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宮崎県宮崎市昭栄町(しょうえいちょう)にあります雲海酒造(うんかいしゅぞう)さんを知っていますか?こちらの雲海酒造さんはそば焼酎がとてもとても有名なんです。
社名にもなっている雲海というそば焼酎をはじめ色々な種類のお酒を造っています。一時期『そば焼酎~雲海~♪』といコマーシャルも流れていたんですよ。
この雲海酒造さんの造る日本酒についてお話していきます。これを知って飲むのと知らずに飲むのとではこれからのお酒ライフに影響があるかもしれません!ぜひ知ってもらいたいと思います。
Table of Contents
まずは宮崎県について知ってみよう
日本酒について知ることも大切ですがまずはどんな県で造られているのかを知ってみよう。
- 宮崎県は一年を通して暖かく晴れている日も多い。
- 温暖な気候のため野菜や果物が育ちやすい。有名な宮崎牛などお肉もあっておいしい食べ物がたーくさんあります。
- なんと!幸福度ランキングが一位というてげぇ幸せな宮崎県です。
ちなみに『てげ』とは宮崎弁ですごくという意味なんですよ。
おいしい食べ物がたくさんあって暖かく降水量もあるので全てにおいて丁度よい気候の県なんですね。住んでいる方の幸福度一位(令和元年~二年)二年連続は驚きです!
日々幸せを感じられる環境というのは感謝ですよね、私も大好きなお酒を飲んでいるときがとてもとても幸せですよ~
宮崎県で造られる日本酒
宮崎県で日本酒を造っている酒蔵を知っていますか?雲海酒造さんと千徳酒造(せんとくしゅぞう)さんの2つしかありません。
そのうちのひとつ雲海酒造さんの宮崎県東諸県郡綾町(ひがしもろかたぐんあやちょう)にあります【綾・手作り蔵】と呼ばれる蔵で造られている純米酒【菊初御代(きくはつみよ)】
純米酒とはお米・麹(こうじ)・水のみで造られた何もまぜていない日本酒の事です。
日本酒ってどうやってつくられるのか分からない方のためにこちら、つくり方をどうぞ。
宮崎県の地酒と言われる純米酒『菊初御代(きくはつみよ)』、本醸造『初御代(はつみよ)』は宮崎神宮の御料酒でもあるので昭和の時代から愛されてきた日本酒です。
実はこの日本酒、昭和の時代に販売されていたのですが約8年ほど前まで販売を中止しておりましたが2014年に雲海酒造さんより宮崎県限定の復刻版として販売されるようになりました。
以前は地元に愛された日本酒として知られていた菊初御代(きくはつみよ)。まだ販売が再開されたことを知らない方も多いのでしょうか。
宮崎県の地元でもあまり知られていない幻のお酒と言われています。
幻と聞くとワクワクドキドキしてしまいますよね、子どもの頃の遠足に行く前の日のようです!わかりますかね、あれ・・・私だけですか。
幻のお酒をご紹介
純米酒 菊初御代(きくはつみよ)
アルコール15.5度
原料はお米と米麹のみで造られています。精米歩合60%
少し甘酸っぱいさがある甘口のお酒になっています。後味はぶわーっと辛さもありうま味もあるのでとても飲みやすいお酒になっています。
今日の一番、宮崎『菊初御代』純米酒 を50℃ちょいの燗で🍶
— ドブロクスキー (@dovloksky) December 10, 2019
冷酒だと特徴なかったけれど、甘味旨味が出てくる‼️😋👍
聞いたことないお酒だなと調べてみたら、蕎麦焼酎「雲海」の蔵だったのね。焼酎が有名すぎて清酒造ってるとは思わなかったよ。
次に宮崎に行ったときには是非ご馳走になりたい😊 pic.twitter.com/vMYXW0ZIeD
精米歩合と書いてあるけどなんだろうと思った方必見!説明しておりますのでこちらをどうぞ↓
本醸造 初御代(はつみよ)
アルコール15.5度
原料はお米・米麹・醸造アルコール。
時間をかけて造られた本醸造酒。優しい香りが特徴的でスッキリとしたタイプのお酒になっています。
ビールのあとは、寿司定食とともに日本酒「菊初御代」を。コクがあるのにスッキリした呑み心地が心地よく、真っ昼間からいい気持ちになっておりまする(笑)。 pic.twitter.com/22gNzaN7NT
— 閑古堂 (@1969KANKODO) September 20, 2020
本醸造?醸造アルコール?と思われた方はこちらを↓そうなのかーと知ってもらえると思います。
本醸造 初御代 生酒(はつみよ きざけ)
アルコール13.5度
原料はお米・米麹・醸造アルコール。
要冷蔵。
火入れを一切行わずに造られた日本酒。
スッキリとうま味のある辛口のお酒になっています。
宮崎の酒、初御代の生酒でございます
— 家族家十入@ザザプラス師匠P (@33rdtraveler) May 23, 2019
香りは仄かで、お猪口にそそぐとすぐに飛散してしまうほどです
しかし味は力強く、宮崎名物の肉や牡蠣と合わせるには最適でございます!
