レアな日本酒「勝駒」は富山の地酒!入荷時期や全種類の特徴を徹底解説

日本酒の変態 KAZU

唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。

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「勝駒」はこんな人におすすめ!
  • レア、幻といわれる日本酒を飲んでみたい
  • 地方の美味しい地酒を味わいたい
  • 辛口の日本酒が好きな方

「レア」「幻の日本酒」といわれる【勝駒】

「勝駒」は、わずか5人の職人が酒質第一にこだわり抜き、決して量産しない日本酒なんです。

今回は、日本酒好きなら一度は飲んでみたい「勝駒」について徹底解説します!

\超レア!運がよければここからゲット!/

富山の地酒「勝駒」とは?

幻の日本酒とも言われている「勝駒」を醸造しているのは、富山県高岡市にある清都酒造場。明治39年創業の歴史ある酒蔵です。

清都酒造所のモットーは、「不容偽」(偽りを容わず)。量産しない、種類を増やさない、酒質第一、といった丁寧な日本酒造りを続けています。

「勝駒」という名前の由来は、日露戦争から帰還した初代の清都 慶介が戦勝を記念して、日本が勝利の駒という意味を込めて名付けました。

「勝駒」がレアな日本酒と言われる理由

「レア」「幻の日本酒」といわれている「勝駒」。なぜそんなにレアなのか、理由を解説します!

従業員数が少なく、生産量が少ない

「勝駒」はわずか5人の職人で丁寧に造られている日本酒。そのため、生産量が少ないんです。

「勝駒」のラベルには、「わたし達は、富山でいちばん小さな造り酒やです。」と書いている通り、清都酒造場の生産量は全国の酒造場平均の約1/3。

酒質第一を掲げ、量産はせず、種類も増やさない。少数精鋭でとことん品質にこだわる、職人が丹精込めて醸す日本酒が「勝駒」なんですね。

地元の富山を中心に特約店のみで流通している

「勝駒」は、大手メーカーの日本酒のように一般の市場では流通しておらず、地元の富山や石川の特約店などでしか販売されていません。

特約店に入荷して店頭に並べられても、ものの数分で売り切れてしまう場合もあり、運良く手に入ったとしても一人一本までと制限されているようです。

元々の生産数が少ないうえに、購入できるお店も限られているため、入手困難で「レア」「幻の日本酒」と言われています。

「勝駒」の種類や入荷時期

「勝駒」は定番商品が5種類。その他に、特別な酒と季節の酒も3種類ありますよ。現在の「勝駒」のラインナップはこちらです。

定番商品

まずは定番商品の5種類をご紹介します。

勝駒 大吟醸

仕込むのは小さなタンク1本分だけ、という貴重なお酒。繊細で深みのある味わいで、華やかな香りが特徴的な日本酒です。

使用米 山田錦
精米歩合40%
アルコール度 17度
日本酒度 +4
酸度1.3
価格720ml/3300円、1800ml/6380円(富山県内の希望小売価格)

勝駒 純米吟醸

純米吟醸ならではの優しいお酒。穏やかに続く余韻と優しい吟醸香が特徴の日本酒です。

使用米山田錦
精米歩合50%
アルコール度16度
日本酒度+3
酸度 1.3
価格720ml/2420円、1800ml/4730円(富山県内の希望小売価格)

勝駒 純米酒

レアな「勝駒」の中でも比較的入手しやすいのがこの純米酒。サラリとした口当たりで、「勝駒」を初めて飲む人は、まずコレから味わってほしい、そんな1本。フルーティーなバナナのような香りが特徴な日本酒です。

使用米 五百万石
精米歩合50%
アルコール度16度
日本酒度+3
酸度1.3
価格720ml/1760円、1800ml/3300円(富山県内の希望小売価格)

勝駒 本仕込 (特別本醸造)

蔵元が「一升瓶で2000円台の美味しいお酒を造りたい」と考え、生まれたこのお酒。さわやかな余韻と上品な香りで、飽きのこない日本酒です。

使用米五百万石
精米歩合55%
アルコール度 16度
日本酒度 +5
酸度 1.3
価格720ml/1430円、1800ml/2640円(富山県内の希望小売価格)

