田中六五×松本日出彦「田中松本」を徹底解明!熱い絆が生んだ日本酒

日本酒の変態 KAZU

唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。

詳しいプロフィールはこちら

※プロモーションを含みます

福岡の日本酒で有名な田中六五と京都の日本酒通では知らない人はいないという酒職人、松本日出彦とのコラボで生まれた「田中松本」

この日本酒が誕生するあたってはいろいろと訳があったようで…これを知らずに飲むなんてもったいない!
そんなストーリーも交えながら、田中松本の味わいや特徴、飲んだ人の感想など詳しく徹底解明していきます。

読み終えた後には、田中松本をじっくり味わい深く感じられることでしょう

田中松本とはどんな日本酒?

引用:白糸酒造

田中松本とは、福岡にある田中六五を生み出す白糸酒造の8代目・田中克典京都にある松本酒造で蔵元杜氏であった松本日出彦がタッグを組んだ日本酒。誕生に至ったストーリーを詳しく解明していきます。

松本日出彦という人物

1982年、京都出身の松本日出彦は4年制大学卒業後、短期大学にて醸造について学びます。

短大を卒業後、名古屋市の萬乗醸造にて修行を経たのち、家業に戻り老舗酒造である「松本酒造」にて酒造りに携わります。

28歳の若さで杜氏を務め、代表作である「澤やまつもと守破離」などの日本酒を生み出しました。幅広い多くの日本酒ファンを集めた注目の若手酒職人です。

しかし2020年、当時酒造りには携わっていなった大株主である親戚により、松本酒造の社長であった父親が強引に解任され、それに納得が出来なかった息子の松本日出彦も実家である松本酒造を去ることになります。

松本酒造お家騒動とも呼ばれるこの事件、日本酒通の中では有名でSNSで当時話題になりました。

KAZU

杜氏が変わるという事は日本酒の味も変わってしまう可能性が高いからね、日本酒通にとって悲しい出来事だったなぁ…。

ゆはな

まだ若くてこれから!ってときに大変な経験をしたんだね。

KAZU

松本日出彦さんは学生時代にラグビーで全国制覇をしたり、プロのDJを目指したりしたこともあるんだよ。才能がすごいよね!

KAZU

ラグビーで全国制覇…!熱い男って感じだね。

KAZU

いろんな才能を持ちながらも、実家で酒造りをするためにせっかく醸造の勉強や修行も経て、杜氏として活躍が出来ていたのにね。

なんかやりきれない気持ちになってしまうな~。

ゆはな

でもその事件のあとにこの「田中松本」は生まれたんでしょ?

しかも田中六五とのコラボって形で生まれたのには何かあったの?

武者修行として誕生

2020年に松本酒造を去ることになった松本日出彦。当時はやりきれない気持ちから内にこもってしまったそう。

そんな時「松本日出彦という酒職人をなくしてはならない」という思いで五つの蔵の酒職人が一緒に酒造りをしよう、と声を掛けました

その五つの蔵とは、

  1. 花の香酒造(熊本県・花の香などを手がける)
  2. 白糸酒造(福岡県・田中六五などを手がける)
  3. 冨田酒造(滋賀県・七本槍などを手がける)
  4. せんきん(栃木県・仙禽などを手がける)
  5. 新政酒造(秋田県・Colorsなどを手がける)

そしてこの酒造りを松本日出彦は「武者修行」と題し、新たな酒造りに取り組むことになります。

その5つの蔵元の中にある白糸酒造、8代目・田中克典とのタッグで生まれたのがこの「田中松本」というわけなのです。

田中克典との出会いは短大時代。当時は特別仲が良かったわけではなかったらしい(笑)同年代の酒職人の中で輪が広まり、田中は今回のことで松本の酒造りを学びたいし、遊びたいという気持ちで声をかけたとか。遊びたいというところに男の友情を感じますよね…!

こうして時を経て巡り合わせるのも縁があったんですかね。

白糸酒造・田中六五とは?

糸島の水、古くからの伝統ハネ木搾りのという製法を守りながらも、新しい酒造りにチャレンジをし続ける福岡県糸島の白糸酒造。

山田錦の田んぼの中に酒蔵があり、精米65%でつくる。主張をせず、定番で愛される日本酒として生まれたのが田中六五です。

田中六五についてもっと詳しく知りたい方はこちらも合わせてお読みください!

