「れいざん」豊富な種類をご紹介!あなた好みの一品を見つけてみて

日本酒の変態 KAZU

唎酒師(ききさけし)の資格を持つウマヅラの男。どうも日本酒の変態 KAZUです。寝ても覚めても日本酒のことばかり考えて生活中。

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300年もの歴史を持つ「れいざん」。宝歴12年(1762年)に熊本県阿蘇にある山村酒造で造れらたお酒です。昔から地元の人に愛され続け、今では全国各地で阿蘇のお酒として親しまれています。

「れいざん」は、種類が豊富なためにどれを選ぼうか迷ってしまうと思います。実は、私も「れいざん」に初めて出会った時は何を飲もうか迷ってしまったうちのひとりなんです。でも、迷ってしまって飲まないのはもったいないお酒ですよ。

迷った方はもちろん、「れいざん」のことを少しでも気になった方はこの記事をぜひご覧になってみてください。今から「れいざん」のシリーズ全ての日本酒をご紹介します。こんなに種類が多いお酒だからこそ、きっとあなた好みの一品に出会えること間違いなしですよ。

まずは「れいざん」について簡単にご紹介しましょう。

「れいざん」とは?

熊本を代表する日本酒のひとつに、「れいざん」が挙げられます。阿蘇山のふもとの高森町にある山村酒造が手掛けた人気のお酒。「れいざん」ってどんな意味なのか気になりますよね。

「れいざん」名の由来

昔の人々は威厳ある山を神々が宿る山「霊山」と呼んで崇拝していました。日本中に「霊山」とされる山はたくさんありますが、熊本を代表する「阿蘇山」もそのひとつ。

火の神様と農耕の神様が奉り称えられ、まさに「霊山」と呼ぶにふさわしい山なんです。

これに因んで、「霊山」「れいざん」と命名されたそうです。

「れいざん」とは

阿蘇山の豊かな伏流水と阿蘇の磨き上げられた米、阿蘇の人々の手によって丁寧に造られている「れいざん」。

酵母をゆっくりと時間をかけて発酵させる三段仕込みにより、こだわりのある味わいに力を注いでいます。

「れいざん」が地元で愛されている理由のひとつは、造り手の想いがこもったその味わいです。

お酒の凄さを前面に主張するのではなく、場の雰囲気やお料理の引き立て役に徹する味わい。

そんな飲み手の心情を一番に考えて造られている「れいざん」は長い時間飲み交わしても飽きのこない日本酒として愛されています。

ワイワイ楽しい雰囲気の中、美味しい食事と共に飲み交わすのがピッタリの「れいざん」は豊富な種類を取り揃えています。

あなたが飲みたいシーンとベストマッチな「れいざん」を是非見つけ出してみてくださいね。

「れいざん」の豊富な種類

いくら豊富な種類と言ってもピンときませんよね。今からお酒の種類別に「れいざん」全製品を(内容量を添えて)ご紹介します。まずはその全種類をご覧になってみてください。