焼酎文化の強い九州ですが、その中で作り続けられている日本酒は間違いなく素晴らしい銘酒でこざいますな! pic.twitter.com/ciQYnpMDCh
生酒(きざけ)とはなんなのーという方におすすめです↓
菊初御代・初御代・初御代生酒どれも初御代(はつみよ)と銘柄がついているけどその由来はなんでしょう。
それはですね、神武天皇が第一代の天皇に即位されたことにちなんで御代の初め(天皇に初めて即位されたという意味)ということで付けられたそうです。
酒蔵について
綾蔵(あやぐら)と水
菊初御代・初御代・初御代生酒この日本酒はどこで造られているのかというと蔵元、雲海酒造さんの綾蔵(あやぐら)という蔵があります。
緑豊かなというよりほとんど緑に囲まれているこの場所は、そこにいるだけで生き生きとした生命の力を感じ、なによりこの神秘的な雰囲気がよりお酒造りに生かさせているように思います。
お酒も人も同じなのですかね、緑に囲まれていると疲れた体も心もスーッとリフレッシュされて洗われたように感じますよね。おっと一人で語っていました。では続きを・・・
ここは日本の名水百選にも選ばれた【綾川湧水群(あやがわゆうすいぐん)】がありこのミネラル豊富な水を使ってお酒を造っています。
お酒造りに大切な酵母を活性化させてくれる力を持っているこの水は仕込み水や割り水などに使用され焼酎や日本酒造りのお母さん的存在なのです。
蔵元 綾 酒泉の杜
この綾蔵にある【綾 手造り蔵】と呼ばれる場所で職人の手によって思いを込めて造られています。実はこの蔵に隣接している蔵元直営の複合観光施設があるんです。
その名も【蔵元 綾 酒泉の杜(くらもとあやしゅせんのもり)】といい全国でもとても珍しい施設になっています。
この施設では綾自然蔵見学館という酒造りの見学が出来る場所や杉田製菓酒泉の杜店という酒まんじゅうや宮崎の名物チーズ饅頭をできたてで食べることができます。
見学館ではパソコンを使って簡単にオリジナルのラベル(有料)を作ることができ、お好きな焼酎またはワインを選んで世界にたった一つ自分だけのラベルがついたお酒を造ることが出来ます。
中西牧場 酒泉の杜店という場所では、子どもから大人まで大好きな人が多くついつい買ってしまうソフトクリームが食べられるのです。
ただのソフトクリームではなく『甘乳蘇(かんにゅうそ)ソフトクリーム』です。甘乳蘇とは添加物を全く使わずに牛乳の水分だけを蒸発させてつくります。
牛乳の栄養そのまま凝縮されるためとても栄養価が高い天然の健康食品と言われています。そんな甘乳蘇を使用したとても珍しいソフトクリームです。
売店杜の酒蔵ではお酒はもちろん、宮崎県で話題の食品や綾町限定の食品コーナーもあり地元の工芸家が造った木工品や陶器なども販売しています。
宮崎と地元綾町の食べ物とここで造られている陶器でお酒を飲んだらより一層おいしく感じると思うとやっぱりあの遠足に行く前の日のワクワク感を思い出しますよね。あっ、また言ってますね。
もちろん、宮崎県の地酒菊初御代・初御代・初御代生酒もあります!!
大吟醸登喜一(ときいち)が造られる時期にはその時にできる酒粕をつかって造られた甘酒も販売されここでしか買うことが出来ない貴重な甘酒です。
もし宮崎県綾町も行ったときには立ち寄ってみてはいかがでしょうか、そして幻のお酒菊初御代を楽しんで頂ければと思います。
まとめ
- 宮崎県は暖かい気候で降水量もあるため野菜や果物がおいしくできる環境があり県民の幸福度が二年連続一位というてげぇ幸せな県である。
- 宮崎県で日本酒を造る酒蔵は2蔵である。そのうちの蔵元雲海酒造さんの綾蔵(あやぐら)にある【綾 手造り蔵】で幻のお酒【菊初御代(きくはつみよ)】は造られている。
- 蔵に隣接している観光施設ではここでしか食べられないおいしい食べ物を楽しめる。そしてどのようにお酒が造られているのか見学することができお酒の事を間近で知ることが出来る。
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
有名銘柄はなかなか手に入らない!
日本酒好きじゃなくとも一度は耳にしたことがある「獺祭」や「十四代」といった有名銘柄。飲んでみたいと思っても、手に入れること自体かなり大変です。
しかし、ちょっとしたコツを知ることで入手できるようになるかもしれません。
⇒【唎酒師厳選】市場に出回らない幻の日本酒11選と入手方法を見る使ったあとの徳利、ちゃんと洗えてる?
首元がキュッと細くなった特徴的な形をしている徳利。スポンジも入らないし、水と洗剤を入れてシャカシャカして終わり!…えっ、ホントにそれで大丈夫⁉
中の汚れを目で確認することもできないし、何より乾きづらい徳利は、ちゃんと洗えていないとカビが生えてしまうことも。そんな徳利で日本酒を飲んでいるとしたら…?
⇒徳利の洗い方!ポイントがわかればだれでも簡単!を見る
唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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