田中松本の味わいや特徴はいかに?

引用:酒乃店もりした

こうして生まれた「田中松本」ですが、どのような特徴や味わいなのでしょうか?

田中松本は白糸酒造の大事にしている仕込みに使う糸島の水、ハネ木搾り製造を用い、その他
酵母・米麹の作り方・もろみの仕込みや管理などすべて松本日出彦が主導しています

田中松本の特徴
  • ハネ木搾り製法
  • 仕込みの水は白糸の滝の伏流水
  • 酒米は兵庫県東条・西戸産の山田錦のみを使用
  • 精米歩合 55%
  • アルコール度 14度

その味わいは、口に含んだ時のなめらかさやふくよかさを感じる旨みが田中六五に似ていると酒造りをした松本と田中は話しています。

その要因は大きく水が関係しているとのこと。酒造りに水が大切とはよく聞きますよね。

田中松本の口コミ

実際に田中松本を飲んだ人はどのような口コミをしているのか。

いろいろなサイトやSNSに寄せられていた口コミから見られた田中松本の味わいをまとめてみました。

田中松本の口コミ
  • 甘さや軽快さバランスの取れている味
  • 澤やまつもとの味にどことなく似ている!
  • 軽くて飲みやすい。うまい。
  • フルーティーな味わい甘み旨みを感じる。
  • 田中六五より甘味が強く感じられる

酒造りをした松本や田中は出来上がったときに田中六五の味わい似ていると話していましたが…

なんと以外にも、実際に飲んだ人は松本の味に似ているとの口コミが数件見られました!

ということは、田中六五の美味しさも、松本日出彦の松本酒造で培った酒造りの美味しさもどちらも楽しめるということですね!

どこで購入できる?

田中松本は、いくつかの酒屋のオンラインショップにて取り扱いがありますが、現在ほとんどが品切れとなっているようです。

購入をされる際は問い合わせをしてみましょう。

補足情報!!

松本日出彦がついに2022年1月より新たに京都で酒蔵を立ち上げました!
その名も「日日醸造」。先ずは先行として武者修行シリーズ第2弾スタートは白糸酒造とのコラボ酒を発売されています。

引用:ましだや

まとめ

  • 酒職人の松本日出彦は実家の酒蔵を去る出来事があり、それをきっかけに声をかけた蔵元とのコラボ武者修行として酒造りにチャレンジした
  • 田中六五を造る白糸酒造8代目・田中克典とのコラボで生まれた日本酒が田中松本
  • 田中六五の守っている水や製造方法を守りながら松本らしい酒造りにより、どちらのよさも感じられる味わいの日本酒である
  • 田中松本は酒店オンラインショップでの販売がある

田中松本の生まれたこのストーリー。仲間の支えがあって松本日出彦がもう一度立ち上がり酒造りにチャレンジができたなんて、なんだかぐっとくるものがありますね…!

このストーリーや、あなたの大切な仲間を思い浮かべながら飲んでみるとまた、田中松本がより美味しく、味わい深く感じられることでしょう

サイト管理人プロフィール
  • 名前:KAZU
  • 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
  • 保有資格:唎酒師
  • 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
  • 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
  • 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男

有名銘柄はなかなか手に入らない!
日本酒好きじゃなくとも一度は耳にしたことがある「獺祭」や「十四代」といった有名銘柄。飲んでみたいと思っても、手に入れること自体かなり大変です。
しかし、ちょっとしたコツを知ることで入手できるようになるかもしれません。
【唎酒師厳選】市場に出回らない幻の日本酒11選と入手方法を見る

使ったあとの徳利、ちゃんと洗えてる?
首元がキュッと細くなった特徴的な形をしている徳利。スポンジも入らないし、水と洗剤を入れてシャカシャカして終わり!…えっ、ホントにそれで大丈夫⁉

中の汚れを目で確認することもできないし、何より乾きづらい徳利は、ちゃんと洗えていないとカビが生えてしまうことも。そんな徳利で日本酒を飲んでいるとしたら…?
徳利の洗い方!ポイントがわかればだれでも簡単!を見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)