吟醸酒
  • 大吟醸「れいざん」木箱入/1,800ml
  • 純米吟醸「れいざん」箱入/1,800ml/720ml
  • 大吟醸「れいざん」箱入/720ml
  • 「れいざん×北斗の拳 純米吟醸レイ斬!」/720ml
  • 純米吟醸「寿安山」/300ml
純米酒
  • 「れいざん」純米酒/1,800ml/720ml
  • 「れいざん×北斗の拳 純米酒レイ斬!」/720ml
  • 特別純米「れいざん阿蘇ものがたり」/720ml
  • 純米酒「あその」/720ml
  • 「阿蘇の酒れいざん醇酒明快(じゅんしゅめいかい)」/300ml
  • 「霊山新酒 「春待酒」ささにごり」(早春限定)/720ml
  • 「阿蘇の夜霧(スプレー)」/100ml
原酒
  • 「れいざんしぼりたて」純米生原酒(冬季限定)/1,800ml/720ml
  • 「れいざん」本醸造原酒/1,800ml/720ml
  • 本醸造原酒「白川水源」/720ml
  • 「阿蘇の酒れいざん原酒豪快(げんしゅごうかい)」/300ml
本醸造酒
  • 「れいざん」本醸造/1,800ml/720ml
  • 「上撰 霊山」/1,800ml/720ml
  • 「阿蘇の酒れいざん 純金入」/1,800ml
  • 「阿蘇の酒れいざん麗酒爽快(れいしゅそうかい)」/300ml
  • 「れいざん 本醸造 カップ」/180ml
  • 「れいざん 本醸造 徳利瓶」/180ml
普通酒
  • 「粋選 れいざん」/1,800ml/720ml
  • 「粋選 千本桜」/1,800ml
  • 「阿蘇の酒れいざん粋撰凌快(すいせんりょうかい)」/300ml
にごり酒
  • 「れいざんC1s」/300ml
  • 「阿蘇の酒れいざん にごり酒(冬期限定)」/720ml
  • 「霊山新酒「春待酒」ささにごり(早春限定)」/720ml

気になる一品はありましたか。たくさんの種類に圧倒されそうですが、個性的なネーミングが多いので名前だけでどんなお酒なのか想像するのも楽しいですよね。

次は、みなさんが知りたい「れいざん」をご紹介します。多様なラインナップなので、お酒の種別ごとにまとめてみました。ゆっくりとご覧になってください。

吟醸酒

いよいよみなさんが知りたい「れいざん」の特徴、味わいなどをお伝えしていきますね。まずは「吟醸酒」から順にご紹介します。

大吟醸「れいざん」

「れいざん」大吟醸特有の華やかな香りと、深みのある味わい常温よりも低い温度で飲むのをオススメします。

・アルコール度数 17度


「れいざん×北斗の拳 純米吟醸レイ斬!」/720ml

北斗の拳レイがみせるキレッキレの技、南斗水鳥拳奥義・飛翔白麗のような冴えわたるキレが特徴。吟醸香はやわらかく、豊かな味わいです。予約商品になります。

ラベルには、白髪のレイとキレのある文字がデザインされています。

・アルコール度数 15度

・価格 \2,750 (内税)


純米吟醸「れいざん

適度な熟成によりまろやかなのに後味はスッキリした味わい。見た目を裏切らない味の伝統ある阿蘇のお酒です。

・アルコール度数 15度


純米吟醸「寿安山」

阿蘇山の別名「寿安鎮國山」。これは明の世祖「永楽帝」が贈った言葉だそうです。この 「寿安鎮國山」 から名をいただいた 「寿安山」 はどんな味わいなのでしょうか。常温よりも低い温度でいただくのがオススメです。

