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「前から飲んでる日本酒、ちょっと飽きてきたなぁ」
「何か新しい日本酒を開拓したいかも」
こんなふうに、いつもとは違う新しい日本酒との出会いを求めていたりしませんか?
そんなあなたにオススメなのが、阿部酒造の「あべ」という日本酒です!
「あべ」? なんだかずいぶんとシンプルな名前ね。名前からはどんな味なのか想像もつかないわ。
シンプルな名前と侮るなかれ! この「あべ」は今をときめく新進気鋭の日本酒なんだ!
「あべ」の誕生は2015年と比較的最近で、今まさに日本酒好きの間で大注目されているんです。
「そういえば知り合いに飲んでる人がいたな」
と気になっていた方もいるのでは?
この記事では「あべ」の口コミ・評価や、どんな日本酒なのかを解説していきます。
この記事を読めば、この「あべ」のビッグウェーブに乗り遅れるなんてことはありませんよ!
Table of Contents
「あべ」の口コミ・評価
「あべ」は2015年から製造が開始されたブランドで、今では阿部酒造を代表するブランドとして名をはせています。一気に人気が出たこともあり、様々なモデルが登場。
そんな「あべ」のラインナップを、実際の口コミ・評価と合わせて紹介していきますね!
定番純米
原材料名 | 米(新潟県産100%) 米こうじ(新潟県産米) |
精米歩合 | 65% |
酵母 | 新潟G9 |
販売時期 | 通年 |
- 爽やかで優しい香りが特徴
- 軽めの口あたりで、ほんのり甘味がある
- アルコール度数が低く甘口なため、とにかく飲みやすい
- お刺身、お寿司と相性バツグン!
お米の旨味とほどよい酸味が楽しめる、「あべ」シリーズの大定番です。
地元新潟県産のお米を100%使用という点はそのままに、お米の品種が年によって変わるのが特徴的。
そのため、「今年はどんな定番純米なのかな」と毎年楽しみにしているファンも多いんですよ!
定番純米吟醸
原材料名 | 米(新潟県産100%) 米こうじ(新潟県産米) |
精米歩合 | 55% |
酵母 | 協会901号 |
販売時期 | 通年 |
- レモンのようなスッキリとした甘味と酸味が特徴
- 酸味は程よく穏やかななため飲みやすい
- 定番純米よりもお米に磨きがかかっているため、よりクリアな味わいに
定番純米が吟醸造りによってパワーアップ! お米を低温で長い期間発酵させることによって、その旨味と酸味がさらに際立った一品です。
お米の磨き具合も大吟醸に迫るほどで、お米本来の旨味をストレートに感じることができます!
夏酒
原材料名 | 米(新潟県産100%) 米こうじ(新潟県産米) |
精米歩合 | 60% |
酵母 | 新潟G9酵母 |
販売時期 | 6月頃 |
- ドライな飲み口とキリッと引き締まった味わいが特徴
- 酸味が効きながらも、しっかりとお米の旨味も感じられる
- 終始爽やかな飲み心地で、夏の食中酒として最適
「あべブルー」とも呼ばれるこちらの「夏酒」は、季節商品になります。
夏らしい爽やかさをイメージしていて、キレのある酸味が特徴。しっかりとした旨味があるため、飲みごたえもバツグンです!
「夏といったらコレ!」との呼び声も高い一品です。
たかね錦純米吟醸
原材料名 | 米(新潟県産100%) 米こうじ(新潟県産米) |
原料米 | 新潟県産たかね錦100%使用 |
精米歩合 | 60% |
酵母 | 新潟S9酵母 |
販売時期 | 2-3月頃 |
- 初めは甘味の主張が強く、徐々に苦味がやってくる
- 苺のような香りで、ほどよい酸味もある
- 爽やかな甘口の日本酒で、止まらずにゴクゴク飲める
こちらの「たかね錦純米吟醸」は春酒で、「あべピンク」の愛称で親しまれています。
使用している「たかね錦」はスッキリとした飲み心地を生み出すことで有名な酒米。フルーティーな香りも穏やかに抑えられているため、食中酒にピッタリですね!
楽風舞純米吟醸
原材料名 | 米(新潟県産100%) 米こうじ(新潟県産米) |
原料米 | 新潟県産楽風舞100%使用 |
精米歩合 | 60% |
酵母 | 新潟G9酵母 |
販売時期 | 3-4月頃 |
- 芳醇で豊かな香りと味わいで人気
- 濃厚な旨味と甘味が、瑞々しさを伴って爽やかに広がっていく
- メロンのような果実感があり、まろやかな口あたり
こちらは、同じく新潟県柏崎市にある原酒造が開発した「楽風舞(らくふうまい)」という酒米を使用した一品。
「柏崎のお酒を協力して広めていこう!」という意志が感じられますね。洗練された旨味と甘味が魅力の「グリーンラベル」、ぜひご堪能ください!
