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熊本県民なら知らない人はいないと言われる地酒「れいざん」をご存知でしょうか。
「あなた、お酒ばっかり飲んで」
「酒の時は肴があればいいんだよ」
「せっかくご飯作ったのに」
そんな会話を繰り広げたことがある方!
お酒は飲みたい。でもお酒だけでなく、料理も楽しみたい…。さらさら飲めて、料理の味も邪魔しない。むしろ、料理をもっと美味しく食べられるようなお酒ってないのかな?そんなふうに考えたことはありませんか。
それを叶えてくれるのが熊本の日本酒「れいざん」です。
「れいざん」は食事の味を邪魔せず、美味しくしてくれる日本酒と言われています。
インパクトよりも料理を美味しく味わうすっきりとした飲み口を大切にしています。2時間飲み続けても飲み飽きないのがれいざんの持ち味です
引用:山村酒造合名会社
驚くべくはその種類の豊富さにもあります。きっと読み終わった頃には、あなた好みの一本が見つかることでしょう。
- ご飯を美味しくしてくれる日本酒が知りたい
- さらさら飲める日本酒が知りたい
- 地酒に興味がある
- 種類豊富な「れいざん」の口コミや種類が知りたい
さっそくこの「れいざん」の魅力を、口コミとともに見ていきましょう。
Table of Contents
れいざんとは
「れいざん」の名前は、荒ぶる火の神と開拓・農耕の神「健磐龍命(たけいわたつのみこと)」の伝説が宿る、阿蘇山に由来します。神聖な名前をつけられたこの日本酒は、長年、阿蘇地方だけで消費されてきたという地酒中の地酒でした。
それが変化したのは、2011年の熊本地震の際。停電のため、温度管理を行う機械が停止し、完成間際の醪(もろみ)が全て駄目になってしまったそうです。その後、全国から訪れたボランティアと接することが「れいざん」のあり方を見直す機会になったのだと蔵元は語ります。
支援してくれた方々のために「れいざん」を全国へと送り出し、熊本の魅力も知ってもらいたい。その気持ちから、今では地元以外の場所でも「れいざん」を楽しむことができるようになったのです。
14種類ある「れいざん」の口コミと味わい
「れいざん」は何と言っても種類が豊富。期間限定品を除いても両手で足りません。あっちの「れいざん」は合わなかったけど、こっちの「れいざん」はイケる。そんなこともあり得ます。
ではその「れいざん」、個々の味わいを口コミとともに紹介していきます。
日本酒そのものの種類の違いについては、ぜひこちらの関連記事をご覧くださいね。
吟醸酒
フルーティーで華やかな香りが立つものが多い吟醸酒ですが、「れいざん」の吟醸酒はどんな味わいなのでしょうか。「れいざん」の吟醸酒はこちらの2種類。
- 大吟醸
- 純米吟醸
それでは、こちらの個々の味わいを見ていきましょう。
れいざん 大吟醸
れいざんシリーズの大吟醸のお酒です。大吟醸の特徴である華やかな香りが特徴で、日本酒の香りが強いお酒が苦手という人にもおすすめできる日本酒です。酒米の王道である山田錦40%磨き、熊本酵母KA-4と合わせてより芸術的に仕上げています。
昨夜の最後はー。
— ALOS@あろす (@black_alos) August 7, 2019
山村酒造さんの「れいざん 大吟醸」です。
香りはとても控えめで穏やか。
味はしっかりだけど、後口のキレはよく、ややふくらみがある旨味が特徴です。 pic.twitter.com/6sgd1u1fQA
Twitterでは香りは控えめでおだやか、味はしっかりして後口はキレがよくふくらみのある旨味が特徴的と言われています。料理を楽しむお酒とだけあって後味のキレの良さを考えるとするする飲めてしまいそうですね。おすすめの飲み方は常温より低い冷酒で味わってみてください。
れいざん 純米吟醸
次は、れいざん純米吟醸です。一般的な純米吟醸の特徴として、濃厚でご飯に合いやすいものが多いということが挙げられます。こちらのれいざん純米吟醸は、ご飯に合うのはもちろんですが、ほどよいコクですっきりと飲めるようです。