・アルコール度数 15度

純米酒

「れいざん」純米酒

柔らかな香りの中に力強さと辛味をあわせ持つ、落ち着いた風味の日本酒です。オススメの飲み方は冷や、ぬる燗

・アルコール度数 15度・酸度 1.6


「れいざん×北斗の拳 純米酒レイ斬!」

ザコキャラが切り裂かれる様子を、キレの良いお酒と重ねて表現。レイの技、南斗水鳥拳のように美しいキレの良さが特徴の純米酒です。

地元熊本県のオリジナル酒米、華錦で造られた純米酒。

スッキリとしていて飲む人を選ばない、どんなシーンでも飲む人に合わせてくれるような日本酒です。予約商品になります。

・アルコール度数 15度


特別純米「れいざん阿蘇ものがたり」

戦後失われてしまっていた幻の酒米「福神」をみごと復活させ、その福神で仕込んだ特別純米です。

歴史ある阿蘇の物語のように熟成された「阿蘇ものがたり」は、旨みの深い日本酒です。冷や、ぬる燗で、是非お食事と共に召し上がって欲しい一本です。

・アルコール度数 15度


純米酒「あその」/720ml

奥に潜むようなやわらかな香りに、味わいもまろやか落ち着いた雰囲気の純米酒です。

スキッとしたブルーのボトルと、ラベルの淡いブルーが気持ちをホッと落ち着かせてくれます。おススメの温度は冷や、またはぬる燗

・アルコール度数 15度


「阿蘇の酒れいざん醇酒明快(じゅんしゅめいかい)」

深みのある緑のれいざんは、まさに正統派の日本酒。見た目どおり、コクのある芳醇な味わいで香りはやわらか

燗酒でも冷やしても美味しくいただけます。

・アルコール度数 15度


「霊山新酒 「春待酒」ささにごり」(早春限定)

こちらは、早春の限定発売商品。ボトルの見た目どおり春らしいフレッシュな日本酒。春風のようにやわらかくて爽やかな味わいが楽しめます。

粗漉しのもろみで、ほんのりにごっています。よく混ざるようにゆっくりと瓶をまわして召し上がってくださいね。

・アルコール度数 14度

原酒

「れいざんしぼりたて」純米生原酒(冬季限定)

冬の時期、出来上がってすぐの純米酒を搾ってそのままを瓶づめ。生原酒ならではのフレッシュで芳醇な味わいが楽しめます。

「れいざんしぼりたて」は冬期限定の販売です。冬ならではの貴重な純米生原酒を是非トライしてみてはいかがでしょうか。

・アルコール度数 19度


「れいざん」本醸造原酒

赤いラベルがインパクトのれいざんは、搾ってそのままの原酒を火入れ。しっかり熟成された原酒は、しっかり美味しく仕上がっています。

オススメはロック。いかつい氷にも負けない厚なコクと味わいが特徴です。

・アルコール度数 19度


本醸造原酒「白川水源」

官公庁の「名水百選」に選ばれるほど有名な白川水源。この白川水源の水で仕込み、搾ったそのままの原酒。

原酒ならではの濃厚な味わいとコクを存分に楽しめる本醸造原酒です。

冷やも美味しいのですが、特にオススメなのはロックです。

・アルコール度数 19度


「阿蘇の酒れいざん原酒豪快(げんしゅごうかい)」/300ml

真っ赤なラベルでキリッとしまった見た目どおり、濃厚でしっかりとした味わいが特徴です。キンキンの冷えにも負けない貯蔵熟成酒

オススメはもちろんロック。是非!ためしてみて欲しい原酒です。

・アルコール度数 19度

本醸造酒

「れいざん」本醸造

熊本県産の酒米あきげしき、湧き水、地元の人によって造られた「山のお酒」です。飲み飽きない味わいと、キレの良さが心地よい飲み口

飲み方は、冷やでも燗酒でも美味しくいただけます。

特にオススメの飲み方は、燗酒ですね。是非トライしてみて欲しいです。

・アルコール度数 15度


「上撰 霊山」

阿蘇山を思わせる、どっしりとした見た目ですね。地元阿蘇の特別な水で醸された山のお酒「霊山」。

辛口なのに強い旨味で辛さを感じさせない、旨いお酒です。

オススメの飲み方は、燗酒・冷やなど。

・アルコール度数 15度


「阿蘇の酒れいざん 純金入」

ゴールドのラベルが目を引く、金箔入りの贅沢なお酒ですね。「れいざん」ならではのキレの良さと金箔で気持ちが盛り上がりそうです。

見た目にも豪華なので、お祝いの席にピッタリの1本です。

・アルコール度数 15度


「阿蘇の酒れいざん麗酒爽快(れいしゅそうかい)」

青の「れいざん」は、食事のお供の定番ですね。生酒ならではの風味を残しつつスッキリとした味わいは、どんなお料理にもよく合いますよ。

スッキリとした香りも楽しみつつ、今夜の晩酌にどうぞ。

・アルコール度数 14度 ・要冷蔵

普通酒

「粋選 れいざん」

落ち着いたボトルから、ホッとする感じが伝わりますね。食事を引き立てるコクのある味わいとキレ。昔から伝わる阿蘇の懐かしい日本酒をこの「れいざん」で味わっていただきたいです。

