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「清泉(きよいずみ)」という日本酒をご存じですか?
その名前からイメージできるとおり、新潟の名水から生まれた日本酒として有名なんです。
「美味しいって話は聞いたことあるけど、一体どんな日本酒なんだろう?」
「どんな評価を受けているのか気になる!」
そんなあなたの疑問を解決すべく、この記事では「清泉」の実際の評価を解説していきます!
爽やかで涼し気のある名前が素敵ね。
どんな日本酒なのか早く知りたいわ!
今回解説する「清泉」を造っているのは新潟県にある久須美酒造。
もしかしたら、「あの漫画に出てきた酒造じゃない?」と思い当たる方もいるのでは?
その漫画についても解説しているから、ぜひ最後まで読んでいってね!
Table of Contents
「清泉」の評価は?
「清泉」について何よりもまず知りたいのは、その味ですよね?
今回は数ある「清泉」の中でも、久須美酒造自らがオススメする代表モデル3つをピックアップしました。
さっそく、実際に味わってみた方たちの評価と合わせて紹介していきますね!
「清泉 純米吟醸酒」
こちらは数ある「清泉」の中でも、最も手が出しやすいスタンダードモデルです!
使用米 | 五百万石・新潟県産米 |
度数 | 15度~16度 |
価格 | 1800ml:2,828円(税込) |
- 飲む人を癒してくれる優しい吟醸香
- 少し酸味の利いたドライな日本酒
- 万人に喜ばれる日本酒ど真ん中のテイスト
- 軽めの口あたりでとにかく飲みやすい
- 重くならないためゴクゴク飲める
キレのあるスッキリとした味わいを生み出す「五百万石」に加えて、久須美酒造の地元新潟県産のお米を使用した一品です。
奇をてらわないシンプルな香りと味わいが魅力なんだ!
誰でも楽しめる飲みやすさを重視しているだけあって、多くのファンから長く愛され続けているのね!
「まずは無難なところから手を出してみたい!」という方にオススメですよ!
「清泉 亀の翁 純米大吟醸酒」
こちらはそのお値段からも分かるとおり、「清泉」の中でも屈指の高級モデルです!
使用米 | 亀の尾 |
度数 | 16度 |
価格 | 720ml:4,182円 |
- 華やかで上品な香り
- 果実感が強く、スッキリとした飲み心地
- 甘味と酸味がバランスよく絡みあっている
- 特別派手なわけではなく、落ち着いた品格のある味わい
- 最後までキレのいい味わいで、飲み飽きない仕上がりに
高級モデルなだけあって、やはりその香りと味わいは格別。
懐に余裕があればぜひ挑戦してみたい一品ですね!
使用されているのは、久須美酒造の代名詞と言っても過言ではないお米「亀の尾」です。
「亀の尾」って、どこかで聞いたことがあるわ。
もしかしたら「あの漫画で描かれていたお米か!」とピンときた方もいるんじゃないかな?
この「亀の尾」については、後ほど詳しく解説しますね!
「清泉 七代目 純米吟醸生貯蔵酒」
こちらは久須美酒造の七代目蔵元自らが発案した、こだわりの人気モデルです!
使用米 | 山田錦 |
度数 | 15度 |
価格 | 720ml:1,563円(税込) |
- 開けた瞬間から芳醇な香りが広がる、やや辛口の日本酒
- 優しい口あたりでゴクゴク飲める
- 深みのある味わいでボリューム感がある
- 山田錦の力強い旨味が引き出されているため、飲みごたえバツグン
- 透明感のあるのど越しで飲み飽きない
「野に咲く花」をイメージして造られており、ラベルのデザインに違わないキレのあるスッキリ系の日本酒です。
優しく爽やかな味わいが特徴なので、食中酒として楽しんでみたいですね!
毎年春(4月)と秋(11月)の年二回しか販売されていない、限定モデルの「清泉」なんだ!
ということは、流通している量も少なそうね。
売っているのを見かけたら早めに買うのが得策かも!
「せっかくならレアなモデルが欲しい!」という方はぜひ!
「清泉」を造っているのは久須美酒造
「清泉」を造っている久須美酒造とは、一体どんな蔵元なのでしょうか。
ここでは、「清泉」を飲むのがもっと楽しくなるような蔵元の情報を紹介していきます!