一本〆純米吟醸
原材料名 | 米(新潟県産100%) 米こうじ(新潟県産米) |
原料米 | 新潟県産一本〆100%使用 |
精米歩合 | 60% |
酵母 | 新潟G74酵母 |
販売時期 | 11月末頃 |
- ラベルからイメージできるとおりの、梨のような果実感のある味わい
- チリチリはじけるような微炭酸で、ほんのり辛さもある
- 最後は苦味が残り、奥深い余韻に
- お米の旨味もしっかりあって、日本酒らしさも残している
こちらに使用されているのは新潟県の有名な酒米である「一本〆」。そのさわやかでキリッとした味わいを存分に引き出した一品です。
ジューシーな果実感がありながらもほどよい酸味があり、フレッシュさが損なわれていないのもポイントです!
純米大吟醸
原材料名 | 米(新潟県産100%) 米こうじ(新潟県産米) |
原料米 | 越神楽100%使用 |
精米歩合 | 45% |
酵母 | 新潟S9酵母 |
販売時期 | 3月頃 |
- 柔らかい口あたりと、深みのある味わいが楽しめる
- 大吟醸でしか引き出せない華やかで品のある吟醸香
- 酸味と苦味がありながら爽やかさも兼ね備えており、満足度が桁違い
こちらは「あべ」シリーズのフラッグシップ(最上位モデル)です。使用しているのは柏崎の有名酒米「越神楽(こしかぐら)」で、その精米歩合はなんと45%。
雑味を限界までそぎ落とすことで、お米本来のキレのある味わいを実現しているんですね。
製造元は阿部酒造
「あべ」を造っている阿部酒造は新潟県柏崎市にある小さな酒造で、その創業は1804年です。
代々阿部家の当主が杜氏(最高責任者)となり、「圧倒的にうまいお酒」を理念として品質重視の酒造りを行っています。
「自分たちが美味しいと思えるお酒だけをお客さんに提供する」という強い決意を掲げているんだ。
酒蔵がそれだけ自信満々だと、飲む方もワクワクしちゃうわね!
「あべ」シリーズの誕生
「あべ」シリーズは、6代目の杜氏である阿部裕太さんの手によって2015年に生み出された新ブランドです。
酒造の名前がそのまま日本酒の名前になっていることからわかるとおり、現在阿部酒造で最も力を入れて製造されているブランドになります。
その魅力はなんといっても、「全てのお酒が原酒だということ」。
原酒?
まだ水で割っていない状態の日本酒のことだよ。
一般的な日本酒は、貯蔵後にお酒に加水を行っています。この加水によって、アルコール度数が15度くらいになるように調整しているんですね。
一方原酒は、その加水を行う前の状態。
つまり、日本酒本来の香りや味が失われていないということなんだ!
「あべ」の力強くて濃厚な旨味と酸味の裏側には、そんな秘密があったのね!
「あべ」を手に入れよう
「あべ」を手に入れる最もお手軽な方法として、
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
などの大手通販で購入するという手があります。しかし、「自分が欲しい銘柄の取り扱いがない!」なんてこともしばしば。
そこでオススメなのが、「あべ」の販売店で購入するという方法。
阿部酒造の公式サイトにて販売店の一覧が公開されていますので、お近くの場合は一度足を運んでみてはいかがですか?
「あべ」の販売店の一覧はこちらから
とはいえ、販売店に足を運ぶ前に一度、自分が欲しいモデルの在庫があるかを問い合わせてみることを強く推奨するよ。
どうして?
実はこの「あべ」という銘柄は、そもそもの製造数が少なめなんだ。
なるほど。自分が欲しいモデルがピンポイントで置いてある保証はないということね。
製造数の少なさはメーカーである阿部酒造も公言しています。「あべ」が入手困難と言われている理由はここにあったんですね。
まとめ
- 「あべ」を造っている阿部酒造は、品質にこだわりぬいた酒造りを行っている
- 「あべ」は2015年からスタートした新しい銘柄で、既に多くのファンを獲得している
- 飲みやすさで選ぶなら、フルーティーな香りと甘さをもつ「たかね錦純米吟醸」がオススメ!
- 飲みごたえで選ぶなら、旨味引き立つ「楽風舞純米吟醸」がオススメ!
- 「あべ」は製造数が少ない銘柄なため、販売店で買う場合は在庫確認必須!
いかがでしたか?
「あべ」の歴史はまだ始まったばかり。その力強い旨味と酸味は、これから多くの人を虜にしていくこと間違いなしです。
「流行りに乗り遅れたくない!」というそこのあなた。
次の一本は、この「あべ」にしてみてはいかがですか?
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
有名銘柄はなかなか手に入らない!
日本酒好きじゃなくとも一度は耳にしたことがある「獺祭」や「十四代」といった有名銘柄。飲んでみたいと思っても、手に入れること自体かなり大変です。
しかし、ちょっとしたコツを知ることで入手できるようになるかもしれません。
⇒【唎酒師厳選】市場に出回らない幻の日本酒11選と入手方法を見る使ったあとの徳利、ちゃんと洗えてる?
首元がキュッと細くなった特徴的な形をしている徳利。スポンジも入らないし、水と洗剤を入れてシャカシャカして終わり!…えっ、ホントにそれで大丈夫⁉
中の汚れを目で確認することもできないし、何より乾きづらい徳利は、ちゃんと洗えていないとカビが生えてしまうことも。そんな徳利で日本酒を飲んでいるとしたら…?
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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