日本酒とイタリアンは相性抜群!日本酒が恋するイタリアンに迫る

日本酒の変態 KAZU

唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。

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お酒好きなら食事のお供としてアルコールは必須なハズ。
少量のアテからご飯のオカズまで、お酒に合う食べ物はたくさんありますよね。

それは色々な国でもそうかもしれません。
イタリアンにはワインだったり、ウインナーにはビールだったり、中華には紹興酒など。
私達日本人もお刺身には日本酒だったりしますね。

でも何故、その国の料理はその国のお酒なんでしょうか。
産地という理由はもちろんあると思いますが、何でも良いと思いませんか?

国際結婚も当たり前になってきた今。
日本酒がイタリアンに恋したっていいじゃない。

そこで今回は日本酒とイタリアンとの相性についてご紹介していきます。

そもそも飲み物に対しての観点が違う

イタリアンと聞いて思い浮かぶお酒言えば「ワイン」だと思います。
まずワインについてサラッとご説明させて頂くと。

ワインはブドウの果汁を発酵させたお酒です。
ブドウ以外の果汁を主原料とするお酒はワインとは呼びません。

香り豊かで甘みや渋み、酸味やまろやかさといった様々な味わいを楽しめます。
赤や白、ロゼなど色によって分類されており、また違った味わいを楽しむことが出来ます。

そのワインをイタリア人はどのような感覚で飲んでいるのでしょう。
イタリア人がワインを飲む姿を想像すると簡単に分かります。

イタリア人は、ワインと料理の香りや味が生み出すシナジー効果を前提に「合う」という感覚を持っています。
では日本人はどうかと言うと、たいていの人は流し込むという飲み方をしています。

私もビールやハイボール、時には日本酒で流し込むことも多いため、否定をしているわけでありませんよ。
あくまで人種によっての感覚の違いということです。

そのため、和食を食べる時に日本酒が好まれる。
このことに対して外国人の方々は、少し劣等感があるみたいですね。

日本酒のタイプと日本酒に合うイタリアンを知っておこう

日本酒のタイプ??と思う方もいらっしゃると思います。

日本酒は大きく4タイプに分類することが出来るんですよ。

薫酒(くんしゅ)

吟醸酒や大吟醸酒など、花や果実のような香りの立つ華やかなタイプ。
少し冷やして飲むのがおすすめで、フルーティーな味わいと鼻から抜ける爽やかな感じが良いですね。

有名どころとしては「獺祭」「黒竜」
手軽に手に入る「玉乃光」「酔鯨」なんかも人気ですよね。

薫酒に合わせるイタリアンとしては、白ワインが合うものになります。
オリーブオイルと塩がメインのシンプルなお料理によく合います。
生牡蠣のレモン添えやカルパッチョ、カプレーゼなどがそうですね。

爽酒(そうしゅ)

本醸造酒や生酒、普通酒の中でも、スッキリしてなめらかな、淡麗辛口タイプ
「八海山」「〆張鶴」「菊水」「越乃寒梅」がこのタイプにあたります

ビネガー感がある魚介のマリネにも合いますし、おすすめはきのこのツナマヨ焼きです。
しいたけの傘の裏にオリーブオイルとツナマヨを適量に塗り、オーブンで4~5分で完成です。

醇酒(じゅんしゅ)

純米酒や生酛(きもと)系の日本酒。甘味や酸味がきわ立つ、力強いタイプ
「田酒」「一ノ蔵」「新亀」「剣菱」がこのタイプ。

チーズタイプのイタリアンがベスト!!
バターやホワイトソースを使ったクリーム系の料理やピザも合います。
私個人としては、ミートソースパスタに一ノ蔵が絶妙でお気に入りです!

熟酒(じゅくしゅ)

長期熟成酒や古酒などの日本酒。コクと旨味の凝縮した、どっしりタイプ
「山形正宗や「十四代」「米鶴」が代表的かと思います。

このタイプのお酒は、温度の違いによって味わいも変わってきます。
冷酒で楽しみたいなら、熟成期間が短く度合いも穏やかなものが良いでしょう。
冷やしすぎると熟成香が飛んでしまうので注意です。

赤ワイン感覚で料理を選んで頂ければ、間違いないと思います。
牛肉の赤ワイン煮込みやラザニア、ミラネーゼという仔牛の揚げ焼きもオススメです。

地域によって料理が変わるイタリア

イタリアンは地域によって料理がガラッと変わってきますので、北部、中部、南部という探し方が良いと思いますよ。
北部では乳製品(特にバター)を使う料理が多く、パスタも大きめのものを使っています。

南部ではオリーブオイルとトマトをたっぷり使うのが特徴となっています。
ナポリが南部にありますので、スパゲティやピザ、魚介類やなすびを使った料理が多ですね。

オリーブオイルとトマトはイタリア全土に広まってはいますが、元々は南部でよく使われた食材となります。
中部は北部と南部の中間のイメージで、お肉料理が多い地域となります。

家庭で簡単!日本酒にあるイタリアン

イタリアンと聞くと「難しそう」と思う方もいらっしゃると思います。
でもイタリアンってとっても簡単なんですよ!!