勝駒 上撰

こちらも一升瓶2000円台で購入できるお得なお酒。低価格とは思えない深みのある味わいで、洋梨やバナナのような香りが特徴的な日本酒です。

使用米五百万石
精米歩合60%
アルコール度15~16度
日本酒度
酸度
価格1800ml/2380円(富山県内の希望小売価格)

特別な酒

清都酒造場HPで「特別な酒」と紹介されている2種類をご紹介します。

勝駒 特吟 大吟醸

「勝駒」最高峰の大吟醸といわれているこのお酒。どんな料理とも合う甘口の日本酒です。香りはマスカットのようで淡いやさしい余韻を楽しめますよ。

使用米山田錦
精米歩合40%
アルコール度 17度
日本酒度+5
酸度 1.2
価格720ml/4840円、1800ml/9680円(富山県内の希望小売価格)
入荷時期10月頃から

勝駒 純米大吟醸

約20年ぶりに販売されているこのお酒。繊細な香りで奥行きのある贅沢な味わいを楽しめる日本酒です。激レアなので、見つけたらぜひ飲んでみてくださいね。

使用米山田錦
精米歩合40%
アルコール度16度
日本酒度
酸度
価格720ml/5940円(富山県内の希望小売価格)

季節の酒

現在、清都酒造場HPで「季節の酒」と紹介されているのはこの1種類。季節ごとにラインナップが変わります。季節限定品は生産数がさらに少なくレアなので、見かけたらぜひGETしてくださいね!

かちこま しぼりたて新酒

冬季に販売されるこのお酒。やや辛口でキリッとした味わいが楽しめますよ。

使用米五百万石
精米歩合60%
アルコール度 18~19度
日本酒度 +4.5
酸度 1.35
価格720ml/1430円、1800ml/2860円(富山県内の希望小売価格)
入荷時期冬季のみ販売

KAZU

日本酒度とは、甘さや辛さを示す指標のことで、マイナスが甘口でプラスが辛口です。
酸度とは、酸味や旨味を示す数値のこと。1.4~1.6を境に数値が高いほど辛口で低いほど甘口になります。

「勝駒」の特約店や買える店は?

「勝駒」は普段、蔵元での小売り販売はしていません。購入できるお店は主に清都酒造場が契約している特約店(正規取扱店)になります。

特約店は、富山県内に12店と石川県に3店。各店舗の詳しい情報は、清都酒造場HPをご覧ください。

それ以外の都道府県にある特約店については、清都酒造場にお問い合わせすると教えてくださりますので、ご自宅の近くに取り扱い店があるか知りたい方はお問い合わせしてみてくださいね。

店頭以外にインターネット通販でも購入できますが、人気が高くレアな日本酒なことから高額に設定されている場合もありますので、よく値段を見てから購入してくださいね。

KAZU

「勝駒」をどうしても飲みたい!そんなときは、「勝駒」の地元で探すのが一番。実は、入荷時期あたりには富山の居酒屋で案外提供されています。旅行や出張で富山に行った際はぜひ覗いてみてくださいね!

まとめ

  • 「勝駒」は、日露戦争の戦勝を記念して名付けられた日本酒。
  • 「勝駒」がレアな日本酒と言われる理由は、少数精鋭で丁寧に造られているため生産数が少ないことと、限られた地域の特約店で販売されているから。
  • 現在、「勝駒」の種類は8銘柄ある。
  • 購入方法は、特約店かインターネット通販で。

「勝駒」は超レアな日本酒。

その理由は、蔵元の丁寧でこだわりのある日本酒造りの賜物でした。職人がこだわり抜いた「勝駒」、ぜひ手に取って飲んでみてくださいね!

サイト管理人プロフィール
  • 名前:KAZU
  • 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
  • 保有資格:唎酒師
  • 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
  • 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
  • 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男

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