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最近、「密かに話題の日本酒」なる記事を目にし、中でも「加茂錦(かもにしき)」というお酒が、口コミ評価や若き杜氏といったキーワードで目立っていたので、非常に気になり記事にしてみました。
この記事では、加茂錦についての口コミ情報や酒造所情報、また、若き杜氏についてのちょっと変わったエピソードなどをご紹介します。
俺たちの間ではもちろん高評価だけど、巷でも話題になったんだね。背景を知ってから飲むと一層美味しく感じられるので是非読んでみてくれ!!
Table of Contents
加茂錦とは
ここでは、新潟県の地酒である加茂錦の巷での口コミ評価、豊富な種類についてご紹介します。
使われている原料米は「山田錦」や「五百万石」、「雄町米」など様々で、程よいガス感があるものは乾杯酒として人気があり、苦味や甘みと相反する口コミがあったりと、飲む人を魅力する内容が多く見られます。
口コミ評価
荷札酒 黄水仙 純米大吟醸 瓶火入れ
— ポポフスキ (@u_suke2333) April 14, 2022
雄町の柔らかな甘さがキュンと来る酸味と交わって、まあ飲みやすいこと!加茂錦さん流行り始めた頃に飲んだときはわからなかった低アルの魅力のトリコです。#加茂錦 #荷札酒 #雄町 #新潟 #日本酒 #かき沼 pic.twitter.com/o0oPFLaVCJ
加茂錦酒造
— 荻川さつき (@ogisatu) April 12, 2022
加茂錦 純米吟醸 本生酒
ついに生酒のパック酒が出た!
微かなプチプチ感と透き通った甘味。
甘過ぎず僅かな苦味と辛味。
すいすい飲める。
パック酒じゃない美味さ! pic.twitter.com/9w2jvelo9J
フレッシュでジューシーな味わい。
— しぐのすけ (@signos_k) April 9, 2022
ほんのり甘く、ガス感が心地よい。 (加茂錦 荷札酒 短稈渡船 槽場汲み 瓶火入れ 純米大吟醸) https://t.co/t0uo85hWa1 pic.twitter.com/HexbNjqXPO
「低アル」や「ほんのり甘く、ガス感」ってとこが、飲みやすさを象徴してるわね!スっと飲めそう!
豊富なラインナップ
飲んだ人の口コミ評価は好評である内容が多く見られました。
加茂錦は「荷札シリーズ」という変わったデザインのラベルで販売されており、それぞれ特徴が様々です。
ここでは豊富なラインナップについて見ていきましょう!
生詰原酒 純米大吟醸
最もレギュラータイプで、フレッシュな一品です。
加茂錦酒造がある新潟県の代表米「五百万石米」を使用し、落ち着いたスッキリとした味わいが特徴とも言えます。
新潟県の恵みだけで造られた日本酒で、後味がサラッとしており、知らぬ間にどんどん飲み進めてしまう事から、注意が必要ですね。
米 | 五百万石米 |
原料米 | 80%使用 |
精米歩合 | 50% |
アルコール度数 | 15度 |
黄水仙 純米大吟醸
山田錦とならび称される岡山県の雄町米を細かに改良を加え作り上げた日本酒です。
柔らかい甘みと酸味が特徴的で、ほんのり微炭酸が、その飲みやすさを実現しました。
乾杯酒としても使用された方がいる、との情報もあり、透き通った見た目や味から、きりっとした後味がしつこく残らない一品です。
米 | 雄町米 |
原料米 | 80% |
精米歩合 | 50% |
アルコール度数 | 13度 |
純米大吟醸 短稈渡船(たんかんわたりぶね)
希少米である「短稈渡船」を使用した日本酒です。
雑呑みするのが勿体ないとの口コミもある程、芳醇な香りにほんのりと甘い味わいが特徴的です。
香りと味わいの両輪で楽しめる、希少価値の高い一品で、熟成という言葉がよく似合う味わい深いものとなっています。
米 | 短稈渡船(たんかんわたりぶね) |
原料米 | 80% |
精米歩合 | 50% |
アルコール度数 | 15度 |
ちなみに短稈渡船(たんかんわたりぶね)って読めたかな?