阿蘇(熊本県)の酒、“れいざん”純米吟醸
— K (@Tigerrrr800) August 20, 2021
舌触りがマイルドだけど、甘さがしつこくなく、口に残らないので飲みやすい#日本酒 #熊本県 #純米吟醸 #阿蘇 #山村酒造合名会社 #れいざん pic.twitter.com/2AN7zVNWOV
Twitterでも、甘みがありながら、ベタベタすることなく飲めると言われていますね。味わいはすっきり重くなく、なんにでも合いそうです。口コミの中には、前半は甘味、後半は苦味渋味を感じるという方もいました。おすすめの飲み方は、常温よりも少し冷酒にしてお飲みください。
純米酒
旨味やコク、ふくよかさなどの特徴の強い純米酒。近年ではすっきりした味わいのものも増えていますが、「れいざん」の純米酒の味わいはいかがでしょうか。純米酒として発売されている「れいざん」はこの3種類です。
- 純米酒
- 特別純米 阿蘇ものがたり
- 醇酒明快(じゅんしゅめいかい)
れいざん 純米酒
れいざん純米酒の魅力は、食中酒にしても邪魔にならないような適度な香り・力強さ・辛みのバランスです。まるで、芯の通った流麗な大和撫子のようですね。
今宵は #れいざん 純米酒
— 岩ゴン@飲んだくれ (@iwaken_function) February 8, 2020
淡麗めなやや辛口
控えめながらきれいな甘味旨味
やさしい酸味
後半のほんのり苦味
全体的には酸味やや強め
引っかかりなくきれいな流れ#日本酒#酒#japanesesake#ricewine pic.twitter.com/JMkOlhjNzS
Twitterでは酸味も強いとの評価。とはいえ控えめですっきりとした味わいのようなので、やはりさらっと飲めちゃいそうです。ちなみに、こちらは料理酒として使用する人も多いようですよ。おすすめの飲み方は冷酒かぬる燗です。
れいざん 特別純米 阿蘇ものがたり
次にご紹介するのは、れいざん 特別純米 阿蘇ものがたりです。こちらは戦後消えてしまっていた幻の酒米「福神」で仕込んだ清酒。しっかりとした旨味が特徴です。
山村酒造
— ぽん (@takepon1302) December 4, 2017
「れいざん 阿蘇ものがたり 特別純米酒」
熊本県高森町の蔵。
大正時代に熊本で作られていた
酒米「福神」を復活させて
仕込んでいます。
まろやかな米の旨味があり、
するりとしたノドごしの
キレイな酒。
冷や~ぬる燗がおススメ。#日本酒 pic.twitter.com/ZvIBDZ4TCO
Twitterでも、米の旨味が感じられると言われていますね。それでもれいざんシリーズに一貫した「食事を楽しむ日本酒」としての精神はそのままです。おすすめの飲み方は冷酒かぬる燗です。
れいざん 醇酒明快(じゅんしゅめいかい)
次はれいざん 醇酒明快です。日本酒の正統派を目指したこちらは、ほどよい香りとコク、味わいが特徴です。
「ほどよい」というのがいいですよね。もちろんお酒だけを楽しみたい方には物足りないのかもしれませんが、こちらも食事が進むいい食中酒になりそうです。
口コミでは、少し甘みを感じる口当たり柔らかなお酒という評価もあれば、どっしりした米の味を感じる辛めで力強い味わいという評価もありました。飲み方も、熱燗でも冷酒でも大丈夫なようですよ。美味しい熱燗のやり方がわからない?そんな場合はこちらの記事 をご覧ください。
原酒
発酵させて絞ったお酒に、水を加えず出荷したものを原酒といいます。水を加えていないため、濃いものが多いです。「れいざん」ではこの2種類。
- 本醸造原酒
- 原酒豪快
れいざん 本醸造原酒
れいざん 本醸造原酒は、氷にも負けない味わい強い原酒。しぼったままの原酒を、火入れ熟成させています。ロックで飲むのがおすすめです。
キレの良さがいいと評判の「れいざん本醸造原酒」。原酒は濃くて重くなりがちですが、濃厚な味わいそのままに、料理に合うよう、さらさら飲めるような日本酒に仕上げられているようです!
