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日本酒には、美容に効果のある嬉しい成分がたくさん含まれているのをご存知ですか?
日本酒造りの杜氏(とうじ)は日本酒の美容効果で手がきれいという話や、日本酒を首や手に塗っていた昔の舞妓さんや芸子さんはきめ細かくしっとりとした白い肌をしていたという話など、実は日本酒が美肌に良いという話は昔からよく知られています。
さらに最近では、大手の化粧品メーカーや日本酒メーカーからも数々の日本酒入り化粧品が発売されており、日本酒の美容効果にはますます注目が集まっています。
今回は日本酒に含まれる注目の美容成分とその効果、また、自宅で簡単に出来る手作り日本酒化粧水や手作り酒粕パックの作り方を紹介します。
とても肌がきれいなママ友から、「実は日本酒で作った化粧水を長年使ってる」って教えてもらったの!私も使ってみたんだけど、とっても肌の調子がいい感じなんだよね!
麴をあつかう杜氏の手は美しいって聞いたことあるもんな。
Table of Contents
【超簡単】日本酒化粧水の手作り方法
ここでは日本酒化粧水を手作りする方法をご紹介します。すぐに手に入る材料を使って、あなたも日本酒化粧水の手作りに挑戦してみませんか?
日本酒化粧水の材料はこちらの4つです!
容器はなるべく、アルコール対応のものを選んでね!
なんだか理科の実験が始まりそう
日本酒化粧水に使う日本酒は、添加剤や醸造アルコールを足していない「純米酒」がオススメです。吟醸酒や大吟醸酒は栄養豊富なお米の外側を精米で取り除いてから使用するため、吟醸酒は純米酒に比べると若干栄養素が少なくなっています。
また防腐剤が入っていない手作りの化粧水は、作ったら清潔な容器に入れて冷蔵庫で保管することをおすすめします。一度に作るのは2、3日(長くても1週間)で使い切れる量にしておくのがポイントです。そして、出来るだけ早く使い切りましょう。
使用する中で、もしも途中から臭いが変わった等、気になるときは使用せずに廃棄しましょう。
早速使ってみると、グリセリンの効果でとろみのあるテクスチャーね。ほんのりと糠のような香りがして個人的には好きな香り。
とてもさっぱりしていて、夏はお風呂上りにスッキリと使えそう!
手作り日本酒化粧水の注意点&対策
日本酒化粧水の美容効果が高いことは分かったけれど、日本酒のアルコールが苦手という人や、日本酒のにおいがきつくて化粧水として使うのは躊躇してしまう・・・そんなときの対処法を紹介します。
アルコールが苦手な人はパッチテストを
日本酒化粧水には日本酒が入っているため、そのままでは当然アルコールも含まれています。そのため、まずはパッチテストを実施することをオススメします。パッチテストのやり方は簡単です。
- 絆創膏の綿の部分に手作りの日本酒化粧水を含ませる
- その絆創膏を手首や二の腕の見えない箇所に貼り、30分~1時間ほど様子を見る
- はがしたときに肌が赤くなっていなければ、アルコールへの耐性があると言えます。
※患部が赤く炎症を起こすようであれば、顔への使用はお控えください。
事前に煮詰めればアルコールは除去できる
アルコールがどうしても肌に合わない場合は、化粧水を作る前に日本酒を煮詰めてアルコールを飛ばしておくと良いでしょう。煮詰めることでしっかりとアルコールを除去でき、安心して使うことができます。
煮詰めるのが面倒だという場合は、混ぜた後の化粧水の瓶の蓋を開けて1時間程度置いておくと、アルコールが揮発して飛ぶことで使いやすくなります。
日本酒化粧水の肌にうれしい効果!
日本酒には様々な成分が含まれており、その中には美容に良い成分が多くあるんです。今回はその中から代表的な3成分を紹介しますね。
メラニンの生成を抑制【コウジ酸】
まずひとつ目の成分は「コウジ酸」です。コウジ酸は日本酒の製造過程で、麹菌の発酵により生まれる成分です。コウジ酸にはメラニンの生成を抑制する効果があり、シミやくすみの予防効果が期待されます。シミを予防して美白効果があるというのは嬉しいですよね。
高い抗酸化作用・抗炎症作用【フェルラ酸】
二つ目の成分は「フェルラ酸」です。フェルラ酸はポリフェノールの一種で、高い抗酸化作用をもちます。メラニンの生成を抑える作用や紫外線を吸収する作用があり、紫外線の気になる人におすすめの成分です。
また近年発見された抗炎症作用により、気候の変動やPM2.5、コロナ過によるマスクの着用による肌トラブルの改善にこれが大いに期待されています。
肌の新陳代謝を高める【アミノ酸】
三つ目の成分は「アミノ酸」です。日本酒には数多くのアミノ酸が含まれており、その種類と量は他のお酒に比べても特に豊富なことが知られています。日本酒に含まれるアミノ酸の主な効果は高い保湿効果や潤い効果で、さらには肌の新陳代謝を高める作用もあります。
肌のターンオーバーを促すことで、次々と新しい肌が生まれ、赤ちゃんの肌のように新鮮で健康的な肌期待できます。
他にも日本酒には色んな美容成分が含まれてて、化粧水として利用することで美白・シミ予防・保湿効果など数多くの美容効果が得られるの
日本酒化粧水と一緒に酒粕パックもおすすめ!
日本酒を造る過程で出てくる「酒粕」にも、日本酒と同様、多くの美容成分が含まれています。その効果が最近注目されており、化粧品や美容用品の中には酒粕を含むものも最近ではよく見かけられるようになってきました。
ここでは、その酒粕を使った「酒粕パック」を簡単に手作りする方法を紹介します。
材料は下記のとおりです。
この材料をジッパーバッグの中に入れてもみ混ぜ、完成です。ポイントは水の量で、硬すぎず、水っぽくなり過ぎないように少しずつ様子を見ながら加え、調整してくださいね。これを洗顔後に顔全体に塗り、10分おいた後に水でよく洗い流します。
こちらも使用の際は事前にパッチテストを実施し、問題ないことを確認した上で使用すると安心です。日本酒化粧水に比べるとアルコールが少なく、日本酒のアルコールが苦手な人にも使いやすいかも知れません。
また、日本酒の臭いも、酒粕パックの方があまり気にならないという口コミもあります。保存は冷蔵保存で、保存期間は5日間が目安です。あまり長期間保管せずになるべく早めに使い切るようにしてくださいね。
私は、酒粕と精製水を入れた小さめのジッパーバッグをお風呂に持っていき、湯船につかりながら、もみもみ混ぜ合わせて顔に塗ってる!
お風呂場だと、こぼしたり周りを汚したりの心配なく楽しめていいよね!
敏感肌の方でも、添加物や防腐剤など入っていないので、肌トラブルなく使えて肌の調子がいいという方もいらっしゃいました。あくまで個人差がありますので、パッチテストを実施してから使用しましょう。
まとめ
飲んでおいしい日本酒ですが、化粧水やパックとして活用することで、お肌にも美味しいお酒に大変身しちゃいます。今回は、日本酒化粧水や酒粕パックの手作り方法をご紹介しました。
今回紹介した方法はどちらもとても簡単なので、ぜひ一度手作りして日本酒化粧水としての効果を実感してみてください。
他の日本酒にまつわる記事もぜひ読んでみてくださいね。
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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