日本酒の原料米で有名な山田錦の父親にあたる存在なんだって。
山田錦が主流になった為、そもそも短稈渡船自体入手困難なお米なんだって。
加茂錦酒造について
ここでは数々の日本酒好きを虜にした加茂錦を製造する「加茂錦酒造」についてご紹介します。
伝統的な酒造りをする老舗酒造でありますが、その一方で若くして杜氏となった田中悠一氏が受け継ぎ、斬新なアイデアにより日に日に味わいが改良されているとの事です。
酒造所の基本情報
創業:1893年
代表者:田中康久
杜氏:田中悠一
本社:新潟県加茂市仲町3-3
工場:新潟県新潟市秋葉区新保1291-1
TEL:0250ー61ー1411
新潟県の中央に位置する酒造所であり、創業から120年以上の歴史を誇ります。
大自然に囲まれた名峰栗ヶ岳を源とする加茂川の湧き水を使用し、水源に恵まれた環境であり、まさに酒造りには打って付けの場所に根差した酒造です。
創業時は酒造所の名前の由来ともなっている「加茂市」で小規模ながら新潟県内でも有名な酒造へ成長し、2000年代に現在の秋葉区へ工場移転を行いました。
若き杜氏
本日、加茂錦酒造の蔵主兼杜氏でもある田中悠一氏が来訪。酒造りへのあくなき探求心。未来へのヴィジョン。人、酒ともにこんなに可能性を感じたのは久々かも (^o^)/ coming so… https://t.co/b9AboPJt45 pic.twitter.com/0DCQFeSqye
— 田島屋酒店 (@tajimaya_sake) June 30, 2016
若干27歳でありながら、7代目の若き杜氏である田中悠一氏ですが、そのセンスと行動力で、将来の日本酒界を筆頭する存在となること間違いなしとも言われております。
自称、「大の日本酒好き」である彼が作った日本酒は、「食卓に似合うお酒」をモットーに、独特な癖がある味ではなく、食卓に添えるに相応しい味わいを目指して醸されているそうです。
独学で学んだ酒造り
酒造りのノウハウについては全て独学であり、大学で学んだ機械工学の知識を活用し、ホームセンターや廃材を利用し、自身でメインプログラムを作り出したりと、若さゆえの行動力を発揮する人物です。
トライアンドエラーを繰り返し、試行錯誤された「加茂錦」は、言わば常にアップデートされており、ラベルに描かれた「Ver(バージョン)」は、彼が味が進化した、と感じた時にだけ表される希少価値の高いラベルとなっております。
仕事帰りに買ってきたお酒たち。
— 狛犬_SAKE (@SAKE32923404) April 12, 2022
・WCB Singularity: EL DORADO
・加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 槽場汲み
・加茂錦 荷札酒 備前雄町 しぼりたて
WCBのEL DORADOはどうしても飲んでみたかった。買えてよかった。
加茂錦 荷札酒は好きなんです。飲んだことない定番(?)の純米大吟醸。毎回美味い備前雄町。 pic.twitter.com/iMRrbMAu2r
まとめ
- 加茂錦について、飲まれた方の評価について
- 種類が豊富で、それぞれ特徴的な味わい
- 歴史ある酒造所の基本情報
- 食卓に合わせた味わいを目指す20代の若き杜氏について
- ホームセンターや廃材利用という斬新なアイデアで作り出される日本酒
- アップデートされた時に表示される「Ver(バージョン)」
新潟県の自然が織りなす日本酒ですが、その味わいだけでなく、若き作り手の思いが感じられる日本酒です。
Ver表示があった際はどんな味わいのアップデートがあったのかを思い描きながら是非ともご賞味ください。
ラベルの表示がいつも同じじゃないなんて面白い。
同じ種類でも「Ver6」と「Ver9」では全く違うのかしら。
飲み比べしてみた~い!
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
有名銘柄はなかなか手に入らない!
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中の汚れを目で確認することもできないし、何より乾きづらい徳利は、ちゃんと洗えていないとカビが生えてしまうことも。そんな徳利で日本酒を飲んでいるとしたら…?
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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