れいざん 原酒豪快(げんしゅごうかい)
れいざん 原酒豪快は、赤のれいざんでおなじみの様子。氷にも負けない貯蔵熟成酒でしっかりした味わいが魅力です。ぜひロックでお楽しみください。
濃醇な味わいを楽しみたいなら原酒豪快! 豪快の名にふさわしい味わいは、是非ロックで楽しみたいですね。
原酒についてもっと知りたくなった時はこちらの記事も合わせてご覧くださいね。
本醸造
純米酒に近い香りを持ちながら、純米よりも淡麗でまろやかなのが特徴の本醸造。「れいざん」の本醸造は4種類。
- 本醸造
- 上撰 霊山
- 純金入り
- 麗酒爽快(れいしゅそうかい)
れいざん 本醸造
れいざん 本醸造は、阿蘇の自然を生かした、バランスの良い「山の酒」です。ご飯が進むキレのよさ、味わいが魅力です。
今宵は #れいざん 本醸造
— 岩ゴン@飲んだくれ (@iwaken_function) February 6, 2020
淡麗めなやや辛口
クラシックな旨さ
甘味酸味苦味がバランスよく心地好い#日本酒#酒#japanesesake#ricewine pic.twitter.com/Z54dvUypWZ
Twitterの評価では、熟成感もありながら、バランスの良い旨味が広がるのが本醸造のようですね。クラシックな旨さということで、苦手な人も少なそうです。冷酒でも熱燗でも美味しく飲めるようです。
れいざん 上撰 霊山
次はれいざん 上撰 霊山です。清涼な夏と極寒の冬。阿蘇の自然はその温度差も魅力の一つ。自慢の水で育まれた「霊山」は余すことなくその自然を生かされて作られました。おすすめの飲み方は熱燗か冷酒です。
「辛さを感じさせない、旨い辛口」だそう!名前も「れいざん」ではなく「霊山」と漢字で、かっちりとした強さを感じます。
れいざん 純金入り
れいざん 純金入りは、その名の通り純金が入った日本酒です。見た目からも豪華なので、お祝い事などにぜひ飲みたいですね。
まさかの金箔入り!ラベルも金色で豪華絢爛って感じです。
れいざん 麗酒爽快(れいしゅそうかい)
れいざん 麗酒爽快(れいしゅそうかい) は青のれいざんでおなじみのよう。生貯蔵で味わいはすっきり。何にでも合うので、食卓の定番として常備しておきたい一本。
本日の地酒は「れいざん麗酒爽快」
— Mitsuru SHIMAMURA (@smbd) October 13, 2015
すこし甘め?後味すっきりでなかなかなうまい pic.twitter.com/6t623NFpKk
口コミでの評判は、日本酒が苦手な人でも飲みやすい、すっきりした日本酒。ラベルも、爽やかな青に擦りガラスのような瓶でおしゃれですね。キンキンに冷やして飲むのがおすすめのようです。
普通酒
普通酒は吟醸酒や純米酒、本醸造酒などの「特定名称酒」に分類されない日本酒のことを指します。では他と比べて劣るのかというとそうではありません。分類されずとも美味しい普通酒はたくさんあるので、期待して飲んでみてくださいね。
「れいざん」ではこちら2種類。
- 粋撰 れいざん
- 粋撰凌快
粋撰 れいざん
粋撰 れいざんは、ちょうどいいコクとキレを持ち合わせた、昔ながらの日本酒として親しまれています。辛さのあとに米の旨味が広がります。
れいざん 粋撰 普通酒。
— フライングオニオン (@josephk9876) February 10, 2020
口に含むとキリリと引き締まった辛さの後に、まろやかなコクと柔らかな米の甘味がまったりと広がる。
燗を付ければ旨味が優しく膨らみ、飲み飽きない最高の日常酒に。
普通酒では久々の大ヒットで、今度熊本に行ったときは、同じ酒蔵の"上撰 霊山"の購入を固く決意! pic.twitter.com/iMiTjLyDRL
普段飲みしやすい1000円以内のお酒( 阿蘇の酒 れいざん・オンラインショップ )でありながら、味わいしっかりのさらっとした日本酒のようです。熱燗がおすすめのようですが、冷酒でも美味しいそうですよ。
れいざん 粋撰凌快(すいせんりょうかい)
500円以内で楽しめる、キレのあるお酒を探すなら、れいざん 粋撰凌快(すいせんりょうかい) がおすすめ。 茶のれいざんは、昔ながらの味わいとして人気があるようです。味わいは軽めに作られているとのこと。
限定?の貰い物、寒造りれいざん粋撰凌快。しっかりした味で蒸しかきに合う♡ pic.twitter.com/IFQmFVXA5j
— aki hama (@instantmasala) March 4, 2015
Twitterの評価では、安いながらも味わいはしっかり感じた様子。蒸しかきを肴に…美味しそうです。熱燗でも冷酒でも美味しくいただけます。
にごり酒
にごり酒は名前の通り、白くにごったお酒のことです。発酵させた醪(もろみ)を敢えて粗い布で濾し、酵母や溶け残った細かい米麹を残しているのです。そのおかげで、にごり酒ならではの芳醇な香りと味わい、食感などを楽しむことができます。「れいざん」のにごり酒はこちら。
- れいざん C1s
れいざん C1s
C1sって何?と思われますよね。私も思いました。どうやらChallenge:挑戦、Creative:創造的、Colorful:色とりどり、Cordial:真心こめた、Cozy:心地よい、Cool:かっこいい、Cheers:乾杯など、様々な意味の「C」が込められているそう。
あえて詳細なスペックは公表せず、先入観無しで楽しんでもらいたいというなかなか挑戦的な一本で、コロナ禍で鬱屈した気持ちが溜まった日々に是非飲みたい一本ですね。
日常を少しだけ離れて、笑って飲んで欲しいという「あったかい」気持ちが、「れいざん」シリーズからは伝わってきます。おいしい料理が進むさらりとしたお酒で、きっと会話も弾むことでしょう!