漫画『夏子の酒』のモデルとなった酒造
この久須美酒造を語る上で外せないのが、やはり尾瀬あきら氏の『夏子の酒』という漫画ですよね。
1988年~1991年にかけて『モーニング』という雑誌に連載された作品で、「幻の酒米」を復活させる造り酒屋の奮闘が描かれています。
思い出したわ!
その幻の酒米こそが「亀の尾」なのよね。
『夏子の酒』はテレビドラマ化もされていたから、その影響で知った人も多いんじゃないかな?
そんな物語の主役となる造り酒屋のモチーフとなったのが、まさにこの久須美酒造。
かつて姿を消した幻のお米である「亀の尾」を復活させた事実が、『夏子の酒』で描かれているんです。
その復活させた「亀の尾」を使っているのが、先ほど紹介した「清泉 亀の翁 純米吟醸」です。
日本酒好きだけでなく、作品のファンにも愛される日本酒だったんですね!
また、「亀の尾」を使用している日本酒はこれだけではありません。
なんと、「亀の尾」を使った日本酒で構成された「亀の翁」という銘柄もあるんですよ?
「亀の翁」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事がオススメです。
「亀の翁」のラインナップや味わいについて詳しく解説していますので、『夏子の酒』ファン必見の内容になっています!
酒造りに対するこだわり
久須美酒造の強みは酒造りに対する並々ならぬこだわり。なんと、使用するお米を全て自家精米しているんです。
たしか精米ってものすごく手間がかかる作業だから、外注しているところが多いのよね?
そうなんだ。
でも久須美酒造は日本酒の安全性を重視しているから、1から10まで自分たちで手掛けるようにしているんだね!
「亀の尾」を3年かけて復活させたことに加えて100%自家精米ときているのですから、酒造りに対するこだわりが十分すぎるほど伝わってきますね!
そんな久須美酒造ですが、2004年と2007年にあった水害や地震の被害を受けてしまいます。
その被害額は合わせておよそ5億円とも言われているんだ。
そんな被害を受けて大丈夫だったのかしら?
一時は存続の危機に陥った久須美酒造でしたが、スタッフ一丸となって凶作を乗り越えます!
「何が何でも世に自分たちの日本酒を届ける!」という強い意志には、頭が下がるばかりですね。
「清泉」の名前の由来は?
この「清泉」という名前の由来は一体どこからきているのでしょうか。
いかにも「キレイな水を使っています!」というかんじの名前だし、仕込み水に由来があるんじゃないの?
その通り!
「清泉」という名前は、久須美酒造が誇る自家湧水からきているんだ。
久須美酒造が位置するのは新潟県長岡市の旧和島村。古くより周囲を海と山、そして野に囲まれた自然豊かな地域として有名なんです。
雄大な山々を水源とする天然の湧水、それを酒造の井戸から採集して使用しています。
「泉」のように溢れ出る「清らかな水」から生まれた日本酒という意味で「清泉」。
透き通るような爽やかさがイメージできて、思わず欲しくなってしまうような名前ですね!
「清泉」の入手方法は?
「清泉」の製造元である久須美酒造には、公式のオンラインショップがありません。
そのため、
といった大手通販を利用するのが最も手軽な入手方法です。
なじみ深い方法で買えるのはありがたいですよね!
とはいえ、在庫数が1、2点しかないモデルが多いから注意してね!
欲しいモデルを見つけたら早めに買っておくのが良さそうね!
まとめ
- 「飲みやすいモデルからデビューしてみたい!」という方は、「清泉 純米吟醸酒」がオススメ!
- 「ハイブランドの香りと味わいを楽しみたい!」という方は、「清泉 亀の翁 純米大吟醸酒」がオススメ!
- 「貴重な季節限定商品が気になる!」という方は、「清泉 七代目 純米吟醸生貯蔵酒」がオススメ!
- 「清泉」を造っている久須美酒造は、漫画『夏子の酒』のモデルとなった酒造。
- 『夏子の酒』に登場した酒米「亀の尾」は、「清泉 七代目 純米吟醸生貯蔵酒」に使用されている
- 「清泉」という名前は、久須美酒造を取り囲む豊かな自然が生み出した湧き水が由来になっている
いかがでしたか?
漫画のモデルにもなった久須美酒造が、天然の湧水を使用して生み出した日本酒「清泉」。
ぜひ一度味わってみてくださいね!
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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