとってもユニークなデザインです。ワイングラス型なのでこちらを使う時はキンキンに冷やして香りを思う存分楽しみながらいただくのがおススメです。

ワイングラスは広い飲み口により口と鼻を覆うため、香りがもれなく感じられることで味がよりハッキリします。

日本酒「蝉」とセットにして贈り物にするのもいいですね。

お次は「スマイルお猪口」。

日本酒はアルコール度数が高めなので、少しずつ飲めるというメリットがお猪口にはあり、悪酔いしません!

そして器が小さいので温度が変わる前にいただけるというメリットがあります。

しかしこんな風に飲む度にスマイルされたら楽しくなってしまい、どんどんお酒が進んでしまいますね。

お祝い事など特別な日には升でいただくのも良いですね。「増す」と同じ読み方であることから縁起の良い器です。木の香りを感じ、口に含むときには日本酒の香りも感じられる、味の移り変わりを楽しむことが出来ます。

でも升ってどこから飲むのが正解なの?と思う方も多いと思います。平らな部分から飲むのが正解です。香りと一緒にすするようにいただいて下さい。

日本酒「蝉」とは?

良いお付き合いをするには相手のことを良く知っている方が良い。まずは日本酒「蝉」を知るところから。

[内容量]1.8L
[原料米]山田錦(麹米 熊本県山都町産米)/華錦(掛米 熊本県山都町産)
[味]淡麗辛口
[精米歩合]50%
[アルコール度数]15度
[使用酵母]くまもと酵母
[日本酒度]+4
[酸度]1.6
引用:通潤酒造株式会社

日本酒の味を決める大事な原料であるお米。蝉の原料米が作られている熊本県山都町は美しい緑川・五ヶ瀬川がある美味しい水が生まれる町。豊かな水源がある場所で大事に育てられたお米で作られているのですから蝉の美味しさも納得出来ます。

使用されている山田錦は日本酒好きには馴染みのある品種ですね。香りが高く、辛口でも甘味や旨みがしっかり感じられます。

併せて使用されている華錦は熊本県で開発されたオリジナル酒米です。倒れにくい品種と掛け合わせたことで農家さんにとっては育てやすいお米となりました。

もう一つ酒造りに大事な酵母。蝉は「くまもと酵母」を使用しています。それまでお酒とは酔って楽しむものでしたが、くまもと酵母によって味わう日本酒を造ることが出来るようになりました。

そして蝉はその名の蝉のように土(蔵)の中で一年間じっくり成長(熟成)するのです。

蝉をいただいてみると、口当たりは柔らかく、旨味と酸味のバランスがとても良いです。

キリリと引き締まる味だけど、ほんのり甘味も残る。お料理は選ばないようです。

「蝉」とお料理

蔵元のホームページで蝉のページを開けてみると「フードフレンドリー」という言葉が出てきました。楽しくなるワードですね。

どんなお料理にも合う、ということは選ぶお料理の幅も広がり、何に合わせようかワクワクしながら考えることが出来るのです。

〇じっくり時間をかけて準備するなら!

  • 白身魚の南蛮漬け
  • 鴨肉わさび醤油
  • 牛肉と新生姜の甘辛胡麻炒め

〇ささっと簡単に準備するなら!

  • 枝豆
  • 新鮮なお刺身
  • チーズ盛り合わせ

まとめ

  • 「蝉」は冷蔵庫から出して5分後が美味しいタイミング!
  • 通潤グッズで「蝉」をより美味しく楽しむ!セットにして贈り物にもオススメ!
  • こだわりの原料と、1年間じっくり熟成させた納得の美味しさ。
  • フードフレンドリーな「蝉」はどんなお料理とも相性抜群!

蝉は卵からふ化すると木の根の汁を吸いながら土の中で長い年月をかけてゆっくり成長します。成虫になり地上へ出てくると力強く鳴き始める。しっかり栄養を蓄えたからこそ力強く鳴くことが出来るのです。

そんな蝉のようにじっくり時間をかけて成長した日本酒「蝉」

その時々に合った自分なりの飲み方でじっくり味わいましょう

サイト管理人プロフィール
  • 名前:KAZU
  • 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
  • 保有資格:唎酒師
  • 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
  • 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
  • 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男

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