地元大阪で愛され続ける呉春(ごしゅん)。「食事に合う」「コスパがいい」とよく言われている日本酒ですが、呉春の熱燗、ほんと美味しいんです!
呉春は、普通酒、本醸造酒、特別吟醸酒の3銘柄と期間限定の大吟醸酒のラインナップ。
今回は、呉春で熱燗にいちばんオススメの銘柄と、全銘柄について詳しくお伝えします!
\いちばんオススメはコレ!/
Table of Contents
呉春で熱燗にすると美味しい銘柄は「呉春 本丸 本醸造酒」
数ある呉春の中でも、ぜひ熱燗で飲んでほしい銘柄はコレ!
「呉春 本丸」は、まろやかな旨みが人気の日本酒。冷やでも美味しいんですが、熱燗にするとお米の甘みとコクがより深まります。
料理に合わせて飲むとより美味しくなる日本酒なので、お食事時や晩酌にピッタリですよ。
使用米 | 朝日、(麹米/アケボノ、掛米/八反錦) |
精米歩合 | 65% |
アルコール度 | 15.9度 |
日本酒度 | ±0 |
価格 | 1800ml/2970円(税込) |
- 熱燗がおいしい日本酒でずっと飲める
- 飲み飽きない!コスパ最高!
- 王道の日本酒って感じ
口コミでも熱燗推しの方が多かったです。日本酒度が±0で甘くもなく辛くもない、お米の旨みをしっかり感じられる日本酒なので、ずーっと美味しく飲めるんですね。
冷やで飲んだときは、口に含むと最初に辛味がきたけれど、熱燗にすると、その辛味もまろやかになってお米本来の旨さを感じました!
\熱燗で飲んでみて!/
呉春の他の銘柄の評判や口コミ
呉春のラインナップを全てをご紹介します!
池田酒(呉春 普通酒)
地元で長く愛される呉春酒造を代表する日本酒はコレ!
コストパフォーマンスが高く、日常酒としてお家に常に置いておきたいと人気がありますよ。スッキリとした味で飲み飽きしないところが魅力です。
使用米 | 五百万石 |
精米歩合 | 68% |
アルコール度 | 15.9度 |
日本酒度 | ±0 |
価格 | 1800ml/2178円(税込) |
- 料理との相性抜群なので、食事と一緒に楽しめる!
- 冷やも美味しいけど、熱燗にしても美味しい。どんな温度でも楽しめる
- 煮物や焼き魚に合わせるとどんどん飲んでしまう
食事に合うという口コミがたくさん!スッキリした味わいなので、結構濃いめの味付けの料理に合いそうですね。毎日飽きずに飲める日本酒ということがわかります。
呉春 特吟(呉春 特別吟醸酒)
こちらは、幻の酒米と言われる赤磐雄町を使用した特別な大吟醸酒の呉春。
その造り方はとっても手間がかかっているんです!まず搾った後に火入れしたお酒をタンク内で一定期間熟成させます。その後、瓶詰め時にもう一度火入れ。
蔵出しの際は、まだほのかに温かい状態なんだとか!
人気で品切れになることも。見つけたときにはぜひ味わいたい特別な銘柄ですよ。
使用米 | 赤磐雄町 |
精米歩合 | 50% |
アルコール度 | 16〜17度 |
日本酒度 | ±0 |
価格 | 1800ml/5280円(税込) |
- とにかく美味しかった!コレは一度は飲んでほしい!
- 本丸や池田酒よりさらにスッキリしている
- ハチミツのような甘さがあって、フルーティな吟醸香を感じるお酒
口コミではスッキリという印象とフルーティーという印象が目立ちました。甘さがあってスッキリしていると、女性も飲みやすそうですね!
呉春 大吟醸(期間限定品)2024年も販売あり!
なんと1年に4回だけ!2009年から販売されたこの大吟醸酒は、9月〜12月の間に4回だけ蔵出しされる限定品なんです!
幻の酒米と言われる赤磐雄町をとても贅沢に半分以上精米し、じっくり低温熟成で仕上げています。
使用米 | 赤磐雄町 |
精米歩合 | 40% |
アルコール度 | 16〜17度 |
日本酒度 | ±0 |
価格 | 1800ml/6534円(税込) |
販売されない年もある、数が限られた希少な日本酒なので、見つけたらぜひ購入したい銘柄です。2024年も9月から蔵出しが開始されていますよー!
呉春を造っている呉春酒造について
地元大阪でずっと愛されている呉春酒造はどんな酒蔵なんでしょうか。
呉春は大阪の地酒
呉春酒造は、大阪府北部の池田市にある酒造です。池田市には昔38軒も酒蔵がありましたが、今は呉春酒造を含めて2軒だけ。
井戸から汲み上げた地下水を使って醸造しており、呉春酒造の造るすっきりと飲みやすい日本酒は多くの人に愛されています。
呉春の意味は?
呉春という日本酒の名前の意味は、「呉」は池田の古称「呉服(くれは)の里」から、「春」は中国唐代の通語で「酒」という意味からで、合わせて「池田の酒」という意味になります。
呉春は実は、小説家の谷崎潤一郎にも愛された日本酒。先代社長の西田秀生さんが谷崎さんと交流があり、呉春は2人で酌み交わしたと言われています。
あの『春琴抄』や『細雪』を書いた谷崎潤一郎も飲んでたなんて…!読み返しながら飲みたいなぁ。
まとめ
- 呉春で熱燗にオススメの銘柄は「呉春 本丸 本醸造酒」
- 蔵出しされない年もある期間限定品の「呉春 大吟醸」2024年の蔵出しあり!
- 呉春は、小説家の谷崎潤一郎も愛した日本酒
冷やでも美味しいですが、熱燗にすればもっと美味しい呉春をご紹介しました!
呉春は、日本酒度が±0と日本酒が初めてでもチャレンジしやすい日本酒。ぜひ、お料理に合わせて、晩酌のおつまみに合わせて、楽しんでみてくださいね!
サイト管理人プロフィール
- 名前:KAZU
- 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
- 保有資格:唎酒師
- 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
- 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
- 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男
有名銘柄はなかなか手に入らない!
日本酒好きじゃなくとも一度は耳にしたことがある「獺祭」や「十四代」といった有名銘柄。飲んでみたいと思っても、手に入れること自体かなり大変です。
しかし、ちょっとしたコツを知ることで入手できるようになるかもしれません。
⇒【唎酒師厳選】市場に出回らない幻の日本酒11選と入手方法を見る使ったあとの徳利、ちゃんと洗えてる?
首元がキュッと細くなった特徴的な形をしている徳利。スポンジも入らないし、水と洗剤を入れてシャカシャカして終わり!…えっ、ホントにそれで大丈夫⁉
中の汚れを目で確認することもできないし、何より乾きづらい徳利は、ちゃんと洗えていないとカビが生えてしまうことも。そんな徳利で日本酒を飲んでいるとしたら…?
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唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。
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