れいざんを作る熊本の自然
日本酒造りに欠かせない水と米、そして酵母。「れいざん」は、愛する地元・熊本の自然を余すことなく使った熊本の酒です。その美味しさの魅力に迫ります。
美味しい水
熊本の日本酒を作る大事な要素の一つ目は「水」。 熊本は「火の国」と呼ばれますが、地下水豊富な「水の国」の面も持っています。湧水源はなんと1000カ所以上。軟水から硬水まで湧き出し、それが酒蔵ごとの個性へと繋がります。
美味しい米
熊本の日本酒を作る大事な要素の二つ目は「米」。 おいしい酒造りを支える酒造好適米。有名な「山田錦」と熊本県の育成品種「夢いずみ」をかけ合わせたオリジナル酒米「華錦」が「れいざん」の味わいを作り出します。「華錦」は14年もの歳月をかけ開発された米で、稲穂が倒れにくく、粒そのものも大きいのが特徴です。
独自の酵母
熊本の日本酒を作る大事な要素の三つ目は「熊本酵母」。熊本酵母の特徴はこちらです。
- 酸が穏やか
- 華やかな香りを作ることができる
- 発酵力に優れる
ちなみに発酵力が優れていると、さまざまなタイプの清酒を杜氏のイメージ通りに造ることが可能となります。
これらの性質が認められ、日本醸造協会の「きょうかい9号酵母」として採用されると、1968(昭和43)年には全国への頒布が始まりました。それにより全国で香りのよいお酒が作られ、吟醸酒人気の火付け役ともなったのです。
水とお米と酵母。日本酒作りに欠かせない大事な三つの要素が揃った熊本の日本酒。飲まなきゃもったいないですね!
そんな自然あふれる熊本。これは現地で楽しみたい!と思う場合は、こちらの観光記事も是非ご一緒に!
まとめ
ここまで熊本の地酒「れいざん」を、口コミと共にご紹介してきました。まずはその種類の多さに驚いたのではないでしょうか。とはいえ、期間限定品なども含めると、実はこれよりも多いのです!その開発力にも目をみはるものがありますね。
それではまとめです。
- 種類が多く、好みのものを探せる
- 料理の味を邪魔しない、すっきり、さらさらと飲めるものが多い
- 飲みの場を楽しんで欲しいという「あったかい」気持ちが一貫して込められている
- 水、米、酵母と、熊本の自然が余すことなく使われている
昔は地元でしか飲めなかった地酒ですが、今ではオンラインでも気軽に買うことができます。楽天はもとより、れいざんを専門に扱う「阿蘇の酒 れいざん・オンラインショップ」も是非ご覧ください!
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
有名銘柄はなかなか手に入らない!
日本酒好きじゃなくとも一度は耳にしたことがある「獺祭」や「十四代」といった有名銘柄。飲んでみたいと思っても、手に入れること自体かなり大変です。
しかし、ちょっとしたコツを知ることで入手できるようになるかもしれません。
⇒【唎酒師厳選】市場に出回らない幻の日本酒11選と入手方法を見る使ったあとの徳利、ちゃんと洗えてる?
首元がキュッと細くなった特徴的な形をしている徳利。スポンジも入らないし、水と洗剤を入れてシャカシャカして終わり!…えっ、ホントにそれで大丈夫⁉
中の汚れを目で確認することもできないし、何より乾きづらい徳利は、ちゃんと洗えていないとカビが生えてしまうことも。そんな徳利で日本酒を飲んでいるとしたら…?
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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