熊本の日本酒・泰斗のブルーボトルって夏限定酒って知っていますか?

日本酒の変態 KAZU

唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。

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皆さんは、熊本を代表する日本酒は何ですか?と聞かれたら、どんな日本酒を頭に思い浮かべますか?有名なところでは「香露(こうろ)」「瑞鷹(ずいよう)」「れいざん」「亀萬(かめまん)」でしょうか?

12月の肌寒いこの季節は、熱燗にしてキュッと一杯飲んだら、体が温まって美味しいですよね。ただ今回ご紹介するのは、季節を2つ進めた夏にピッタリと合う日本酒です。今は夏向きの日本酒はまだいいやと言わずに、今から夏向きの日本酒をリサーチしませんか?

熱燗を楽しみながら、夏むきの日本酒の用意をする。そして、夏を準備万端で迎えましょう。そのためにはこの記事を読んで、夏限定の日本酒をインプットさせといて下さい。季節が巡るのは早いですからね。抜かりなく準備しましょうね。

泰斗(たいと)のブルーボトル

泰斗(たいと)とは、熊本県千代の園酒造の純米吟醸の日本酒です。その泰斗から夏限定酒として発売されるのが「ブルーボトル」と言います。その名の通り、とても鮮やかなブルーの瓶に入っている日本酒です。

日本酒は通常、腐敗を防ぐため2回の加熱処理を行います。(この加熱処理を「火入れ」と言います。)しかし、「泰斗 純米吟醸 ブルーボトル」は、火入れを1回にし生酒のフレッシュな風味を残した、キレの良い純米吟醸酒です。

もちろん、香りもとても高く、飲み口はとても爽やかです。夏の青い空によく合うブルーボトルは冷やして飲んで下さい。暑さなんて吹っ飛びますよ。千代の園酒造さんのブルーボトルのTwitterを載せましたので、これを見てさらに興味を持って頂けたら嬉しいです。

火入れとは

火入れを2回行うや火入れは1回だけにしている、というような文章ってよく見ますよね。では、火入れとは一体なんの事なのでしょうか?

日本酒でも何でも、口に入れる物は品質が大切になってきますよね。火入れとは、日本酒の品質を保つために行われる加熱処理の工程に関する言葉なんですね。

日本酒は、原料である米・麹・水がアルコール発酵を起こすことで作られます。発酵中の液体のことを「醪(もろみ)」と言います。この醪はドロっとした白濁の液体で、これを絞ると日本酒ができます。ただ、このままにしておくと品質が劣っていきますので、火入れの作業が必要になってくるんですね。

通常は、2回の火入れを行うんですが、ブルーボトルは出荷前に1回だけ火入れを行います。これが火入れ2回と1回の違いなんですね。では、具体的にはどんな違いがあるの?と言う事ですよね。

火入れを1回にすると、生酒の持つフレッシュな味わいに加えてまろやかな口当たりにふくよかな旨味が楽しめます。火入れが2回だと、フレッシュ感はないですが、お米を炊き上げたようなふっくらとした香りが楽しめます。

火入れが1回だと生酒ほどの徹底した品質管理は必要ないですが、2回火入れした日本酒と比べると味わいが変化しやすいので、美味しく飲むためにはできるだけ冷蔵保存をして下さいね。火入れのことを科学的に説明している面白いYoutubeがありましたので、ぜひご覧下さい。

引用:YouTube 神奈川建一のお酒チャンネル

技術の進歩ってすごいですよね。昔は、生だと日本酒が腐ってしまっていたのも、今では取り扱いには十分な注意が必要だけれど、出荷できるまで進歩したんですから。反対に火入れを2回しても生とあまり変わりのない日本酒が飲めるなんて素晴らしいですよね。

火入れが1回だと、なおさら生酒に近くて、しかも生より取り扱いがそこまで難しくないので、ブルーボトルは是非とも試してみたいお酒ですよね。技術が進歩して本当に良い時代になりましたよね。火入れに関しての興味深い記事がありますので、こちらもご覧になって下さい。

千代の園酒造

ブルーボトルを作っている千代の園酒造は、米問屋から始まりました。なので、日本酒の原料となる米には格別のこだわりを持ち続けてきました。大正から昭和にかけて栽培された酒造米「神力」を進化させ、「九州神力」という新たな品種を作り出した程なんですね。

戦後、日本ではまだ普通酒が全盛だった時代に純米酒作りに着手して、話題を呼んだ程の酒造なんです。またコルク栓を用いた大吟醸の商品化をはじめ、今でも時代に即した挑戦を続けています。ただ一つ100%自家製米を貫き続ける姿勢は創業当時から変わっていません。

そして、ここが1番聞いて欲しい所です。千代の園酒造は、「くまもと酒文化の会」と言う熊本県内14店舗の酒販店の、『熊本でも他県に負けない美味い日本酒が製造され、その酒を地元で売りたい』という思いを受けて生産しているのが「泰斗」なんです。

熊本の人たちの思いを受けて、人肌脱いだ千代の園酒造、なんともかっこいい酒造ですね。きっと働いている方達も粋な方達なんでしょうね。お店の構えも渋くて違う時代にタイムスリップしたように感じますよ。

引用:Youtube 慶應連合三田会公式チャンネル

くまもと酒文化の会

千代の園酒造を動かした「くまもと酒文化の会」とは、どういう会なんでしょうか?始まりは、熊本県内14店舗の酒販店の「他県に負けない旨い日本酒を造り、売りたい」という強い想いからでした。そして、千代の園酒造の協力を受けて生産・販売しているのがプライベート商品の「泰斗」です。

その後、この主旨に賛同した酒販店が加わり、現在熊本県内では26店舗、県外では7店舗の計33店舗で活動を続け、定期的に「泰斗を味わう会」を開催しています。

「泰斗」には現在5種類(純米吟醸・純米吟醸生・特別純米酒・特別本醸造・純米大吟醸)の商品があります。これらは、くまもと酒文化の会に属している酒販店から買うことができます。もちろん夏には限定酒の「ブルーボトル」も販売されますので、要チェックでお願いしますね。

まとめ

  • 泰斗のブルーボトルは夏限定酒で見た目も爽やか。
  • 千代の園酒造は、新しいものを取り入れながら昔ながらの物も守る酒造。
  • くまもと酒文化の会の地元を愛する気持ちが強い。

いかがでしたでしょうか?熊本県の方達の、自分達の日本酒を守り広めていくんだという心意気を感じて頂けたでしょうか?そして、ブルーボトル。火入を1回しか行わない日本酒のフレッシュさをこの夏に味わってみたくなりませんでしたか?

私は、基本的に暑いのは苦手ですが、ブルーボトルを飲むときは気温が高いことを望みます。キンと冷えたブルーボトルをキュッと飲んで爽やかになりたいですね。今から楽しみですね。この夏にはぜひブルーボトルをご賞味下さい。

サイト管理人プロフィール
  • 名前:KAZU
  • 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
  • 保有資格:唎酒師
  • 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
  • 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
  • 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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