ポイントはオリーブオイルとにんにくと塩。
これだけ上手く使えればだれでもイタリアンは作れます。

ではここで、和食なのに簡単イタリアンを3つご紹介いたします。

赤ワインでエイの煮つけ


材料:エイ、オリーブオイル、赤ワイン、醤油、みりん、バター

辛すぎない日本酒がおすすめです。
旨味が多い料理のため、濃厚な純米酒が相性抜群です。

ほんの気持ち程度にローズマリーと黒胡椒を入れてみてください。
一気にイタリアン感が出ますよ!

Photo By kochiyugi

イタリアン肉じゃが


材料:牛肉、じゃがいも、たまねぎ、ローズマリー、白ワイン、醤油、トマト

ハーブや香辛料が効いたお料理となります。
白ワインのようなフルーティーな日本酒によく合います。

Photo By kochiyugi

無限もやし イタリアンver


材料:もやし、トマト、オリーブオイル、白だし、味の素、黒胡椒

吟醸酒、大吟醸など香り立ちが華やかな日本酒に合います。
もやしにワインビネガーをプラスするとより日本酒が際立ちますよ。

Photo By kochiyugi

ワインのような日本酒ってあるの?

イタリアンにはやっぱりワインでしょ!!と、思う方はもちろんいらっしゃると思います。
では、日本酒がワインのようであればどうでしょうか。

現在、酒蔵さんとワイナリーのコラボ企画が流行ってきています。
日本のメーカーさん同士のコラボから生まれる訳ですから、期待感は高いですよね。

「日本酒なのにまるでワイン」
「お酒なのにジュース感覚で飲める」
そんな新発見のラインナップを幾つかご紹介します。

木戸泉 純米アフス原酒

米と米麹を一度にすべて入れ込むことにより、甘みと酸味が強調されるそう。
日本酒とは思えないキレとすっきり感が味わえますよ

日本酒を普段飲まれない方にもオススメです。
炭酸割りやクラッシュアイスに注いで、カクテル感覚でも良いと思います。

八海山 発泡にごり酒

炭酸の泡が口の中で心地よく弾ける発泡にごり酒。
味の濃いお料理にも合いますし、スパイスが効いたお料理やデザートにも合います。
スパークリングワインの感覚で食前酒にもいいですね。

醸し人九平次 山田錦 EAU DU DÉSIR

希望の泉という意味の「EAU DU DÉSIR」
このお酒を口にした時に「希望のエネルギーを感じて欲しい」という想いを込めたとか。

澄み渡るような優しい味わいと酸味が特徴。
ワイングラスに注いで、お米の優しい味わいと爽やかな香りが楽しめます。

讃岐くらうでぃ

ビールやサワーと同等のアルコール度数6%という低アルコールな日本酒。
クリーミーな甘みと酸味がヨーグルトのような味わいを感じさせます。

かなりの低アルコールなので、普段お酒を飲まない方でもジュース感覚で飲めますよ。
味わいは濃厚なので、ロックやソーダ割りがオススメです。

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日本酒とワインは兄弟なんです

日本酒とワインは製法が同じで「醸造酒」と呼ばれる製法となります。
穀類や果実などを「発酵」させて作るお酒です。
同じ製法なんだから「和食」でも「イタリアン」でも双方合うハズ!と思いませんか?

兄弟とは言っても性格は違います。度数と温度、そして容器が3つの異なります。
日本酒の平均度数である15度~16度くらいに対し、ワインは10度~14度とやや低め。
では、温度はどうかと言うと、日本酒は0℃~50℃以上、ワインはフルボディ16℃~18℃、白ワイン7℃~14℃と差が大きいことが分かります。

容器についても日本酒は「おちょこ」「ぐいのみ」。
グラスで飲む方や提供するお店もありますが、ワインは「ワイングラス」が定番ですよね。

日本酒の幅広い温度幅が「流し込む」という飲み方の理由と考えられます。
感覚的には味変というか口の中をリセットする感覚ですね。

容器についてもワイングラスは、口から離すまで香りを楽しむことが出来ます。
しかしおちょこでは、グイッと飲んでしまいますし、ぐい呑でもそこまで香りを感じることは出来ません。

まとめ

  • 料理とワインの香りや味わいのシナジー効果を大事にしているイタリア人
  • 酒蔵×ワイナリーのコラボにより「ワインのような日本酒」を実現
  • イタリアンに合う日本酒は4つのタイプによって多種多様に
  • 和食なのにイタリアン?家庭で簡単「煮付け」「肉じゃが」「無限もやし」
  • 3つの違いはあるが日本酒とワインの製法は同じ

日本酒には日本酒の良さがあり、ワインにはワインの良さがあります。
味の相性もありますので、全てが「合う」なんてこともないと思います。

イタリア人にはイタリア人なりの楽しみ方がありますし、私達も流し込む楽しみ方を知っています。
お料理を作る際に、ほんの少し味変すればお酒もまた変わってきます。

枝豆にはビールや日本酒が多いと思いますが、オリーブオイルとにんにくチューブを少し和えてみてください。
少なからずワインを飲みたくなる方がいると思います。

ワインやオリーブオイルを使った料理に、醤油やみりん、生姜や大葉の相性も良いんですよ。
是非、ワイングラスに日本酒を注いでピザを食べてみてください。
いつもとは全く違った夜になりますよ。

サイト管理人プロフィール
  • 名前:KAZU
  • 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
  • 保有資格:唎酒師
  • 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
  • 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
  • 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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