燗でも冷やでも良く合います。

・アルコール度数 14度


「粋選 千本桜」

華やかなラベルがとても素敵ですよね。伝統ある阿蘇の米と水と人が醸した、昔ながらの日本酒。程よい味わいが懐かしさを引き立て、コクもキレも楽しめるお酒です。

燗でも冷やでも美味しくいただけるので、どちらも試してみて欲しいです。

・アルコール度数 14度


「阿蘇の酒れいざん粋撰凌快(すいせんりょうかい)」

300シリーズの「れいざん」は軽めの口当たりで、やわらかな味わいとキレを楽しめます。昔ながらの「れいざん」をリーズナブルに楽しみたい方は、是非どうぞ。

燗でも冷やでも良く合いますよ。

・アルコール度数 14度

にごり酒

「阿蘇の酒れいざん にごり酒(冬期限定)」

伝統ある技術で醸した冬期限定のにごり酒です。搾りの時にあらごしすることにより、どぶろくのような味わいを醸したお酒です。

「れいざん」特有のやわらかな味わいに甘さが加わりキレの良さは健在で、とても口当たりの良い日本酒です。冬期ならではの味わいを是非体験してみてください。

・アルコール度数 15度


「霊山新酒「春待酒」ささにごり(早春限定)」

こちらは、早春の限定発売商品。ボトルの見た目どおり春らしいフレッシュな日本酒。春風のようにやわらかくて爽やかな味わいが楽しめます。

粗漉しのもろみで、ほんのりにごっています。よく混ざるようにゆっくりと瓶を回して召し上がってくださいね。

・アルコール度数 14度


「れいざんC1s」

コロナ渦の影響で、今まで造ったことのない日本酒に挑戦。「挑戦・創造的・色とりどり・真心込めた・心地よい・かっこいい・乾杯」など様々な言葉の意味を込めて、そのスペルの頭文字「C」を名に付けたそうです。

s」は、「ソロ・シャープ・ショート」を意味し、とにかくいろいろな「C1s」を楽しんでもえらえるようにと造ったお酒だそうです。詳細などもあえて公表されていません。

そんな造り手の想いを受けて、純粋に楽しんで飲んでみたいお酒です。

まとめ

  • やわらかくスッキリとした味わいが好きな方にオススメ
  • 食事と合わせていただくと本領発揮し、料理の美味しさをワンランクアップさせてくれる
  • 種類が豊富なので、自分好みの一本が見つけられる

いかがでしたか。私は「れいざん」の豊富な種類を目にして次から次へと飲みたくなり、ワクワクしてしまっています。

「れいざん」は、ほとんどが地元阿蘇で飲まれているレアなお酒なのですが、オンラインショップでも簡単に手に入ります。ぜひ阿蘇の地酒「れいざん」を楽しんでくださいね。

「れいざん」をもっと詳しく知りたくなった方は、こちらの記事も覗いてみてください。あなたが知りたい情報が満載で面白いですよ。

サイト管理人プロフィール
  • 名前:KAZU
  • 正体:普段は会社員として働いている、しかし仕事をしながらも頭の中では日本酒のことしか考えていないウマヅラ男
  • 保有資格:唎酒師
  • 趣味:日本酒を飲む、日本酒を眺める、日本酒飲みながら風呂に入る、飲んだ日本酒のラベルをコレクションする
  • 覚醒のきっかけ:寒い冬の夜に飲んだ熱燗があまりにも美味しく、そこから私の日本酒愛が始まった
  • 詳しいプロフィールはこちら→【プロフィール】日本酒が変態的に好きすぎる男

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